2024年最新版 選び方も解説 注目のペットベッド徹底比較 老犬/介護/小型犬/中型犬/大型犬

【犬の毛の不思議】どうして換毛期があるの?理由と効果的なお手入れ方法を紹介

犬の被毛は犬種によって長さや色、密度も違うものですよね。そのため、犬の個性・第二の表情とも言えるものではないでしょうか。そんな「犬の毛」について、種類や換毛期がある理由・効果的なお手入れの仕方についてまとめてみました。ぜひ参考にしてみてくださいね。

飼い方/育て方

犬の被毛の種類について

パグ

 犬種の数だけ被毛の種類もあると言って良いでしょう。まずはどのような被毛の種類があるのか?大まかに見ていきたいと思います。 

ダブルコートとシングルコート

 犬の被毛には2種類あり、まず体の表面に見えている太目で硬い毛をトップコート、そして皮膚に近い部分に密集している毛をアンダーコートと呼びます。 そしてトップコートとアンダーコートの二重構造を持っている犬種をダブルコートと呼び、トップコートしか持っていない犬種をシングルコートと呼んでいます。 

換毛期のあるダブルコート

 アンダーコートには、保温や皮膚の保護などの役割がありますが、1年に2度換毛期を迎えます。 ダブルコートを持つ犬種には、比較的寒さには強いコが多くなっていますが、日頃からのブラッシングが欠かせないため、小まめなお手入れが欠かせません。 

お手入れが比較的楽なシングルコート

 被毛が一重構造になっているため、抜け毛は少ないのですが、寒さに弱い犬種が多い傾向です。 かといってお手入れが不要なわけではなく、長毛種が多いため、トリミングなどのケアは欠かせません。 

犬の毛の性質

 人間にもストレートヘアや縮れ毛などがあるように、犬の毛にも様々な性質があります。順を追って見ていきましょう。 

優美な姿が魅力的なロングコート

 いわゆる毛の長い犬種のことで、長い直毛が特徴的です。トリミングの仕方によって優美な印象を与えるため、パピヨンやロングコートチワワなどが人気ですね。 

お手入れが簡単なスムースコート

 先ほどのロングコートと真逆で、短い毛が特徴的です。抜け毛は多いものの絡んで毛玉にはなりませんし、シャンプーしてもすぐに乾くので、お手入れは思ったより簡単です。スムースコートチワワやパグ、ジャックラッセルテリアなどが人気です。 

被毛が特徴的なカーリーコート・ワイヤーコート

 被毛自体に特徴があり、硬い針金のように粗めな毛質が魅力なのがワイヤーコートです。ミニチュアシュナウザーなどが人気ですね。 カーリーヘアは柔らかい巻き毛が特徴で、代表的な犬種はトイプードルとなります。 

犬の換毛期はいつ?

柴犬

 換毛期があるのは、ダブルコートの犬種だけだと言って良いでしょう。おおむね春と秋に生え変わるのですが、この時期は飼い主さんの悩みの季節でもあります。犬の被毛は約1ヶ月程度で生え変わりますが、抜け毛の量は凄まじく、柴犬やゴールデンレトリーバーなどの犬種ともなると、何か作れそうなくらい、びっくりするほどの毛が抜け落ちます。 

効果的なお手入れ・掃除の仕方

ゴールデンレトリバー

 犬の被毛のケアは本当に大変なもの。そこで、効果的で合理的なケアの仕方と、抜け毛のお掃除の仕方などを解説していきます。 特に換毛期の犬種の場合、飼い主さんの手間や負担も大きなものになりますので、参考にしてみてください。 

換毛期にはブラッシングとシャンプーは欠かせない

 換毛期になると、不要になった抜け毛が落ちずに絡まります。放っておくと皮膚トラブルにもなりかねませんので、しっかりブラッシングなどで落としておきましょう。専用のスリッカーやブラシで毛の順目に沿ってブラッシングします。

定期的なシャンプーによってケアしてあげることも効果的です。絡まったアンダーコートを浮かせて洗い流せるため、こちらの方が簡単かもしれません。ただし、風呂場などでシャンプーすると、あっという間に排水溝が毛で詰まるので、掃除も必要になります。

シングルコートの犬種もブラッシングは必要

 抜け毛があまり出ないと言われるシングルコートの犬種も、ブラッシングはやはり必要です。 長毛種が多いだけに、毛の絡まりの防止や皮膚のマッサージ効果もありますし、定期的なトリミングと合わせて毛質の維持を心掛けるべきでしょう。 

カーペットに絡みついた抜け毛はこれで一発除去!

 レック 激落ちペットの抜け毛クリーナー

カーペットに絡まった抜け毛は、強力な掃除機でもなかなか除去できないもの。この商品であれば、一方向へこするだけで、毛玉となって除去できます。あとは浮いた毛玉を掃除機で吸い込むだけでキレイにお掃除が完了します。

Amazon商品ページはこちら

皮膚の健康のためにも定期的な被毛ケアを

犬と花

 被毛は皮膚と密着しているものですから、暑さや湿気などによって皮膚の健康状態も変わってくるものです。皮膚トラブルを防ぐためには、やはり小まめなブラッシングやシャンプーなどが効果的ですし、欠かせないものになります。ぜひ万全の被毛ケアで愛犬と過ごしてくださいね。

こちらの記事もチェック

あわせて読みたい

毛艶をキープするために!短毛種の犬におすすめのお手入れグッズ10選!

あわせて読みたい

抜け毛が少ない犬種は?被毛や抜け毛の仕組みとお手入れのコツ

関連するキーワード

飼い方/育て方
タイトルとURLをコピーしました