フレンチブルドッグってどんな性格をしているの?ブヒとの上手な関わり方を知ろう
大きな耳と鼻ぺちゃの見た目のフレンチブルドッグは、日本だけではなくアメリカやイギリスでも人気の高い犬種です。そのユニークな表情から陽気な印象を受けますが、フレンチブルドッグはいったいどんな性格をしているのでしょうか?今回は「ブヒ」の愛称でも親しまれているフレンチブルドッグの基本的な性格についてご紹介したいと思います。
フレンチブルドッグの基本的な性格傾向について
フレンチブルドッグは小型~中型犬サイズではありますが、身体は小さいながらも筋肉質でがっしりとした体格をしているため、強そうなイメージを抱いている方もいらっしゃるかもしれません。まずはじめに、フレンチブルドッグの基本的な性格を見ていきましょう。
遊ぶの大好き
真顔のフレンチブルドッグはちょっぴりコワモテな見た目をしていますが、実は好奇心旺盛で遊ぶことが大好きです。1人遊びよりも人と遊ぶことを好むので、一緒にひっぱりっこやレトリーブなどの遊びをしてあげると喜びます。
ただし、興奮してしまうと体格の良さも相まってコントロールするのが難しくなるので、興奮させすぎないことが大切です。賢い犬種なので、ひっぱりっこなどでは興奮してしまうという場合には、頭を使う知育玩具で遊ぶのも良いでしょう。
鼻ぺちゃの犬は「短頭種」と呼ばれますが、中頭種や長頭種といった他の犬と比べて生まれつき気道が狭く、興奮すると呼吸がしづらくなることがあるので、そういった面でも飼い主さんがしっかりと行動を制御する必要があります。
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穏やかでフレンドリー
おおらかで社交的なので他の犬や見知らぬ人とも臆せず接することができる子が多いです。そのため、警戒心から吠えるということはあまりありません。お散歩時やドッグランでもすぐに周りの子と仲良くなれる素質を持っています。
甘えん坊
フレンチブルドッグは飼い主さんのことが大好きな愛情深い性格をしており、独りで過ごすのが苦手な子が多いです。そのため、長時間のお留守番が必要になってしまう環境には向いていないと言えるでしょう。また、強そうな見た目とは裏腹に、大きな声で叱られるのが苦手という繊細なところもあります。
一方でマイペースな一面も持ち合わせており、遊んでいたと思ったら急に横になって眠ったり自由気ままに過ごすこともあります。猫のような気まぐれな一面も人気の理由の1つかもしれません。
オスとメスで性格は変わるの?
フレンチブルドッグに限らず、性格は遺伝や育った環境、個体差などが関わってくるので性別によって性格が大きく異なるということはありませんが、多少の違いは見られると言われています。オスとメスそれぞれの一般的な性格傾向は以下の通りです。
オス
オスはメスと比べて縄張り意識・警戒心が強いので、マーキング行動が多く見られたり、吠える・噛むなどの攻撃性も高い傾向にあります。
一方で、成犬になってもやんちゃで単純、そして甘えん坊という面もあり、愛犬とたくさん遊びたい!思いっきり構いたい!と思っている方はオスを選ぶことが多いんだとか。
メス
メスは穏やかで優しいので、はじめて犬を飼うという人はメスをおすすめされることが多いです。オスよりも早い段階でやんちゃさが落ち着き、自立心が強くあまりベタベタとしたコミュニケーションは好まず、気まぐれな一面もあります。
母性本能が備わっているため愛情深いですが、神経質でヒート時には攻撃性が増すことも。
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ブヒと上手に関わるために
穏やかで社交的なフレンチブルドッグは一見飼いやすい印象を受けますが、しっかりとしつけをしなければ問題行動に発展することもあります。フレンチブルドッグとの暮らしを楽しいものにするためには、どんなところに気をつけた方がいいのかを知っておきましょう。
コマンドで落ち着けるようにしよう
フレンチブルドッグは基本的にはおおらかで優しい性格をしていますが、活発で急にハイテンションになる子も多いです。身体は小さくても力は強いので、1度興奮してしまうと制御が難しく、小さなお子さんやご高齢の方ではコントロールが難しくなる可能性も0ではありません。
攻撃するつもりはなくても力が強いことで相手を転倒させてしまったり噛みついてしまうことも考えられるため、「待て」、「お座り」、「伏せ」などのコマンドでクールダウンできるようしっかりトレーニングしておきましょう。飽きっぽいところがあるので長時間のトレーニングよりも短時間で集中して行う方が向いています。
中にはマイペースすぎて頑固な子もいるので、根気よくしつける覚悟が必要です。
コミュニケーションをとる時間を確保しよう
フレンチブルドッグは飼い主さんのことが大好きという子が多いので、少しの時間であっても一緒に遊んだり触れ合う時間を設けることが望ましいです。構いすぎは分離不安などの原因にもなるので四六時中一緒にいる必要はありませんが、お留守番などで長時間飼い主さんと触れ合えないとストレスが溜まってしまい吠え癖や噛み癖などの問題行動に繋がったり、下痢や嘔吐などの体調不良を引き起こすこともあります。毎日フレンチブルドッグと関わる時間を作るようにしてくださいね。
日中は仕事で家を空けなければいけないという場合には、1人で過ごすことに慣れる練習をしておきましょう。
社会化も重要
基本的には誰とでも仲良くなれる性格をしていますが、子犬期の経験が不足すると警戒心が強くなってしまう可能性があります。新しい物事を受け入れやすく、順応しやすい子犬のうちにさまざまな経験をさせることで本来のフレンドリーな素質を伸ばしてあげることができるはずなので、たくさんの犬や人と関わったり、車や電車の音を聞いたり、草木や土などのニオイを嗅いだりといった経験をさせてあげてください。
もちろん無理強いは禁物なので、焦らず少しずつ練習しましょう。家から一歩外に出れば当たり前に存在しているものに慣れることで、むやみに不安や恐怖を感じることがなくなり、ストレスなく人間社会で暮らすことができます。
フレンチブルドッグは感情豊かで魅力的な犬種
今回は愛嬌たっぷりなフレンチブルドッグの性格に焦点をあててご紹介しました。明るくて穏やか、フレンドリーで遊び好き、さらにしつけも比較的早く習得してくれるなど、まさに非の打ち所がないとも言えますよね。嬉しい時には笑顔を見せ、不満な時には不貞腐れているような表情をするなど、感情表現が豊かでチャーミングなフレンチブルドッグをいつか迎えたいと考えている人は少なくないと思います。
しかし、性格が良いとはいえダントツで飼いやすい犬種というわけではありません。あくまでも犬種の一般的な性格傾向であり個体差もあるので、中には頑固でなかなかしつけが入らない子や攻撃性が強い子もいます。
比較的興奮しやすい犬種であるため、トラブルを防ぐためにも力の強い愛犬をコントロールできるよう日頃からしっかりしつけることが重要です。
また、フレンチブルドッグはその体型から健康面での注意が必要であることや、抜け毛が多く対策が必須であることは事前に知っておきましょう。
愛嬌たっぷりのブヒとの暮らしをより良いものにするために、あらかじめ犬種の特性をしっかり理解しておいてくださいね。
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この記事のライター
choco
シェルティとの生活に憧れる社会人です。みなさんの愛犬との暮らしがより豊かになるような情報を発信できたら、と思っています!
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