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フライボールで犬と信頼関係を築く!向いてる犬種や訓練方法をご紹介

「フライボール」というドッグスポーツを知っていますか?最近ではテレビ番組で紹介されることもあるので、名前だけではピンと来なくても、実際の映像を見れば分かる方も多いかもしれません。今回は、 飼い主さんと犬が、一つの目標に向かって行うドッグスポーツであるフライボールについて紹介します。

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愛犬とフライボールの大会に出場してみよう

ボールで遊ぶ犬

 フライボールは1970年代の後半にアメリカで始まったドッグスポーツで、愛犬家には大変評判となり数年後にはヨーロッパやカナダにも広がっていきました。

フライボールには2種類の競技形式があります。

  1. ハンドラーである飼い主さんと犬1頭のペアにて、時間を競うタイムトライアル形式
  2. ハンドラー4人と犬4頭にてチームを組んで行うチーム対抗形式

 競技の内容はタイムトライアルもチーム対抗も同じで、直線状に並べられた4つのハードルを超えた後、フライボールボックスのステップに乗り飛び出してきたボールをキャッチ、再び4つのハードルを超えてスタート地点まで戻るというものです。

この間、指示を出すハンドラーはスタートラインを超えることはできません。

チーム対抗の場合は、この一連の動作をリレー形式で行い、先に全ての犬がミスをせずに走り終えたチームが勝ちとなります。

ボールを咥えてこなかったり、ハードルを飛ばなかった場合には最後にやり直しをします。

3回競って、先に2勝したチームの勝ちです。

一般的には、タイムトライアル形式の場合には1ペアずつ、チーム対抗形式の場合にはチーム毎に1ペア(全部で2ペア)が同時にスタートしてタイムを競います。

また、フライボールボックスのボールをセットする人をボックスローダーと呼び、この役割は参加者たちが順番で行う場合と、競技主催者が行う場合と様々です。

フライボールを愛犬と楽しむための基礎!

走る犬

 愛犬と一緒にフライボールに挑戦したいのであれば、次の訓練を行っておくことがおすすめです。

犬が何かに気を取られているような時でも、飼い主さんが名前を一度呼んだだけできちんと戻ってくることを覚えさせます。

この呼び戻しを完璧にマスターすると、フライボールだけでなく日々の生活にも大変役立ちます。

さらに、名前を呼んで戻ってきた犬には、指示語やジェスチャーで素早く飼い主さんの足元に座らせることも合わせて教えておきます。せっかく呼び戻しを覚えても、飼い主さんの足元でいつまでもウロウロと落ち着かないようでは競技に集中することができません。

呼び戻しを教える時には、最初はリードを付けた状態で名前を呼び、呼ぶのと同時にリードを軽く引き誘導する、おやつなどを利用して誘導をするなどその犬に合った方法で教えていくようにしてください。

フライボールに向いている犬種は?

走る犬

 フライボールは、基本的にはどんな犬種であっても競技への参加は可能です。

ただし、障害物であるハードルを、ジャンプを繰り返しながら超えていくという性質上、股関節を痛めやすい犬種にはあまりおすすめできません。

上手にできるからと無理に参加をしては、犬は喜ぶ飼い主さんの姿を見たくて多少の痛みは我慢をしてしまいます。

後々取り返しのつかないことにならないように、参加させる前にはフライボール経験者や、獣医師に一度相談をしておくのがおすすめです。

性格的には、いち早くボールを取りに行くという物欲があり、人との共同作業に対して積極的に取り組むことのできる明るい性格の犬が競技には向いています。

フライボールで愛犬と喜びを分かち合おう

ボールで遊ぶ犬

 フライボールはハンドラーである飼い主さんと一緒に参加するドッグスポーツではありますが、実際に動くのはほとんど犬のみとなります。

スタート地点で待っていてくれる飼い主さんに向けて、キャッチしたボールを犬は誰よりも早く届けようと頑張ってくれますので、戻ってきた時にはたくさん褒めてあげましょう。

そうすることで、犬自身も喜び、次もまた頑張ろうという気持ちになりますし、頑張ってくれる愛犬を見て飼い主さんも嬉しくなり、そこに一体感が生まれます。

愛犬と一緒に楽しめることのできるフライボールを、まずは一度見学に出掛けてみてはいかがでしょうか。

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