犬を連れて電車に乗る際の注意点やルールまとめ!迷惑にならない乗り方は?
「愛犬と一緒に電車でお出かけしてみたいな」、「車を持っていないけど、たまには少し遠くに行ってみたい」と思ったことのある飼い主さんは少なくないのではないでしょうか?しかし、「犬を連れて電車に乗っていいの?」、「ルールやマナーがよくわからない・・」などの不安から、なかなかチャレンジできないということもありますよね。そこで本記事では、愛犬と快適にお出かけをするために知っておきたい「犬連れで電車に乗る場合の注意点やルール」をまとめました!人気の観光地に愛犬を連れて電車移動したい時のための迷惑をかけない乗り方や犬用のキャリーの情報もご紹介します。
目次
犬を連れて電車に乗る際に知っておきたい情報をまとめました
近年はペットの人気も高まっており、犬や猫をはじめ、可愛いペットと暮らしている人は多いですよね。
愛犬を連れてお出かけする際に知っておきたいのが電車の乗り方です。犬が吠えてしまうといったトラブルや、予期せぬ事態にならないように、愛犬と一緒に電車に乗る際のあれこれをまとめてチェックしましょう!
犬と一緒に電車に乗ることはできるの?
犬連れで旅行・お出かけに行くことがブームとなっている昨今ですが、そもそも犬と一緒に電車に乗ることができるのかどうか分からないという人も多いのではないでしょうか。実は電車は注意点やルールを守っておけば、犬連れの方であっても利用することができるようになっています。
電車は東京をはじめとする都会での交通手段としては非常に優れているので、犬連れでも迷惑をかけずに電車に乗ることができる方法を知っておくととっても便利です。ただ、吠える犬を電車に乗せてトラブルになってしまうこともあるのでマナーやルールを守らなければいけません。
実際に、犬連れで電車移動をすることで快適にお出かけしているという人も増えているようです。週末に人気の観光スポットやレジャースポットに愛犬と訪れたり、動物病院や人気のドッグラン施設に行ったりする際も、電車移動を活用してみてください。
ルールや注意点を事前にチェックしておこう
犬連れでも電車を使って移動することはできますが、事前にしっかりと犬連れの電車移動のルール・注意点をチェックしておくことが重要です。思わぬ点で他人の迷惑になってしまったり、交通機関のルールを乱してしまわないように注意してください。
車を使って移動する場合と、電車を使って移動するという場合で大きく異なっているポイントが、自家用車と違い電車という空間はたくさんの人が利用している公共の場であるということです。プライベート空間とは注意点も違います。
電車の場合は自分ではコントロールできないようなことも多くあります。人気の路線だと人が多くて犬にストレスがかかってしまうなんてこともありますし、急に犬が吠えることで周りの人に迷惑がかかったり、電車が止まってしまうというケースもあるので、色んなシーンを想定しておきましょう。
正しい乗り方を知っておけば旅行・お出かけも快適
犬を連れての電車での移動は、注意が必要なことや考慮すべき点はたくさんありますが、正しい犬連れの電車の利用方法をマスターしておけば、人気の旅行先へのお出かけであっても快適に楽しむことができます。愛犬とお出かけすることが好きだという人はぜひチェックしてください。
基本的に犬や猫などのペットを連れての移動には、車を使っての移動を選択する人が多いと思います。しかし、場所によっては電車でも快適に移動できるスポットもあります。車を持っていないという人でも電車移動なら気軽に愛犬を連れてお出かけができるのでおすすめです。
都心部だと電車移動している飼い主さんも多い
「実際に電車を使って愛犬と移動している人がどれくらいいるのか疑問」という人も多いのではないでしょうか。実は、最近はペット人気の高まりもあって、都心部を中心として犬を連れて電車移動をしている飼い主さんも増えてきています。都心にお住まいだという人は、犬連れでの電車利用方法をマスターしておくのがおすすめです。
東京などの都心部の場合は電車網が発達していて、車を使うよりも電車の方が移動しやすいというシーンも多いです。近場の公園に愛犬とお出かけしたいという時も便利ですし、運転免許がないという飼い主さんにもおすすめです。
緊急時のために情報を知っておくのも重要
都心部に住んでいるという人でも、愛犬と一緒に快適に移動するために車を持っているという人や、お出かけする場合にはレンタカーやカーシェアサービスを使っているという人も多いのではないでしょうか。そんな人であっても、緊急時のために犬を連れて電車移動する際のルール・方法を知っておくことをおすすめします。
