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狆(ちん)はカットしなくても大丈夫?カットの相場や自宅での手入れ方法をご紹介!

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まるでシルクのように美しい被毛をもつ日本原産の犬種である「狆(ちん)」。美しい飾り毛もあり、お手入れが大変そうと思われがちですが、実は抜け毛が少なくてお手入れが簡単な犬種です。今回は、狆の被毛の特徴から自宅でのお手入れの仕方、カットの必要性などをご紹介します。

狆(ちん)はカットしなくても大丈夫?カットの相場や自宅での手入れ方法をご紹介!
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目次

  1. 狆の被毛のタイプについて
  2. トリミングサロンでのカットについて
  3. 狆の家庭でのお手入れ方法について
  4. 狆の美しい被毛を保つにはお手入れが重要!

狆の被毛のタイプについて

狆
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狆のお手入れ方法などを知るためには、被毛の特徴について理解する必要があります。ここでは、被毛の構造やコートタイプ、毛色について紹介します。

被毛の構造

犬には、オーバーコート(上毛)とアンダーコート(下毛)の2重構造からなるダブルコートとオーバーコートのみのシングルコートの2種類の被毛があります。

狆は、一般的にシングルコートの犬種ですが、ダブルコートの個体も少数ですがいるようです。

コートタイプ

狆の被毛は、シルクのように細くまっすぐなロングコートです。耳や尻尾、足の後ろ側に美しい飾り毛があるのが特徴的です。

代表的なカラー

狆の毛色には、ホワイトをベースとしてブラックか、レッドの班が入った2種類があります。顔と体の班は同じ色で、顔の中心から左右対象に班があるのが好ましいとされています。

トリミングサロンでのカットについて

狆
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狆は、ロングコートであるものの、毛を引きずってしまうほど伸び続けるわけではないため、カットを行うかは飼い主次第になります。ここでは、狆におすすめのトリミングメニュー、頻度と料金の目安について紹介していくので、サロンにお願いする際の参考にしてみてくださいね。

頻度の目安

狆はカット必須の犬種ではないため、月1回程度でいいでしょう。

シャンプーの他に大切な耳掃除や爪切り、足裏バリカン、肛門線絞りなどは少なくとも月1回は行う必要があるため、自宅で行うことが難しいのであればトリミングサロンにお願いしましょう。

料金の目安

お店によって差がありますが、シャンプーコースが3,000~4,500円、カットコースが5,000〜8,000円程度と考えましょう。

狆にお勧めのメニュー

狆は基本的にカットのいらない犬種なので、シャンプーコースがほとんどですが、カットを楽しみたいという場合はシャンプーと全身カットがセットになったコースがおすすめです。

飾り毛の部分など、散歩や食事で汚れやすいと感じる部分のみをオプションでカットしてもらえるサロンがほとんどですので、部分的にカットしたいと考えているのであればシャンプーコースにオプションカットをつけるといいでしょう。

狆の毛玉・抜け毛対策はどうしたらいい?

狆
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ここでは、狆の毛玉対策、抜け毛対策について紹介します。

毛玉対策

狆の被毛はロングコートでキメ細かいシルクのような毛質をしているため、毛玉ができやすいです。毛玉になってしまうと解くのが大変なだけでなく、愛犬の皮膚を痛めてしまうためできれば予防したいものです。

毛玉の予防方法は、根元から丁寧にブラッシングをすることです。毛量が豊富なため一度にたくさんの被毛をまとめて梳かしたくなりますが、それでは根元から梳かすことは難しいため、毛をかき分けながら丁寧に行いましょう。また、毛玉ができやすい脇の下や耳の裏、足の内股などの部分は特に入念にブラッシングし、毛玉ができていないかこまめにチェックしましょう。

抜け毛対策

狆は、抜け毛が少ないと言われているシングルコートが一般的なため、基本的に抜け毛が大量に発生する換毛期はありません。

しかし、一斉に生え替わることはなくても一年中少しずつ被毛が生え変わっているため、少ないものの年中抜け毛はあると言えますが、ブラッシングとシャンプーを定期的に行っていれば、気になるほどの抜け毛は発生しないでしょう。シングルコートの個体であるのに、異常なほど毛が抜けるのであれば皮膚に何かしらの異常がある可能性もあるので、病院に相談してみましょう。

狆の家庭でのお手入れ方法について

狆
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狆は、毛量が多くシルクのように細い毛質のため、自宅での定期的なお手入れが必須です。ここでは、家庭でのお手入れ方法について紹介します。

ブラッシング

ブラッシングは、週2〜3回程度を目安に行います。

狆のブラッシングには、先端が丸く皮膚を傷つけにくいピンブラシとコームを使用しましょう。毛質的に絡まりやすいため、絡まった部分に引っ掛けて愛犬が痛い思いをしないようもつれをチェックしながら丁寧に行いましょう。

シャンプー

シャンプーの頻度は、月1〜2回程度を目安に行いましょう。

シャンプー前に毛玉がないかどうかチェックしながら全身をブラッシングすることで、汚れがよく落ちシャンプー後に乾かしやすくなります。狆は目が大きいため、目にシャンプー剤が入ってしまわないよう注意しながら洗ってあげましょう。

狆の美しい被毛を保つにはお手入れが重要!

狆
number313 Unsplash

狆は、抜け毛が少なく比較的お手入れが楽と言われる犬種です。しかし、ブラッシングを怠ると毛玉ができやすくなってしまいます。大きくなった毛玉を梳かすことは難しく、ハサミを入れなければいけなくなるため、狆の長く美しい被毛が損なわれてしまいます。シルクのような美しい被毛を保つには、定期的なお手入れが必要不可欠ですが、ぜひ愛犬とのコミュニケーションの時間として楽しみながら行ってくださいね。

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nao

この記事のライター

nao

「愛犬の気持ちを理解したい」「寄り添ったコミュニケーションを取りたい」という思いからドッグライターとして犬に関する知識を学び、発信しています。愛犬の笑顔を守るために、そして同じ思いを抱く飼い主さんのために、有益な情報を発信していけたらと思っています。

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