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犬のカーミングシグナルの種類を解説!愛犬の気持ちを知るためのコツ

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愛犬と一緒にいると「犬と話ができたらいいな」と思うことはありませんか?

そんなときに覚えておくとよいのが、カーミングシグナルです。

カーミングシグナルを覚えておけば、たとえ愛犬が言葉を発しなくても、どのような感情なのか理解しやすくなります。

この記事では、犬のカーミングシグナルの種類を解説して、愛犬の気持ちがわかるコツをお伝えしていきます。

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目次

  1. カーミングシグナルとは
  2. カーミングシグナルを理解するメリット・デメリット
  3. カーミングシグナルの種類
  4. 飼い主が犬のカーミングシグナルを見つける方法
  5. まとめ

カーミングシグナルとは

カーミングシグナルとは

カーミングシグナルとは、人間でいう「ボディランゲージ」の一種です。

犬はカーミングシグナルを行うことで、楽しい気持ちや嬉しい気持ち、不安や恐怖など自分の気持ちを表しているといわれています。

そのため、飼い主がカーミングシグナルを理解していると、愛犬とのコミュニケーションが円滑になります

また、犬は人間だけでなく他の犬と接するときにもカーミングシグナルを出しているので、愛犬がどんな感情で他の犬と接しているかもわかるのです。

カーミングシグナルを理解するメリット・デメリット

カーミングシグナルを理解するメリット・デメリット

カーミングシグナルを理解すると、飼い主と愛犬の双方にとって大きなメリットがあります。

その反面、正しく理解できていないとデメリットも大きくなってしまいます。

ここでは、カーミングシグナルを理解するメリットとデメリットについて解説していきます。

メリット

カーミングシグナルを理解するメリットは、なんといっても犬の気持ちがわかることです。

犬の気持ちがわかることで、楽しいことや嬉しいことだけでなく、犬が嫌だと思うことも理解できます。

犬が不安に思うことやストレスに感じている問題を早く発見してあげることによって、心因性の病気を未然に防ぐことも可能です。

また、犬と双方向のコミュニケーションがとれることで、より一層の信頼関係を築けます。

デメリット

カーミングシグナルを理解していないデメリットは、愛犬の気持ちがわからないことで犬にストレスを与え続けてしまう可能性があることです。

飼い主はよいと思って行っていることでも、愛犬にとってはストレスになることがあります。

カーミングシグナルで不快な感情を表現しているのに、飼い主に気付いてもらえないと、愛犬はずっとストレスを抱えている状態になってしまいます。

そのような状態では飼い主と愛犬の信頼関係は上手く築けないでしょう。

カーミングシグナルの種類

カーミングシグナルの種類

カーミングシグナルにはたくさんの種類があります。

一度にすべてを覚えるのは難しいかもしれませんが、愛犬の動作を一つひとつ確認しながら、どんな感情を表しているのか理解していきましょう。

顔や目をそらす

愛犬が顔や目をそらすのは、ストレスから逃れるためです。

人間でも、他人とずっと目を合わせていると疲れてしまいますよね。

好きな人同士であればよいものの、特に知らない人同士だとなるべく視線を合わせたくないというのが本音ではないでしょうか。

もし、愛犬が目をそらしても、顔を無理やり飼い主の方に向けることはやめましょう。愛犬にとってはさらにストレスになってしまいます。

飼い主に対して頻繁に目をそらすようであれば、自分の行動が愛犬を怖がらせていないか考えてみましょう。

また、もう1つの意味もあります。「敵意がない」ことを伝えている場合です。

人間でも、怖そうな人をずっと見ていると、相手から「敵意がある」と判断されてトラブルに発展してしまうことがあります。

犬も目をそらして敵意がないことを表現し、トラブルを避けようとしているのです。

頭を振る

愛犬が頭を振るときは、気持ちを落ち着かせようとするときです。

人間でいうと、貧乏ゆすりをするのと似たような感覚です。

緊張を落ち着かせたいときや、しつけで怒られたあとに気持ちをリフレッシュしたいときによく行います。

また、ストレスを感じたときにも頭を振ることが多いです。

例えば愛犬をなでているときに頭を振る行為をしたら、「それは嫌だ」ということを表現しています。

そして頭を振るときに見逃してはいけないのが、外耳炎という耳の病気の可能性があることです。

特にストレスがない状況だったり、いつも通り遊んだりしている際に頻繁に頭を振るときには、耳の病気を疑いましょう。

鼻を持ち上げる

