愛犬にごぼうをあげても大丈夫?正しい食べさせ方や注意点を解説!
ごぼうは、食物繊維が多く、栄養素も多く含まれているので、身体に良い野菜という印象をお持ちの方が多いのではないでしょうか?それでは、愛犬には食べさせても大丈夫なのか気になりますよね?今回はごぼうにどのような栄養素が含まれているのか、また犬への正しい食べさせ方や与える際の注意点などを解説します。
ごぼうってどんな野菜なの?
ごぼうはキク科の野菜で、80%の水分、2種類の食物繊維(不溶性食物繊維、水溶性食物繊維)、炭水化物、ミネラル、ビタミン、葉酸、ポリフェノールなどの栄養素が含まれています。それぞれの栄養素には、利尿作用、消炎作用、抗皮膚真菌作用、整腸作用などが知られています。また、ごぼうは薬草として中国から日本に持ち込まれ、昔から漢方などでもよく使われています。
愛犬にごぼうをあげても大丈夫なの?
結論から言うと、ごぼうは犬に与えても大丈夫です。しかし、消化機能が人間とは少し違う犬に対して、人間と同じようにごぼうを食べさせることはできません。雑食である人間はごぼうに多く含まれている食物繊維を消化する能力がありますが、本来肉食に近い犬は食物繊維を消化する能力が低いのです。ごぼうを犬に与えるときはにこのような消化の違いがあることを念頭に置きながら与える必要があります。
犬にごぼうを与える際の注意点
ごぼうには魅力的な栄養素が多く含まれていますが、与え方によってはデメリットもあります。犬は食物繊維を上手く消化できないため、便秘を起こしてしまうことがあります。便秘をおこさないようにするためにも、ごぼうによく火を通して柔らかくし、フードプロセッサーなどで細かくするか食べやすい大きさに切って与えるようにしましょう。
普段ドッグフードを食べている場合は、ドッグフードだけでも充分に栄養バランスが取れるように考えられているので、袋に書かれている摂取カロリーの20%以下になるように与えてください。与えすぎると、ドッグフードを食べなくなり栄養バランスが崩れる場合もあります。
犬の食事にごぼうを取り入れてみましょう
初めての方はゴボウチップスのようにおやつとして食べさせる方法や、ドッグフードに混ぜて与えてみる方法もあります。消化機能の弱い子犬や老犬には特に気を付けて与えるようにしていただき、愛犬との食生活を楽しんでください。
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この記事のライター
komugi
都内で愛犬のビーグルと暮らしています。コロナ期間中に肥満体型になってしまった愛犬のために食事や運動について勉強をはじめました。面白い発見や愛犬家の皆様に役立つ情報があればどんどん発信していきます!
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