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犬の首輪の選び方を紹介!愛犬の安全と健康を守るコツを解説

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犬の首輪は種類が多く、「どれを選べばいいの?」と迷っていませんか?

首輪の選び方にはコツがあります。

この記事では、犬の首輪を選ぶときに役立つ情報やハーネスとの違いについて解説します。

正しい選び方を知って、愛犬の健康に悪影響を与えない首輪を選んでください。

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目次

  1. 犬の首輪の役割
  2. 犬の首輪の種類
  3. 犬の首輪の選び方
  4. 犬の首輪とハーネス
  5. 犬が首輪を嫌がるときの対処法
  6. まとめ

犬の首輪の役割

犬の首輪

犬の首輪には、愛犬を守る大切な役割があります。

主な役割を2つ紹介します。

リードを取り付けられる

首輪にはリードを取り付けられます。

リードは飼い主と愛犬をつなぐ命綱のようなものです。

散歩中、車や自転車にはねられそうになったとき、リードを引っ張ることで犬の安全を確保できます。

また、愛犬が通行人やほかの犬に興味を示したときも飛びつきを防ぐことができます。

リードは安全のためだけでなく、愛犬とのコミュニケーションの手段としても役立つでしょう。

迷子札をつけて身分証明できる

首輪は犬の身分証明ができます。

愛犬の名前や飼い主の連絡先を書いた迷子札を首輪につけておきましょう。

万が一、散歩中に愛犬が逃げ出してしまった場合、首輪の迷子札を通じて連絡がもらえることがあります。

また、首輪の迷子札が役に立つのが災害時です。

飼い主とはぐれてしまっても、首輪があることで飼い犬だと認識されやすくなります。

言葉を話せない犬にとって、迷子札をつけておくことは身の安全を守ることにつながります。

犬の首輪の種類

首輪の種類

首輪の種類は7つもあります。

犬の大きさや首輪の用途によって選び方が変わるので、愛犬にぴったりなものを選びましょう。

ベルト

ベルトは最もポピュラーな首輪です。

人間のベルトと同じ構造で、穴の位置でサイズの調整ができます。

犬の種類や大きさも問わないので、どの犬にも使用できるのが大きな特徴です。

素材は革製が多く、耐久性があります。

ただし、水には弱いので気をつけましょう。

バックル

バックルの首輪はリュックサックの留め具と同じ構造です。

ワンタッチで留め具を装着できるため、手軽に操作できるでしょう。

耐久性はないので、小型犬におすすめです。

特に、散歩の際に首輪を着脱する犬に向いているでしょう。

軽くてリーズナブルな一方で、壊れやすい、サイズ調整に手間がかかるというデメリットもあります。

チェーンチョーク

チェーンチョークは金属製の首輪で、引っ張ると犬の首がしまる構造です。

首輪によっては、首がしまりすぎるのを防止するストッパーがついています。

しかし、何もしていない状態でも犬の喉に負担がかかるので注意が必要です。

チェーンチョークは犬のしつけに用いることがほとんどなので、ドッグトレーナーに相談してから購入することをおすすめします。

ハーフチョーク

ハーフチョークはチェーンチョークと同じ構造の首輪です。

全部が金属ではなく、半分が布製になっています。

チェーンチョークよりもソフトな印象もあり、愛犬の首輪が抜けないように愛用している飼い主も多いです

とはいえ、ハーフチョークも首がしまるので、犬への負担はあります。

散歩の首輪には適さないと考えましょう。

マーティンゲール

マーティンゲールはハーフチョークと同じ構造です。

ただし、素材が布やナイロンになっているため、犬への負担が少なくなるでしょう。

欧米で人気の首輪で、日本でも注目を集めています。

デザインやカラーが豊富なので、おしゃれな飼い主に人気です。

首が完全にしまることがないので、首輪が抜けてしまう心配がある犬に向いています。

スパイクチェーン

スパイクチェーンはチェーンチョークと同じ構造の首輪で、内側に突起がついています。

引っ張ると首がしまるだけでなく、突起物が喉に刺さるので犬への負担がとても大きいです。

しつけ用なので、散歩や日常生活には使いません。

犬に対しての負荷が大きいので、必ずプロに相談して、指導を受けながら使用してください。

ジェントルリーダー

ジェントルリーダーは、犬の口と頭につける首輪です。

引っ張ると、犬の鼻先が後ろを向くので、噛みつきや引っ張り癖のしつけに使われます。

犬にとって着け心地がいいタイプの首輪ではありません。

日常生活で使うのは避けましょう。

犬の首輪の選び方

犬の首輪

犬にとって首輪は、一日中身につけるものです。

首輪を選ぶときは愛犬の負担が少ないものを選びましょう。 

サイズ

犬の首輪サイズの測り方とサイズをチェックする方法です。 

首輪サイズの測り方

  1. メジャー、またはヒモを用意します。
  2. 犬をおすわりさせましょう。
  3. メジャーで耳の後ろの付け根部分の首の一番細いところを測ります。
  4. 首輪はゆるく着用するので、指2本分くらいの余裕をもって測りましょう。