特に匂いがしないときに鼻を持ち上げるときは、相手を落ち着かせようとしているサインです。

犬同士で顔を合わせているときに、この行動がよく見られます。

飼い主にその行動をしているときには、何かを催促しているサインです。

ご飯をあげ忘れていたり、水がなくなったりしていないか、周りの状況をチェックしてみましょう。

口をパクパクさせる

愛犬が口をパクパクさせているときは、自分の気持ちを落ち着かせようとしているときです。

興奮したあとやストレスを感じたあとに見られます。

また、口の中に違和感があったり、歯に何かが詰まったりしているときにも口をパクパクさせることがあるので、口の中をチェックしてあげましょう。

そして病気のときには、ハエ追い行動といい、突然空を見上げて口をパクパクすることがあります。

頻繁にこの動作を繰り返しているときは、なんらかの病気にかかっていることが考えられるので、一度病院に連れていくことをおすすめします。

あくびする

犬も人間と同じように眠いときにはあくびをします。

リラックスしている状態や伏せの状態であくびをしているときは、単に眠いというサインですが、眠気とは全く別のサインの場合もあります。

それは、不安や緊張を感じるときです。

初めての場所や知らない人に抱っこされたとき、また叱られたときにあくびをしていれば、「ストレスを感じるからやめてほしい」というサインです。

ストレスの原因を排除してリラックスできるようにしてあげましょう。

歯を鳴らす

愛犬が歯を鳴らすのは、興奮を抑えられないときに見られます。

例えば、遊んでいる途中や、「待て」をしている最中などによく見られます。

早く楽しいことをしたいというときの興奮が全身を震わせ、結果的に歯が鳴るという状態です。

また、相手に敵意がないときにもこの行動が見られます。

歯を鳴らすことによって、相手とコミュニケーションをとろうとしているのです。

しかし、見落としてはいけないのが、そのような状態でないのにもかかわらず歯を鳴らすときです。

歯がグラグラしていたり、歯周病が気になったりと歯のトラブルが疑われます。

歯を鳴らす行為が頻繁になると、口の粘膜を傷つけてしまう恐れがあるので、早めに病院で診てもらいましょう。

背中を見せる

他の犬と遊んでいるときやじゃれ合っているときに、いきなり背中を見せることがあります。

それは愛犬が、相手に対して「喧嘩する意思がないですよ」と伝えるためのサインです。

つまり、相手を落ち着かせようとして行っています。

犬同士が喧嘩をしている際に、相手に対して背中を見せるという行為は「降参」と同じような意味合いがあり、相手の犬もそれ以上は執拗に来なくなることが多いです。

座る、伏せる

遊んでいるときに犬が座ったり、伏せをしたりする場合、自分の気持ちを落ち着かせようとしています。

もし、他の犬と遊んでいる最中に行った場合は、自分の気持ちを落ち着かせるという意味以外にも、相手の犬も落ち着かせようとする意味合いもあります。

犬同士も、互いに興奮しすぎてケンカになってしまうのを防いでいるのかもしれません。

前足を伸ばし、お尻をあげる

ドッグランのような他の犬がいる場所で、前足を伸ばし、お尻をあげる行動をしているときは、相手に「遊ぼうよ」と誘っているサインです。

初めて見る相手や相手が緊張していると感じたときに、「危険はないよ」ということを体で表現しています。

姿勢を低くする

姿勢を低くしているときは、相手に対して攻撃しないでというサインです。

自分を小さく見せることで、恐怖を感じていることを表しています。

もし飼い主に対してこの行動をとるような場合は、飼い主に対して怖いという感情を抱いているということになります。

自分の行動を思い返して、愛犬に何か怖い思いをさせてしまっていないか考えてみましょう。

尻尾を振る

犬が尻尾を振っているときは、尻尾の位置によって2つの意味があります。

尻尾を上げながら振っている場合は、嬉しいという気持ちや楽しいというサインです。

久しぶりに会った人や、遊んでもらえるとわかったときによく見られます。

反対に尻尾が下がっている状態で振っているときは、不安を感じているサインです。

特にただ下げているだけでなく、後ろ足の間に尻尾を入れているときは、かなり強い不安やストレス、恐怖を感じています。

できる限り早めにその環境から離してあげましょう。

おしっこする

散歩中や犬が遊んでいるときにおしっこをしだすことがありますが、これは自分をさらけ出しているというサインです。

そして、これからも仲良く遊んでほしいというサインにもなります。

嗅覚が鋭い犬にとっては、おしっこは相手を知るための重要な情報です。

その情報を相手の前で見せるということは、それだけ相手に心を開いているということになります。

体を横にそらす

体を横にそらすというのは、前述した「背中を向ける」というサインに近く、相手に対して興奮を抑えてもうおうとして行う行為です。

