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小型犬のペットカートの選び方|おしゃれさ?機能性?重視すべきポイントとは

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みなさんはペットカート(バギー)というアイテムをご存知ですか?犬用のベビーカーのようなもので、近所のお散歩だけでなく、愛犬との旅行や足腰が弱ってきたシニアの子のお散歩時にも役立つアイテムです。特に小型犬を多頭飼育している人には欠かせないものの1つかもしれません。今回はペットカートのメリットや選ぶ際の注意点と、おすすめのペットカートをご紹介していきたいと思います。

小型犬のペットカートの選び方|おしゃれさ?機能性?重視すべきポイントとは
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目次

  1. ペットカートのメリットとは
  2. ペットカートを選ぶ時のポイントとは?
  3. おすすめのペットカート4選
  4. ペットカートを活用してお散歩を楽しもう!

ペットカートのメリットとは

ペットカート

さまざまなシーンで役立つペットカート。まずはじめに、ペットカートのメリットについて見ていきましょう。

人混みの中でも安心

小型犬の飼い主さんは混雑している場所に愛犬を連れて行くとき、行き交う人々に愛犬が踏まれてしまわないか心配になった経験がある人も多いのではないでしょうか。身体が小さい小型犬は、雑踏の中で蹴られてしまったり踏まれたりして怪我をしてしまう恐れがあります。また、リードが引っかかって他の人を転倒させてしまう可能性も0ではありません。しかし、ペットカートを使用すれば、踏まれたり周りの人を怪我させる心配がないので安心してお出かけすることができます。

飼い主さんの負担軽減

愛犬とのお出かけにはリュックやスリングを活用している飼い主さんも多くいます。しかし、いくら小型犬であっても長時間抱えているのは大変なもの。ペットカートであれば愛犬も自分のスペースがある程度確保されるのでストレスを軽減することができ、飼い主さんも移動がスムーズになるのでとても便利です。

また、小型犬を多頭飼いしている場合、1人で同時に2頭、3頭の行動をみるのは大変ですが、ペットカートを活用すれば一緒にお出かけするときにはもちろん、通院時も飼い主さんの負担を軽減することができます。

紫外線・熱中症対策

暑い季節のお散歩には肉球の火傷紫外線による皮膚へのダメージ熱中症などいろいろな心配事がありますよね。ペットカートを活用することで怪我の予防や暑さ対策になるので、目的地までの移動手段として使っている飼い主さんも多くいます。

周りの人への配慮

公共のスペースでは、「犬を直接歩かせてはいけない」というルールが決められている場所もありますが、ペットカートがあればスムーズに移動することが可能です。

また、犬アレルギーの方、犬が苦手という方への配慮としてもペットカートが役立ちます。愛犬が女の子であればヒート中のお散歩も安心して行くことができます。

シニア犬や子犬のお散歩デビューにも

ペットカートは足腰の弱くなってきたシニア犬や、長時間歩くのが難しい子のお散歩にも便利です。筋力維持や気分転換のためにお散歩は重要ですが、途中で歩けなくなってしまった場合、飼い主さんが抱っこして帰宅することになります。身体の大きい子や多頭飼いをしている飼い主さんは少々大変ですよね。そんなときに活躍するのがペットカートです。歩くことに疲れたらペットカートに乗って移動することができるので、愛犬・飼い主さん両方の負担を軽減することができます。

また、ワクチンプログラムが完了する前の子犬のお散歩時にもペットカートが役に立ちます。

将来的に愛犬といろんな場所にお出かけしたいと考えているのであれば、移動時に役立つペットカートは子犬のうちから慣れさせておくのがおすすめです。

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ペットカートを選ぶ時のポイントとは?

ペットカート

愛犬とのお出かけの幅が広がったり、愛犬や飼い主さんの負担を軽減することもできる頼もしいペットカート。しかし、購入するにあたっては何を重視して選ぶべきなのか、また、どのような点に注意した方がよいのでしょうか?ここでは、さまざまな種類が販売されているペットカートの中から、最適な商品を見つけるための判断基準をご紹介します。

サイズ・耐荷重

ペットカートを安全に使用するためには、愛犬の大きさに合ったものを選ぶことが大前提です。カートに乗せた時に窮屈にならないかサイズをしっかり確認しましょう。伏せをしたときに少しゆとりがあるくらいが目安です。高さは、座った状態で景色を見ることができる高さが理想だとされています。