サイズのチェック法

犬の首輪はゆるみが必要です。

首周りの長さに1〜2cmを足した長さを目安とし、実際に装着してみます。

指が2本程度入るのを確認したら、首輪を頭の方に引っ張ってみましょう。

ゆるい場合は、スポッと抜けてしまいます。

首輪が抜けるのが心配でも、サイズをきつくするのは控えましょう。

犬は首輪がきついとストレスを感じるからです。

素材

首輪の素材ごとの特徴を紹介します。

合皮素材

合皮素材は水に強く汚れにくいです。

しかし、耐久性は低いので劣化が早いでしょう。 

ナイロン製

ナイロン製の首輪は比較的軽量です。

耐久性も高く、劣化しにくいので長持ちするでしょう。

ただし、静電気が発生しやすい性質があります。 

本革製

本革は通気性がよく、使い込むほどに首になじんでいきます。

耐久性も高く、劣化しにくいので首輪の変化を楽しむことができるでしょう。

使い始めは革が硬く、皮膚が弱い犬は摩擦で皮膚炎を起こすことがあります。

水に弱い面もあるので、メンテナンスは欠かせないでしょう。

金属製

金属製は丈夫で耐久性が高いのが特徴です。

しかし、首輪が重かったり、チェーンの部分に犬の毛が絡まったりすることがあります。

犬によっては金属アレルギーで皮膚トラブルが発生することもあるでしょう。

錆を防ぐお手入れも必要です。

耐久性

犬の首輪は耐久性が必要です。

首輪は犬の安全を守るものなので、しっかりとしたものを選びましょう。

しかし、首輪は消耗品でもあります。

犬の成長に合わせて首輪のサイズを大きくすることもあるでしょう。

素材によっては、劣化が進んで買いなおす必要が出てくるかもしれません。

丈夫な首輪を買ったとしても、使いながら損傷や不具合がないかを確認する必要があります。

首輪の耐久性は長期で使えることよりも、散歩や災害時に破損しないことを中心に考えることが大切です。

犬の首輪とハーネス

犬のハーネス

リードをつなぐのは首輪だけではありません。

ハーネスといって、胴体に装着するものもあります。

首輪とハーネスのメリット・デメリットを紹介するので、愛犬にはどちらがよいのか参考にしてください。 

ハーネスとは

ハーネスは、犬の胴体に装着してリードをつなぎます。

基本的な役割は首輪と同じといえるでしょう。

首輪と異なるのは、ハーネスはしつけにはあまり適していないことです。

首輪のように引っ張っても犬に伝わりにくいので、飼い主の意図を伝えるのはむずかしいでしょう。

しかし、胴体に装着することによって犬の喉への負担は軽減されます。

そのため、呼吸が楽にできるでしょう。

呼吸器が弱い、呼吸器疾患がある犬におすすめです。

ほかにも、足腰が弱っているシニア犬や歩行が困難な状態の犬の散歩に役立ちます。

首輪のメリット・デメリット

首輪のメリットは、愛犬に装着しやすいところです。

着脱の操作が簡単なだけでなく、ハーネスに比べて犬が嫌がらない傾向があります。

装着したまま生活できるので、散歩のときはリードをつなげるだけで準備ができるのもメリットでしょう。

飼い主の指示が通じやすいので、愛犬のしつけにも役立ちます。

デメリットは、引っ張り癖がある犬だと喉に負担がかかってしまう点です。

首が強くない犬や呼吸器疾患のある犬には不向きともいえます。

ハーネスのメリット・デメリット

ハーネスのメリットは犬に負担がかからないことです。

胴体に装着することで、首や喉に負担が集中するのを避けられます。

胴体に装着するので脱げにくく、体を支えるサポートもできるでしょう。

そのため、呼吸器疾患がある犬や足腰が弱ったシニア犬、歩行が困難な状況の犬に向いています。

デメリットは、装着に手間がかかる点です。

ハーネスは装着したまま生活するのには不向きなので、散歩のたびに着脱しなくてはなりません。

犬が首輪を嫌がるときの対処法

犬が首輪を嫌がる

犬によっては首輪をつけることを嫌がることもあるでしょう。

愛犬が首輪を嫌がった場合の対処法を紹介します。 

リボンやバンダナを代用して慣れさせる

首輪を嫌がる場合は、まずリボンやバンダナで慣らします。

リボンやバンダナはやわらかいので、犬が嫌がらないことが多いです。

そのため、犬が負担を感じることなく首に巻くことができるでしょう。

最初はゆるく巻くのがポイントです。 

ご褒美としておやつを与えて褒めてあげる

犬が首輪を嫌がらずに装着したら、おやつを与えます。

首輪をするといいことがあると学習することで、首輪を嫌がらなくなるでしょう。

反対に、首輪に対して嫌な印象を学習してしまうと装着が難しくなります。

犬にストレスを与えないように慣らしていきましょう。 

サイズや素材、形状を再確認する

犬が首輪を嫌がるときは素材や形状をチェックしましょう。

首のサイズに合っていなかったり、素材を好まなかったりすると犬は装着を嫌がります。

デザインで選びたいときもあるかもしれませんが、犬にとって快適な首輪を選ぶことが大切です。 

ハーネスに変更する

愛犬が首輪をどうしても嫌がるときは、ハーネスに変更してみましょう。

犬によっては首の周りに違和感があるのを好まないことがあります。

首や喉への負担を感じている場合、ハーネスに変更することで嫌がらずに装着することも少なくありません。 

まとめ

犬の首輪の選び方について解説しました。

首輪は愛犬の安全と身分を保証するためにも大切なアイテムです。

正しくサイズを測り、犬にとって快適な素材や種類を選びましょう。

愛犬が首輪を嫌がるときは焦らずに慣らしていきます。

もしも首輪を受け付けないときは、ハーネスを選ぶのもいいでしょう。

この記事を参考に、愛犬の健康と安全を守れる首輪を探してみてください。 

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ネコト

この記事のライター

ネコト

愛犬が快適に過ごせるよう日々試行錯誤しています。その中で得た有益な情報を共有していきたいと思います。

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