背中を向けるほどの強い思いはないですが、興奮している相手を落ち着かせようとしています。

飼い主も同じように体を横にする動作を行うと、愛犬に対して興奮を抑えてほしいという意味を理解してくれるでしょう。

その場所にいないように振舞う

相手がその場にいないように振舞う行為も、興奮を抑えようとして行っています。

一見その場にいないように振舞うという行為は、嫌だから無視しているのではないかと考えがちです。

しかしその逆で、自分の興奮を抑えるために、あえて誰もいないかのように振舞っています。

地面の臭いを嗅ぐ

犬が地面の匂いを嗅いでいるときは3種類の意味があります。

1つは情報収集です。

犬は嗅覚が鋭いので、匂いを嗅ぐことによって情報収集を行います。

2つ目は、何か困ったことや理解できないことがあるという意味です。

この行為によって、自分を落ち着かせようとしています。

3つ目は、あなたに興味がないよというサインです。

散歩中に他の犬が近寄ってきたときに、愛犬が地面を嗅ぐような仕草を見せたら「あなたに興味がないから落ち着いてね」というような意味合いになります。

間に割り込む

間に割り込む行為は、相手を牽制する際に行うものです。

飼い主に対して、間に割り込むことによって「気をつけて」という意味もあります。

よく人間で咳払いをして注意を向けることがありますが、それと同じような意味合いがあります。

噛んだ後になめる

噛んだ後になめる行為は、一見すると噛んだことを反省してなめていると思われがちです。しかしこの行為は、「もう怒らせるなよ」というようなアピールになります。

特に犬が飼い主よりも自分のほうが強いということを見せる行為です。

その行為を認めてしまうと、犬のほうが立場が上だと勘違いをしてしまうので、毅然とした態度で噛んだことを叱りましょう。

カーブを描きながら近づく

散歩中に犬と会うと、直線的に近づかずにカーブを描いたりジグザグに歩きながら近づく行為を見かけます。

その行為は、相手に対して敵意がないことを伝えつつ、自分も少し警戒しているよというサインです。

反対にまっすぐ近づいてくる犬は、攻撃をしようとしていると見られます。

ケンカになりやすいので、相手の犬がまっすぐ来たときには注意しましょう。

初対面の犬と出会った後にどこかへ行く

初対面の犬と出会った後にどこかへ行ってしまう行為は、相手に対して信頼感を示しているサインです。

自分のテリトリーにいても大丈夫だと感じたからこそ、自由に動き回るのです。

「嫌いになったのかな?」と思うかもしれませんが、安心しているからこその行為です。

相手にゆっくりと歩いて近づく

犬がゆっくりと相手に近づいているときは、何かを伝えたいというメッセージです。

相手の反応を見るようにゆっくりと歩いたり、ときには止まったりと反応を見ながら相手の出方を伺っています。

犬同士でコミュニケーションをとっているので、なかなか近づかないことにもどかしくなって、飼い主が無理やり近づけるのはやめましょう。

相手の口や口周りをなめる

相手の口や口周りをなめるという行為は、敵意がないことを表現するサインです。

ただし、相手の犬をしつこくなめてしまうとケンカの原因にもなりかねません。

もし相手の犬がストレスを感じているようなカーミングシグナルを見せた場合は、ケンカを防ぐために犬同士を離してあげましょう。

相手側に横腹を見せながらゆっくりと歩く

相手の犬に対して横腹を見せながらゆっくり歩いているときは、相手の反応を見ているサインです。

この行為は、片方の犬が一方的に行うのではなく、同時に行われることが多いです。

飼い主が犬のカーミングシグナルを見つける方法

飼い主がカーミングシグナルを見つける方法

カーミングシグナルは一瞬の仕草であるため、愛犬としっかりと向き合わなければ見つけるのは大変です。

また、同じような仕草でも、毎回同じ意味合いとは限りません。

飼い主が愛犬のカーミングシグナルを見逃さず、さらに正しく理解するためには、愛犬をよく観察することが大切です。

少しの変化でも気付いてあげられるように、愛犬とコミュニケーションをとる時間をしっかりと作りましょう。

まとめ

カーミングシグナルのまとめ

この記事では、愛犬のカーミングシグナルについて解説しました。

カーミングシグナルを理解して、それを察してあげることによって愛犬との信頼関係はさらに強くなることでしょう。

ぜひこの記事を参考にして、愛犬と素敵な生活を送ってくださいね。

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おもち

この記事のライター

おもち

パグ沼にはまり愛犬への想いがとまらないフリーライター。はじめて犬を飼う方にも分かりやすく役に立つ記事をお届けできたらと思います。

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