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オーストラリアンシェパードについて|適正体重・かかりやすい病気や平均寿命

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人目を引く美しい被毛と知的な表情が魅力的なオーストラリアンシェパードは、アメリカで誕生した牧羊犬です。日本でも家庭犬として人気がありますが、家族の一員として長生きしてもらうには飼い主さんが正しく健康管理する必要があります。

ここでは、オーストラリアンシェパードの適正体重やかかりやすい病気、体重管理で気を付けたいことについて解説します。

オーストラリアンシェパードについて|適正体重・かかりやすい病気や平均寿命
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目次

  1. オーストラリアンシェパードの適正体重は?
  2. オーストラリアンシェパードの体重管理で気をつけたいこと
  3. オーストラリアンシェパードの平均寿命とかかりやすい病気を知っておこう
  4. オーストラリアンシェパードの体重管理で長く健康に暮らそう

オーストラリアンシェパードの適正体重は?

オーストラリアンシェパード
Adam York Pexels

オーストラリアンシェパードの適正体重と、体重の変化についてご紹介します。

適正体重

日本を代表するケネルクラブ「ジャパンケネルクラブ」によると、オーストラリアンシェパードの体高はオスが51〜58cm、メスが46〜53cmと定められています。体重についての規定はありませんが、オスメス共に16〜32kgくらいが適正体重の目安になるようです。

体重の変化

  • 生後2ヶ月・・・約2~3kg
  • 生後3~5ヶ月・・・約8~15kg
  • 生後6~12ヶ月・・・約14~20kg

体重の推移には個体差があるので、あくまでも目安として考えましょう。もし太っていないか、痩せすぎていないか心配な場合は、動物病院で体型をチェックしてもらうと安心です。

オーストラリアンシェパードの体重管理で気をつけたいこと

オーストラリアンシェパード
torstensimon

オーストラリアンシェパードの体重管理のポイントは、食事管理や運動量の確保です。 

好きな運動

活発で遊びが大好きなので、ドッグランでフリスビーを使って遊んだり、ドッグスポーツにチャレンジしてみても良いでしょう。

運動不足になるとストレスが溜まり、無駄吠えなどの問題行動に繋がることがあるので注意しましょう。

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散歩の目安

牧羊犬種であるオーストラリアンシェパードは、十分な運動を必要とするエネルギッシュな犬です。散歩は1日2回、1回につき60分以上必要と言われています。愛犬のために十分な時間を取ってあげられない飼い主さんには不向きな犬種と言えるでしょう。

ごはんの量

犬は与えられた分だけ食べてしまう生き物なので、飼い主さんが量を決めて与える必要があります。与えるフードによってカロリーが異なるので、フードのパッケージに記載された給与量を目安に与えましょう。 

オーストラリアンシェパードの平均寿命とかかりやすい病気を知っておこう

オーストラリアンシェパード
95media Unsplash

オーストラリアンシェパードに長生きしてもらうためにも、寿命とかかりやすい病気について把握しておきましょう。

平均寿命

平均的な寿命は11〜15歳くらいと考えられています。

最高齢

オーストラリアンシェパードの最高齢については定かではありませんが、日本では16歳まで生きた子が複数頭いるようです。

かかりやすい病気

 オーストラリアンシェパードがかかりやすい病気には、次のようなものが挙げられます。

てんかん

てんかんは脳の病気の一種で、全身性に起こる発作(全発作)と身体の一部のみに発作の症状が現れる発作(部分発作)があります。原因の多くは特発性てんかんという原因不明のてんかんで、脳腫瘍や脳炎、外傷などの脳に障害を与える病気が判明している場合は症候性てんかんと呼ばれます。治療には主に抗てんかん薬が用いられますが、特発性てんかんの場合は完全に発作を無くすことは困難で、発作をコントロールすることが治療の目的となります。 

尿路結石症

尿路結石症(尿石症)は、尿中に含まれるリンやカルシウム、マグネシウムなどのミネラル成分が結晶化し、その結晶がくっつき合うことで結石が形成される病気です。腎臓にできた結石を腎結石、膀胱にできた結石を膀胱結石などと呼び分けることもあります。

尿道に結石が詰まった場合には排尿困難になり、尿から排出されるはずの老廃物が体内に蓄積して尿毒症という危険な状態に陥ったり、腎機能障害を起こすこともあります。

股関節形成不全

股関節を形成している骨盤と大腿骨がうまくかみ合わなくなり、関節に炎症を生じる病気です。大型犬に多く見られる病気で、その多くは4~12ヶ月の若齢期に発症します。

発症すると痛みにより段差のある場所を避けて通るようになったり、横座りしたり、腰を左右に振るような歩き方(モンローウォーク)が見られます。

眼疾患

オーストラリアンシェパードは、遺伝性の眼疾患「コリーアイ(コリー眼異常)」をもっていることがあります。犬の目の組織(脈絡膜・みゃくらくまく)に異常が起こる病気で、無症状の場合もあれば重症化して失明してしまうこともあります。 病名のとおり、コリーやシェルティー、ボーダーコリーなどのコリー犬種に多く見られ、日本では北海道犬でも発症が確認されています。 

オーストラリアンシェパードの体重管理で長く健康に暮らそう

オーストラリアンシェパード
h_spangler Unsplash

オーストラリアンシェパードの平均的な寿命は11〜15年くらいと言われています。一日でも健康に長生きしてもらうには、飼い主さんの健康管理が欠かせません。食事内容にも注意し、体重管理や病気の予防に努め、愛犬と幸せな毎日を送りましょう。

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choco

この記事のライター

choco

シェルティとの生活に憧れる社会人です。みなさんの愛犬との暮らしがより豊かになるような情報を発信できたら、と思っています!

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