banner

banner

犬の多頭飼いについて | いっしょに仲良く散歩するためのコツと注意点

お気に入りに追加

犬の多頭飼いをしているご家庭が増えてきて、2頭、3頭といっしょに散歩に連れている人を見る機会も多くなりました。1頭ずつそれぞれを散歩させるのは時間がかかるので、みんないっしょに散歩するというご家庭が多いのではないでしょうか。

犬の散歩は毎日の大切な運動でもあるので、仲良く散歩してくれるのがベストですよね。今回は、多頭飼いで仲良く散歩するためのコツと注意点をご紹介します。

犬の多頭飼いについて | いっしょに仲良く散歩するためのコツと注意点
【実施中】Makuakeで<Petan編集部企画>抗菌防臭ペットベッド応援購入プロジェクトを開始しました!

あわせて読みたい

【実施中】Makuakeで<Petan編集部企画>抗菌防臭ペットベッド応援購入プロジェクトを開始しました!

目次

  1. 実際、多頭飼いの散歩は大変なの?
  2. いっしょに仲良く散歩するためのコツ
  3. 多頭飼いで散歩をするときの注意点について
  4. 仲良く多頭飼いの散歩に行くために

実際、多頭飼いの散歩は大変なの?

犬の散歩
Mr Moss

 犬も飼い主さんも多頭飼いでの散歩に慣れていないと、多頭の散歩は大変です。では、多頭飼いの散歩が大変な理由には、どのようなものがあるのでしょうか。 

犬同士の相性が合わない

 犬は年齢や性格によって、歩くスピードに差があります。早歩きの犬もいれば、ゆっくり歩きたいと思っている犬もいます。歩くスピードの相性が合わない犬同士を散歩に連れて行くと、お互いにストレスとなってしまい、散歩に行きたがらなくなってしまいます。 

散歩のしつけができていない

 普段から通行人や他の犬や猫などに対し吠える子の場合は、多頭での散歩になったときも、みんなで一斉に吠てしまう可能性があります。

また、あっちこっちに好き放題に歩いてリードが絡まり、ほどいている間にリードを放してしまったり。犬を散歩させるときのマナーでもある、排泄物の処理中もおとなしく待てないようであれば、多頭での散歩はできません。

散歩コースが安全ではない

 安全に散歩ができない環境は、犬だけではなく飼い主さんのストレスにもなります。交通量が多い道路では、万が一道路へはみ出してしまった場合、交通事故を引き起こしてしまう可能性があります。また、人の多い場所では、無駄吠えをしてしまったり、噛みついてしまったりなど、トラブルの原因となってしまいます。 

いっしょに仲良く散歩するためのコツ

犬
Helena Lopes Pexels

 初めての多頭飼いでも、少しずつ慣らしてあげることで多頭での散歩もできるようになります。仲良く散歩するためのポイントを押さえて、多頭飼いでの散歩デビューをしてみましょう。 

安全に散歩できる場所まで移動する

 せっかくの楽しい散歩も不安やストレスがある環境では意味がありません。安全に散歩できる場所まで、バギーやカートなどに乗せて移動したり、車で公園に出かけたり、安全に散歩できる工夫をしてあげましょう。 

1頭ずつの散歩のしつけはしっかりと

 散歩のしつけは、とても大切です。散歩をしていると、車が走っていたり、歩いている人や他に散歩をしている犬など、犬からすると気になるものがたくさんあります。普段見慣れない猫や、風に飛ばされる落ち葉などを見つけると、吠えたり追いかけたりと興奮してしまう犬もいます。まずは、1頭での散歩でも飼い主さんの指示に従えるよう、しっかりとしつけることが大切です。 

多頭引きリードを使う

 多頭での散歩では、連れて行く頭数分のリードを持つようになります。絡まってしまったり、放してしまうのを防ぐために多頭引きリードを使ってみてはいかがでしょうか。飼い主さんが持つリードは1つになりますが、中間に短いリードをつなぐことができるようになっているので、2頭、3頭と増やすことができます。犬同士の間隔が狭くなるので、あっちこっちに動き回って絡まるということが少なくなります。 

多頭飼いで散歩をするときの注意点について

犬の散歩
revolt Unsplash

 すべての子が、多頭で散歩に行けるわけではありません。多頭での散歩に向かないタイプの子もいますので、愛犬の様子をしっかりと観察してあげましょう。 

1度にたくさんの犬を連れて行かない

 多頭飼いでは、2頭以上飼っている家庭も多いです。多頭の散歩に慣れていないうちは、2頭ずつ散歩に慣らしていくことをおすすめします。多頭での散歩に慣れた子でも、散歩にかかる時間を短縮するために、1度に4頭や5頭とたくさんの犬を連れて行くことは、自分も愛犬も安全に散歩することができない可能性があります。3頭以上連れて行く場合は、2頭か3頭ずつに分けて連れて行くようにしましょう。 

飼い主さんが使いやすいリードを選ぶ

 愛犬の命を守る役割もあるリードですが、飼い主さんが使いにくいものでは安全に散歩をすることができません。中型犬や大型犬など力の強い子や引っ張りグセのある子に多頭引きリードを使うと、飼い主さんが引っ張られてしまい、転倒やケガの原因となってしまいます。愛犬と自分の安全のためにも、愛犬の歩行をコントロールできるリードを選びましょう。 

無理は禁物!理想は1頭ずつの散歩

 多頭での散歩に犬がストレスを感じているようであれば、無理をしてはいけません。散歩は犬の健康のためにも必要な運動です。本来であれば、1頭ずつの散歩が理想ですので、愛犬たちの表情や歩き方などにも注意してみましょう。また、多頭飼いをしていると、なかなか1頭1頭とじっくりと向き合う時間を取ることが少なくなってしまいます。そんな時は、1頭ずつ散歩に連れて行き、犬と飼い主さんのコミュニケーションを取る時間としてもいいのではないでしょうか。 

仲良く多頭飼いの散歩に行くために

犬の散歩
inonoyazy

 多頭飼いの散歩は、はじめから上手に散歩できるとは限りません。飼い主さんの工夫次第で、少しずつ慣らしてあげたり環境を整えてあげたりして、ようやく仲良く多頭飼いで散歩することができます。犬同士の相性を見極めて、多頭飼いの散歩を楽しんでくださいね。 

banner

komugi

この記事のライター

komugi

都内で愛犬のビーグルと暮らしています。コロナ期間中に肥満体型になってしまった愛犬のために食事や運動について勉強をはじめました。面白い発見や愛犬家の皆様に役立つ情報があればどんどん発信していきます!

【実施中】Makuakeで<Petan編集部企画>抗菌防臭ペットベッド応援購入プロジェクトを開始しました!

あわせて読みたい

【実施中】Makuakeで<Petan編集部企画>抗菌防臭ペットベッド応援購入プロジェクトを開始しました!

関連するキーワード

カテゴリー

人気記事ランキング

Petan独自調査

獣医師監修記事

おすすめ記事

人気のキーワード