ドライフードを選ぶ時のポイントはココ!特徴とおすすめの商品もご紹介
ドッグフードには、ドライフードやウェットフードなどのタイプがありますが、種類が多すぎて、一体どれを選べばよいのか、愛犬に合ったフードはどれなのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?
今回はドッグフードの中からドライフードに焦点を当て、ドライフードの特徴や選び方、おすすめの商品をご紹介します。
ドライフードの特徴について
ドッグフードは水分含有量によって、ドライフード、セミモイストフード、ウェットフードに分類され、水分含有量が10%程度のものが「ドライフード」と扱われています。
ドライフードには、主食として与える「総合栄養食」があります。総合栄養食は、犬が必要とする栄養素がバランスよく配合されており、新鮮な水と共に与えることで健康が維持できるようになっているフードです。
ドライフードのメリット
ドライフードは、セミモイストフードやウェットフードに比べて長期間保存でき、腐りにくい点が大きなメリットです。水分を多く含むウェットフードは、開封して空気に触れると傷みやすいので、その日のうちに食べきるのが基本です。
一方、ドライフードは開封後、徐々に風味は損なわれていくものの、適切に保管をすれば1ヶ月程度は鮮度を一定に保って保存できます。
2018年に一般社団法人ペットフード協会が実施した、市販ペットフードの利用率調査によると、犬においてのドライフードの利用率は約84%で、多くの飼い主さんが利用していることが分かります。
愛犬に合ったドライフードを選ぶには
愛犬に適したドライフードを与えてあげるために、選び方のポイントを知っておきましょう。
良質なタンパク質が摂取できるもの
犬にとってタンパク質は内臓や骨、被毛や皮膚、血液などの健康を維持するうえで欠かせない重要な栄養素です。そのため、良質なタンパク質が摂取できるフードを選んであげましょう。
原材料表は、配合量の多い食材順に記載されています。そのため、1~2番目にチキンやターキーなどの肉類、小麦やオーツなどの穀物類など、タンパク質が含まれている食材が記されているか確認しましょう。
なお、以前は犬にとって植物性タンパク質は消化吸収しづらく、動物性タンパク質のほうが適していると考えられていましたが、食品加工の技術が進歩したため、植物性タンパク質でも消化吸収できるようになっています。よって、健康な犬に与えるのであれば、「穀物が含まれているからよくないのでは?」と神経質になりすぎる必要はありません。
ライフステージに合ったものを選ぶ
成長期、維持期、高齢期で必要な栄養バランスが異なるので、愛犬のライフステージに合ったものを選びましょう。
成長期は多くの栄養が必要なので、子犬用のフードは栄養価もカロリーも高めに作られています。一方、高齢期になると運動量が少なくなるので、シニア犬用のフードは低カロリーでありながら、必要な栄養素は摂取できる栄養バランスになっています。
このようにライフステージによってフードの内容が大きく異なるので、過不足なく栄養を摂取するには、ライフステージに合ったものを選ぶことが非常に重要です。
おすすめのドライフードはこれ!
最後に、おすすめのドライフードをご紹介します。
アーテミス フレッシュミックス スモールブリード アダルト
人間用の食品と同品質の、厳選された食材で作られているドライフードです。複数の動物性タンパク質がバランスよく配合され、消化吸収率が高まるように独自の製法によって作られています。
人工添加物や肉副産物などが不使用なので、安心して愛犬に与えられます。
七つ星 ドライフード
七つ星のドライフードは、国内産の原材料のみで作られており、犬の健康のことを考え穀物や野菜は無農薬、もしくは減農薬や遺伝子組み替えでないものを使用しています。
防腐剤や着色料、香料や発泡剤などの添加物が不使用なうえ、厳しい衛生基準をクリアし、HACCP認証を受けた国内工場で製造されており、まさに安心安全のドライフードです。
SOLVIDA 室内飼育成犬用(インドアアダルト)
大切な愛犬に安全なフードを与え続けられるよう、オーガニック原料にこだわって作られているドライフードです。オーガニックチキンやオーガニックオーツなど、高品質な主原料が使用され、効率的に消化し必要な栄養が吸収できるように考えられています。
また、関節の健康維持として、コンドロイチンとグルコサミンが配合されているのもポイントです。
POCHI ザ・ドッグフード 3種のポルトリー
POCHIのドライフードは品質にこだわり、主原料に新鮮なチキン、ターキー、ダックの生肉が使用されています。グレインフリーなので、穀物アレルギーがある犬でも安心して食べられます。
また、犬に喜んで食べてもらうために、低温の無水調理法により素材の美味しさを閉じ込め、栄養を極力損ねることなく仕上げています。
愛犬に適したドライフードを選んであげよう
ドライフードは、日持ちがして扱いやすいのが大きなメリットです。品質のよい厳選食材が使われているものや添加物不使用のものなど、さまざまな種類のドライフードがあります。
毎日の食事は健康に大きく関わることなので、愛犬に合ったものを与えて健康を守ってあげましょう。
(*参考文献1)一般社団法人ペットフード協会
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この記事のライター
ずーこ
動物全般が大好きで現在は猫を飼ってます!犬もだいすきなのでpetanでは犬に関する様々な情報を発信していきたいと思います!!
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