犬種ごとにだいたいの平均体重の目安はありますが、肥満ではなく健康的に大きくなる子も少なくありません。対応犬種でサイズの目安が紹介されていることもありますが、愛犬の体重と照らし合わせてゆとりをもって選ぶようにしましょう。子犬のときに購入するのであれば、将来的に体重が増えることを見越して選ぶ必要があります。

また、1つのカートに複数匹乗せるという場合には総重量がどのくらいになるのか事前にしっかり計算しておくことを忘れないようにしてください。カートによっては体重だけでなく頭数を制限しているものもあるので注意が必要です。

安全性

ペットカートは便利である一方で、愛犬が飛び出してしまったり、転落してしまう恐れもあるため、使用する際には注意しなければいけません。小型犬の場合、驚いた拍子に飛び出して落下してしまい骨折などの怪我に繋がる可能性もあります。飛び出しや転落を防ぐためには、飛び出し防止のリードが備わっているタイプを選ぶのがおすすめです。多頭飼いしている場合は乗せる頭数分備わっているか確認してください。

また、飛び出し防止のリードを装着していても、愛犬が乗る部分が浅すぎることで飛び出してしまい宙ずりになってしまうケースもあるので、コットが深めのものを選ぶのがよいでしょう。

快適さ

熱中症対策でペットカートを活用しても、通気性が悪いと熱がこもってかえって熱中症になってしまう恐れがあります。日よけの部分はメッシュ素材のタイプを選び、適度に換気するようにしましょう。場合によっては保冷剤を入れたり、冷感効果のある洋服を着せてあげるなどの工夫も必要です。

また、衝撃を吸収する作りになっているかも重要なポイントです。ガタガタ振動するのは愛犬にとって居心地のよいものではなく、飼い主さんも押しづらくなりますよね。振動軽減、衝撃吸収に優れているかも選ぶ際に注意しておきましょう。

利便性

ペットカートは飼い主さんが押すものなので、小回りが利くか安定感があるかなども判断基準の1つになります。小回りが利きやすい3輪タイプ、安定感のある4輪タイプ、タイヤが大きめに作られているタイプ、タイヤが2連になっているタイプなどさまざまですが、長時間押すことを考えると操作性に優れた3輪・シングルタイプものを選ぶのがおすすめです。しかし高価であることも多いので、出費を抑えたいという場合には4輪・シングルタイプがいいでしょう。

ペットカートによってはキャリー部分が取り外しできるものもあります。公共交通機関ではカートのまま乗せられないことがほとんどなので(※)、取り外しできるタイプの方が便利かもしれません。分離型はクレートの代わりにもなるので、トリミングや通院時だけでなく、車での移動時や宿泊時にも役立ちます。

さらに折りたたんで小さくすることができるタイプであれば、使わないときに場所をとらずに収納することができます。

ペットカートは両手がふさがってしまうので、ペットカート自体に収納できるスペースがあるかどうかも選ぶときのポイントの1になるでしょう。

※鉄道や飛行機などの交通手段や会社によって規則は異なるので、利用しようと考えている場合は事前によく確認するようにしてください。

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おすすめのペットカート4選

ペットカート

さまざまな種類の商品が販売されているペットカートですが、お値段が安いものではないので愛犬や飼い主さんに合ったものを購入したいですよね。ここでは飼い主さんたちに人気のあるペットカートを厳選して4つご紹介します。

アイリスオーヤマ

①カート②キャリングカート③キャリー④ドライブキャリーの4通りの使い方ができるペットカートです。前輪が360度回転する3輪カートで小回り抜群。タイヤロックが付いているので、愛犬を乗せたり降ろしたりする際も安心です。耐荷重はキャリー部分が10㎏、小物入れ部分が5㎏となっています。キャリーは取り外し可能で、フレームは折りたためるため収納もコンパクト。ショルダーベルトを取り付けるだけで通院時や旅行時に便利なキャリーに早変わりするので、利便性にも優れています。ただし、飛び出し防止用のリードは付属していないので、個人で用意しなければいけません。カラーはグリーン、ブラウン、ピンクの3色で、適合犬のサイズの目安はミニチュアダックス、ミニチュアシュナウザー、トイプードル、シーズーなどです。