車が何かのトラブルで使えなくなってしまう場合もありますし、急に公共交通機関での移動が必要になるという可能性もあります。また、災害時に電車を使わないといけなくなることもあるかもしれません。万が一に備えてあらかじめルールや注意点を知っておきましょう。
犬を連れて電車で移動するメリット
マイカーやバス、徒歩など考えられる移動方法は複数ありますが、そんな中でも電車を使っての移動をすることのメリット・利用しやすいポイントをご紹介します。
車を運転できなくても移動できる
犬を連れて電車を利用するメリット・おすすめポイントとしてまずご紹介しておきたいポイントが、電車を利用すれば車を運転することができないという人でも気軽に移動ができるということです。
置き場所や費用の問題でマイカーを持っていないという人や、運転免許がないのでレンタカーなどのサービスも使うことができないという人も多いのではないでしょうか。電車であれば、車なしでもいつでもすぐに犬を連れて移動ができるのでおすすめです。
特に都心部の場合だと駐車場が少なかったり駐車料金が高いことが多いので、車を使うよりも電車移動の方が快適だというシーンも多くあります。車の運転にちょっと苦手意識があるという人も、電車での移動にチャレンジしてみてください。
大袈裟な道具も必要ない
犬連れでの電車移動は、事前に注意点や基本的な知識を知っておく必要があります。ただその一方で、大袈裟な道具などを準備しておかなくても気軽に犬と一緒に電車に乗ることができるというのは大きなメリットです。
まだ犬を連れて電車に乗ったことがないという飼い主さんの中には、特別な道具やグッズを用意したり高額な費用や面倒な手続きが必要なのではないかと不安になってしまう方もいらっしゃると思います。規定サイズはあるものの、キャリーケースやクレートなどの最低限のグッズがあれば電車に乗ることはできるので、安心してくださいね。
犬を連れて電車に乗る際のルール
次にご紹介しておきたいのが、犬連れで電車に乗る時のルールについてです。電車の場合は公共交通機関ということもあってしっかりとしたルールが設定されています。正しいルールを知った上で利用すれば安心して移動することができます。
JR
犬連れでの電車の移動については、どんな電車でも同じルールが規定されているというわけではなく、鉄道会社によって利用ルールが少しずつ異なります。まずは鉄道会社の中でも大手のJRの電車を利用する場合のルールについて解説していきます。
JR線では犬連れで電車を利用する場合のルール・注意点が細かく規定されています。犬を入れておくキャリーケースの仕様・サイズも規定されていて、「縦・横・高さ3辺の合計が120㎝以内の専用ケース」で、「ケースと動物の重さが合わせて10㎏以下に収まっている」必要があります。
また、一人で電車に乗る場合とは異なり、別途犬用の料金も必要となります。犬を入れたキャリーケースひとつ毎に、普通手回り品きっぷを購入する必要があるので、忘れずに駅の改札口で購入してください。手回り品料金は1つにつき290円です。
私鉄
JR線では犬連れでの電車利用についてルールが細かく規定されていますが、私鉄の場合はどうなっているのでしょうか。実はJR線とは異なり、私鉄の場合は犬連れの利用ルールがさまざまなので、利用する私鉄に合わせてチェックする必要があります。
犬を連れて電車に乗る際の注意点
次に犬を連れて電車移動する際の注意点を詳しく紹介していきます。鉄道会社の基本的なルールをチェックしておくのはもちろんですが、それだけではなく細かい注意点を知っておくことで安心して電車に乗ることができます。
キャリー
犬を連れて電車を利用する場合の注意点としてまずご紹介しておきたいのが、犬連れの移動には欠かせないキャリーケースについてです。電車移動ではどんなキャリーでも良いというわけではなく、規定サイズ内であることや、使い勝手に優れているキャリーを選択することが重要になります。
最近では犬連れでの移動を快適にするために人気ブランドからたくさんのキャリーケースが発売されています。特にJR線などの規定に則った作りになっているキャリーは、飼い主さんの間でも人気です。
持ちやすさや安定性などが考慮されていることも選ぶ際の基準になりますが、愛犬が安心できる作りになっていることも重要ですよね。予算と照らし合わせて自分と愛犬に合ったキャリーを見つけましょう。
料金
ルールの項でもご紹介しましたが、JR線やりんかい線(290円)、湘南モノレール(280円)などの路線は、犬を連れて乗車する際に別途料金がかかります。
料金は改訂することがあるので、利用する前には各路線の公式ホームページをチェックするようにしましょう。
盲導犬の場合は?
