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犬と猫は同居できる?事前に知っておきたいことと適切な環境の作り方、注意点などを解説

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犬も猫も好きで、できれば両方と一緒に暮らしたいと考えている方もいるかと思いますが、犬と猫を同居させるには、それぞれがストレスにならずに暮らせるよう環境作りや性格の相性などを配慮する必要があります。そこで今回は、犬と猫を同居させる前に知っておきたい環境づくりのポイントや気をつけることなどまとめてご紹介します。

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目次

  1. 犬と猫は同居しても大丈夫?
  2. 犬と猫が同居する場合の環境のつくり方
  3. 犬と猫を同居させる場合に注意すること
  4. 犬と猫を同居させるときは配慮を忘れずに

犬と猫は同居しても大丈夫?

犬と猫
ana_olly

 それぞれ異なる習性を持ち種族が違う犬と猫ですが、それでも同居することはできます。ただし先住の犬・猫がいる場合は、相性やアプローチの仕方などが非常に重要なポイントになるため、無条件で仲良くなってくれるわけではありません。

仲良く同居できる可能性が高いのは、生後2〜3ヶ月の子犬・子猫を一緒に迎える場合です。というのも、猫の社会化期は生後2〜7週齢頃、犬の社会化期は生後3〜13週齢頃で、この時期はまだ警戒心があまり芽生えてなく、新しいことに慣れやすいからです。そのため、子犬・子猫の状態で同じ時期に迎えて育てていくと、仲間だと認識し仲良くなりやすいのです。

できればトライアルをして相性を確認した方がよい

 先住の犬猫がいる場合は、迎え入れる予定のコとの相性を確認してから飼った方がよいでしょう。ブリーダーやペットショップからの購入の場合は無理ですが、動物愛護団体などから犬猫を譲り受ける場合は、一般的にトライアル期間があるので相性を確認できます。トライアル期間とは、迎え入れる候補の犬猫と実際に2週間〜1ヶ月程度生活をして、飼い主の家族や先住の犬猫との相性を確かめる期間です。

仲良くできそうかどうかは、実際に会わせて生活してみないと分からないので、「きっと大丈夫だろう」という思いだけで飼うよりも、トライアルを経て迎え入れた方が安心でしょう。

犬と猫が同居する場合の環境のつくり方

ケージにいる犬
PourquoiPas

 犬と猫を同居させる際は、それぞれが安心して過ごせるように環境を整えてあげましょう。 

それぞれのプライベートスペースを作る

 犬と猫それぞれがリラックスして休めるスペースも作ってあげましょう。犬も猫も狭くて暗い場所が落ち着くと感じます。そのため、犬にはクレートや屋根付きのケージなどを用意してあげましょう。また、猫はキャットタワーの上やキャットウォークがプライベートスペースになりますが、キャットハウスなどの隠れられる場所も必要です。

人間もプライベートスペースがないと落ち着かないですが、犬や猫もまさに同じです。安心して休めるスペースを作ってあげてください。

高いところに行けるようにする

 猫は高いところに登るのを好む習性があり、上下運動ができないとストレスになってしまうので、キャットタワーやキャットウォークを設置してあげましょう。猫も犬と同様、床に置いてあるベッドで休んだりしますが、猫にとって高いところはリラックスできる場所でもあります。

また、猫は変化を嫌う生き物なので、部屋の配置が変わったりすると敏感に反応します。そのため、できれば迎え入れる前に用意しておくことをおすすめします。

犬と猫を同居させる場合に注意すること

犬と猫
JACLOU-DL

 犬と猫が仲良くなれるかどうかは、双方の相性以外に飼い主さんが上手に取り持ってあげられるかも大きく関係します。そのため、同居させる際の注意点をしっかりと覚えておきましょう。 

犬と猫のペースを大切にする

 個々の性格や年齢などにより、犬と猫の相性は実にさまざまです。そのため、無理に仲良くさせようとしたりせず、犬と猫それぞれのペースを大切にしてあげましょう。

犬にくっついて寝るのが好きな猫もいますが、猫は単独行動を好む習性があることから、同居している犬のことが好きであっても、離れたところでひとりで過ごしたがることもよくあります。仲良しの形はそれぞれだということを頭に入れ、犬と猫を見守ってあげるようにしましょう。

先住のコに細やかな配慮をする

 先住のコがいて新たに犬や猫を迎える場合、先住のコに細やかな配慮をするようにしましょう。

特に犬は、飼い主との信頼関係をとても大切にする生き物なので、新たに迎えた猫にばかり意識が向いてしまうと、ヤキモチを焼き不安な気持ちになってしまうことも少なくありません。そのため意識してたくさんコミュニケーションを取り、今までと変わらない大切な存在であることを認識させてあげるようにしましょう。

また、縄張り意識が強い猫にとって、自分の縄張りである家の中に、知らない犬がある日突然やってくるのは大きなストレスです。初対面でズカズカと歩み寄る犬に対し、多くの場合において猫は嫌がります。よって新入りのコは必ずケージに入れ、最初は別の部屋で過ごさせるようにしましょう。まずは「新入りのコの存在」に慣れさせることが肝心です。そして少し慣れてきたら、ケージ越しに対面させてみます。

先住の犬猫が不安にならないように心がけましょう。

犬と猫を同居させるときは配慮を忘れずに

犬と猫
blende12

 犬と猫を同居させる際は、それぞれの年齢や性格などをしっかりと考慮する必要があります。また、先住のコとの相性も非常に重要です。そのため、なるべく動物愛護団体などから譲り受け、トライアル期間を経て相性を確かめてみることをおすすめします。

犬と猫の特性を知り、それぞれがストレスなく過ごせるように配慮してくださいね!

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komugi

この記事のライター

komugi

都内で愛犬のビーグルと暮らしています。コロナ期間中に肥満体型になってしまった愛犬のために食事や運動について勉強をはじめました。面白い発見や愛犬家の皆様に役立つ情報があればどんどん発信していきます!

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