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犬の臭い、なにが原因?室内にこもった臭いを軽減させる対処法とは

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普段は全く気にならなくても、来客がある際に気になったり、臭いと言われてしまった経験のある方は多いのではないでしょうか。自分では気づかなくとも、室内で犬を飼っている場合、知らないうちに犬の臭いが充満しているかもしれません。今回は犬の臭いの原因と対処法、予防策について紹介していきます。

犬の臭い、なにが原因?室内にこもった臭いを軽減させる対処法とは
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目次

  1. 犬の臭いの原因って?
  2. 犬自身の臭いに対する対処法
  3. 室内にこもった臭いを軽減するための対処法
  4. 臭い対策は健康管理にもつながる

犬の臭いの原因って?

犬
Chiemsee2016

 犬の臭いの原因は様々で体臭、口臭、耳の臭い、肛門腺の臭いなどがあげられます。そのなかでも特に多くの方が悩まされている2つの原因について詳しく紹介していきます。 

口臭

 人と同じく犬も口から臭いが発生していますが、不快感を感じるほどの口臭の原因は口内トラブルが起きている場合がほとんどです。犬は歯石が溜まりやすく、雑菌が繁殖してしまうため口臭が発生するのです。

特に歯磨きがしづらい歯の隙間や口腔内が狭い小型犬やパグ、フレンチブルドッグなどの短頭種、そして長年の汚れが蓄積している老犬は、口内トラブルが起きやすく口臭がしやすくなっています。

体臭

 犬の1番の臭いの原因は体臭と言われています。犬には、2種類のエクリン腺とアポクリン腺と呼ばれる汗腺が備わっており、体臭の元となるのはアポクリン腺です。人の場合は、脇の下にあるのですが、犬の場合は全身にあり、皮脂が付着した汗に汚れや常在菌などが混じり合うことによって、犬独特の臭いが発生するのです。 

犬自身の臭いに対する対処法

犬
oritslama

 犬には、体臭があるため臭いを完全に消すことはできませんが、臭いを軽減させることは可能です。臭いを軽減させるだけでなく、犬の健康維持にもつながるのでぜひ取り入れてみてください。 

1.食生活を変えてみる

 犬に与えているドッグフードによっては、体臭がきつくなったり、消化不良によって排泄物の臭いがきつくなる場合もあります。

消化しづらい原材料が含まれていると、未消化のまま排泄物に混ざって出てきてしまい、便臭がきつくなる原因になります。特に未消化のたんぱく質が多いと便臭がきつくなるため、ドッグフードに含まれるたんぱく質の種類や量を確認して、違うものと変更してみるといいかもしれません。

排泄物が臭いのは当たり前のことですが異様に臭う場合は、愛犬にフードが合っていない可能性もあるので、獣医師と相談して変えてみることを検討してみましょう。

2.犬のカラダを清潔に保つ

 犬の体臭を抑える対処法として、カラダのお手入れを定期的にしっかりと行いましょう。

犬種や毛質によって間隔も違ってきますが、3週間前後を目安にシャンプーして汚れを落とします。

臭いがきついからと頻繁にシャンプーを行ったり、刺激の強いシャンプーを使ってしまうと必要な油分まで洗い流してしまい、皮脂分泌が過剰になりより体臭が強くなることもありますので、低刺激のシャンプーで適正の間隔で洗ってください。

シャンプーの他にも、散歩後に濡れタオルで体を拭いてあげたり、毎日ブラッシングをすることで清潔さを保ってあげることも臭い対策として有効です。

3.口腔ケアを習慣にする

 口臭を抑えるためには、毎日の食後の歯磨きが有効な対処法と言えます。しかし、子犬の頃から歯磨きの習慣をつけて、歯を触らせることに慣れていればいいのですが、口周りを触られることを嫌う犬はとても多く、歯磨きをさせたくてもできないという方も多いと思います。

歯磨きができない場合でも口腔ケアを行うことは可能です。対処法として犬用の歯磨きを使う以外に、デンタルケアのできるガムやロープ状のおもちゃなどを取り入れることによってもケアを行うことができます。

室内にこもった臭いを軽減するための対処法

犬
PicsbyFran

 犬に対する対処法について紹介してきましたが、部屋に対しても犬臭さが充満しないように予防することも大切です。今日から簡単に取り入れることができる2つの予防策について紹介していきます。 

4.空気の換気を定期的に行う

 最低1日1回は、窓を開けて空気を入れ替える習慣をつけましょう。窓を閉めっぱなしにしたままでは、犬の体臭やトイレの臭いなどが知らず知らずに充満して、部屋に染み付く原因になります。

花粉の季節など換気したくてもできない場合には、空気清浄機や脱臭機もおすすめです。設置する場合には、臭いがこもりやすいトイレや犬のベッドの側などに置くといいでしょう。

5.おもちゃや布製品はこまめに洗濯

 犬の臭いは布素材のものに特に付着しやすいので、カーテンやカーペットなどを洗えるものに買い替えたり、犬の洋服やお気に入りのタオル、ソファカバーなどをこまめに洗濯するようにしましょう。

また、犬のおもちゃも唾液によって雑菌が繁殖しやすいので、こまめに洗ってあげてください。ただ、すべてを一度に洗ってしまうと、犬や飼い主の臭いがなくなってしまい、犬が落ち着かなくなったり、マーキングしてしまう可能性もあるので、臭いがついているものを残して洗濯するようにしましょう。

また、洗濯をする際には重曹を一緒に入れたり、除菌効果もあるペット専用の柔軟剤などを使うなど、洗濯しても犬臭さが取れない場合は、そういった犬に害のない消臭アイテムを取り入れるのもいいかもしれません。

臭い対策は健康管理にもつながる

犬
PicsbyFran

 犬が臭うのは当たり前のことですから、過敏になりすぎずに対処して飼い主も愛犬もストレスフリーで過ごしたいものですね。清潔さを保つことで犬の健康維持にもつながり、いつでもお客様を招くことができる空間をつくることもできるので、犬の臭い対策をぜひ実践してみてください。

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komugi

この記事のライター

komugi

都内で愛犬のビーグルと暮らしています。コロナ期間中に肥満体型になってしまった愛犬のために食事や運動について勉強をはじめました。面白い発見や愛犬家の皆様に役立つ情報があればどんどん発信していきます!

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