犬連れで移動したいという人の中には、ハンディキャップを抱えていて盲導犬の力を借りているという人もいらっしゃいますよね。盲導犬の場合は普通の犬連れの場合とルールが少し違います。
一般的にJR線などで犬と一緒に電車に乗る際には料金が発生しますが、盲導犬の場合は料金はかかりません。普通手回り品きっぷなども必要なく、そのまま一緒に乗車することができます。身体障害者補助犬法に定められている盲導犬、介助犬、聴導犬の電車利用は無料です。
犬を連れて電車に乗る際に迷惑にならないようにするためには?
愛犬を連れて電車に乗ろうと考えている時に1番心配なのが、「周りの人に迷惑をかけてしまわないかな・・」ということだと思います。ここでは、周囲の迷惑になることなく快適に電車に乗るために飼い主さんができることをご紹介します。
他人に吠えないようしつけておく
犬を連れて電車に乗る際の懸念点として1番に挙げられるのが、犬が他人に吠えることによるトラブルではないでしょうか。吠える行為は、犬の本能でもあるので難しい部分ではありますが、無駄吠えすることがないようしっかりしつけておくことが何よりも重要です。
誰かれ構わずに吠えてしまうと他人に迷惑がかかってしまうことはもちろん、飼い主さん自身も居心地が悪くなってしまいます。
吠える行為を和らげるためには、普段から他人がいる環境に慣らしておくというトレーニングや、キャリーケース環境に慣らしておく方法があります。
事前にトイレを済ませておく
愛犬を連れて電車に乗る際には、お家でトイレを済ませておいたり、軽くお散歩をして事前にトイレを済ませておくようにしましょう。電車内でトイレをしたくなってしまうことがないようにしておくのが望ましいです。
電車に乗る前に排泄できなかった場合には、犬用のおむつを履かせておくのもおすすめです。
車内のマナーを守る
犬を連れて電車に乗る際には、車内のマナーをしっかりと守りましょう。鉄道会社のルールだけでなく、他人に配慮した行動が必要になります。
電車に乗っている人の中には、あまり動物が好きではないという人や、犬が怖いという人もいます。できるだけ接触しないように配慮したり、犬がケースから飛び出したりしないように注意しましょう。
犬を連れて電車に乗ったことがある人の感想をご紹介
実際に愛犬を連れて電車に乗ったことがある人たちの感想をご紹介します。
- 慣れない環境だったので、犬が興奮してしまって大変だった
- キャリーケースの置き場に少し困ってしまった
- 長時間の電車移動は避けるべき
いくらトレーニングをしても、慣れない環境で過ごすことにストレスを感じたり興奮してしまう子もいますよね。「なるべく混雑していない時間を選び、できるだけ短い距離の移動にする」、「興奮してしまったときに愛犬が落ち着けるコマンドを出す、お気に入りのおもちゃを用意して気を逸らせるようにする」など対策を考えておくと、予期せぬことが起こった時にも落ち着いて対処することができるかもしれません。
犬を連れて電車に乗る際には事前に注意点やルールを確認しておこう!
今回は、犬を連れて電車を利用する際に知っておきたいルールや注意点についてご紹介しました。電車は犬と一緒に乗車することができますが、鉄道会社ごとにルールが設定されており、別途料金がかかる場合もあります。
他人への配慮も欠かせないので、注意点やルールを把握した上で、人気の観光スポットなどへ愛犬と一緒に電車でお出かけしてみてはいかがでしょうか?
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この記事のライター
choco
シェルティとの生活に憧れる社会人です。みなさんの愛犬との暮らしがより豊かになるような情報を発信できたら、と思っています!
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