  • 商品名:4WAYペットカート FPC-920
公式サイトはこちら

ピッコロカーネ

小型犬を多頭飼いしている飼い主さんにおすすめなペットカートがピッコロカーネのタントスリーです。タントツーのコットの部分がリニューアルし、ワンタッチで開閉可能になりました。コットを半開・全閉することが多い方におすすめのタイプです。耐荷重は40㎏で、飛び出し防止用のリードフックが2つ付いています。コットは正面・対面どちらでも使用OK。ハンドルの角度が調節できるので、女性でも男性でも操作しやすい作りになっています。急な雨でも安心な専用レインカバー、衝撃を吸収するサスペンションも搭載。日よけカバーはUVカット加工が施されており、汚れも拭き取りやすい生地が使われています。フレームは折りたたむことができ自立するので収納のしやすさも◎。カラーはワインレッド、ブラック、モスグリーン、シャンパンゴールドの4色。

  • 商品名:TANTOⅢ(タント スリー)
公式サイトはこちら

コムペット

従来のミリミリシリーズよりも少しゆったりとした作りのミリミリeg ロングは、胴長の犬種や2匹での利用にぴったりなモデルです。耐荷重15㎏で、2匹まで乗せることができます。軽いので持ち運びやすく、屈まずにすぐに畳むことができるのも大きなメリットです。コムペットのミリミリは押しやすく、卵も割れないエッグショックが搭載されているので衝撃を押さえる設計になっており、タイヤのロック・解除もワンタッチですることができます。キャリーは取り外すことができ、フレームも折りたたみ可能です。ルーフ部分は前後4か所にエアスルーウィンドーがあり、通気性に優れています。キャリーカバーは丸洗い可能でお手入れしやすく、清潔に保つことができるのも嬉しいポイント。飛び出し防止リードフック2本付き。カラーはデニムブルー、スターブラックの2色です。ただし荷物を入れる部分は小さめで、ポケットやフックはないようなので、たくさん収納スペースがあるタイプがいい!という方は別途購入する必要があります。また、点字ブロックや芝生など凹凸のある場所ではやや引っかかるという口コミが見られました。

  • 商品名:ミリミリeg ロング
公式サイトはこちら

エアバギー

小型犬を多頭飼育している飼い主さんにはこちらのペットカートもおすすめです。エアバギードーム2よりもコットのサイズが大きくなり、キャリーハンドルやワンタッチロック、180°開閉するルーフの機能もついてさらにパワーアップしました。耐荷重は20㎏でフレームは2年、コットは1年の保証期間があります。レバーを引くだけでコットの取り外しが可能。フレーム部分はレバーを握るだけで折りたたむことができ、収納のしやすさも魅力です。大型エアタイヤが採用されており、振動を吸収するので静かで滑らか、でこぼこ道でも押しやすい作りになっています。3輪・シングルタイプのカートなので小回りが利きやすく、ハンドブレーキも搭載されているので急な停止にも対応することができ安心です。リードフックは2本標準装備されています。カラーバリエーションも豊富でなんと11色展開。お気に入りの色が見つかりそうですね。

ただし、ルーフ部分のメッシュは密度が濃く、愛犬の様子がわかりにくいことや通気性に不安が残るため、別売りにはなりますが「ドーム3 ラージ専用 エアバギー メッシュルーフ」に変えると良いかもしれません。虫よけ効果も付いており暑い季節におすすめです。

  • 商品名:エアバギー ドーム3 ラージサイズ
公式サイトはこちら

【参考】オプション:ドーム3 ラージ専用 エアバギー メッシュルーフ

ペットカートを活用してお散歩を楽しもう!

ペットカート

ペットカートには、愛犬とのお出かけの幅が広がったり、危険から守ったり、飼い主さんの負担を軽減したりとたくさんのメリットがあります。また、災害時の移動手段としてやクレートとしても役立つため、1つは持っていても良いかもしれません。

見た目のオシャレさも判断基準の1つになるかもしれませんが、ペットカートは長く使うものなので、丈夫さやお手入れのしやすさはもちろん、安全面や機能面も優れているものを選ぶようにしましょう。ここで紹介した商品以外にもたくさんのペットカートが販売されています。使用用途や値段なども加味して愛犬と飼い主さんに合ったものを見つけることが大切です。

最近では小型犬用だけでなく大型犬用のペットカートも増えてきました。歳を重ねて、お散歩が難しくなってきたなと感じたときは、ぜひペットカートの活用も検討してみてくださいね。

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この記事のライター

choco

シェルティとの生活に憧れる社会人です。みなさんの愛犬との暮らしがより豊かになるような情報を発信できたら、と思っています!

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