【シニア犬の寒さ対策】 寒さに負けないための必需品3選

お気に入りに追加

シニア犬は体の機能が低下してくるため、若いころに比べると寒さによって体調を崩してしまう可能性が高まります。そのため、健康を維持してあげるために、飼い主さんが意識的に寒さ対策をしてあげる必要があります。今回はシニア犬の寒さ対策や、冷えから愛犬を守るおすすめのアイテムをご紹介します。

【シニア犬の寒さ対策】 寒さに負けないための必需品3選

目次

  1. シニア犬の寒さ対策の必要性について
  2. シニア犬にしてあげたい寒さ対策について
  3. シニア犬の寒さ対策に役立つアイテム3選をご紹介!
  4. シニア犬の寒さ対策は飼い主さんが意識的に気を使ってあげよう

    シニア犬の寒さ対策の必要性について

    犬 毛布
    Ebowalker

    人間と同じように、犬も冬になり体が冷えると体調を崩すことも少なくありません。特にシニア犬の場合は、筋肉量や運動量が落ち血行が悪くなりがちなので、冷えを感じている場合も多くあります。慢性的に体が冷えると咳や鼻水がでるなど風邪のような症状や、下痢、関節の痛みなど、さまざまな不調を引き起こしやすくなります。

    そのため愛犬が多くの時間を過ごす室内はもちろん、散歩時なども寒さ対策をして、健康かつ快適に過ごせるようにしてあげることが大切です。

    シニア犬にしてあげたい寒さ対策について

    犬 洋服
    Eco-Pup

     シニア犬にはどのような寒さ対策をすればよいのか、具体的に見ていきましょう。 

    室温と湿度を適切に保つ

    愛犬が長い時間を過ごす室内は、快適に過ごせるよう暖かく保ってあげましょう。また、冬はただでさえ空気が乾燥していますが、暖房器具を使うとより部屋の中が乾燥するので、加湿をすることも大切です。

    シニア犬が快適に過ごせる冬の室内環境ですが、室温は18〜22度、湿度は40〜60%と言われています。細菌やウイルスは低気温・低湿度を好むので、室温を暖かくし適度に湿度を保つようにすれば、細菌やウイルスの増殖を抑えられます。

    また、空気が乾燥した状態だと皮膚が痒くなってしまったりすることがあるので、皮膚トラブルも予防できます。

    洋服や靴下を活用する

    暖かい室内から寒い屋外に出ると、室内との寒暖差に体が対応できず、体調を崩してしまうことがあります。そのため散歩に行くときは服を着せたり、冷えやすい足元には靴・靴下を履かせたりなど、寒さ対策をしてあげましょう。ダウンジャケットや内側が起毛素材になっているブーツなど、犬用の防寒アイテムはバリエーションが豊富なので、愛犬にぴったりのものを見つけてあげられるでしょう。

    寝るスペースを暖かくする

    エアコンなどで室内を暖かくしても、暖かい空気は軽いため部屋の上部に、冷たい空気は下部に溜まってしまうことがあります。床に近い場所で過ごす犬にとっては、室温が適切であっても寒いと感じることもあるので、ベッドに厚めの毛布を敷いてあげたり、ペット用の湯たんぽを入れてあげたりするとよいでしょう。

    ペット用の湯たんぽはお湯を入れるタイプの他に、電子レンジで温めて使うタイプもあります。準備の手間がかからないうえ、経済的なのでおすすめです。ただし、愛犬が低温やけどをしないよう、使うときは厚めの生地のカバーを必ずかけるようにしてください。

    また、ドーム型の犬用ベッドを用意してあげるのもよいでしょう。ドーム型のベッドは三方が囲まれ屋根がついており、内側に熱がこもりやすいので、愛犬を冷えから守ってあげられます。

    シニア犬の寒さ対策に役立つアイテム3選をご紹介!

    犬 洋服
    Pezibear

    最後に、シニア犬の寒さ対策に役立つおすすめのアイテム3選をご紹介します。

    しっかりあったかい!本格派ジャケット|クインジージャケット/ラフウェア

    犬用アウトドアブランド「RUFFWEAR(ラフウェア)」のコンパクトに収納・持ち運びができる防寒ジャケットです。撥水加工がされているため、ちょっとした雨水や雪などによる濡れを防ぐことも可能です。また、たっぷりと化成綿が封入されており、保温性に優れています。ハーネスの上から着用することができるタイプなので、体を動かしにくいシニア犬の負担にもなりにくいと言えます。

    商品ページはこちら

    立ち上がりの滑りケアに|いぬたび

    「いぬたび」は、耐熱性や耐寒性に優れたウェットスーツの素材にも使用されるネオプレーン生地で作られている犬用靴です。ストレッチ性が高く履き心地がよいことに加え、靴下タイプとは異なり、巻いて履ける靴になっているため、足を上げにくいシニア犬にもおすすめのアイテムと言えます。年間を通して使用できることから、寒さ対策としてだけでなく、アスファルトの熱から愛犬の肉球を守るために夏も活用できます。

    商品ページはこちら

    年中使えるベッド|ドーム型ベッド/PAWZ Road

    独特なハチの巣形のデザインの犬用ベッドです。夏には上蓋をとって涼しく、冬にはドーム型にすることで暖かく1年中使用することが可能です。シニア犬でも出入りがしやすいように、入り口の高さは10cm程度となっている点も嬉しいポイントです。

    Amazon商品ページはこちら

    シニア犬の寒さ対策は飼い主さんが意識的に気を使ってあげよう

    犬 洋服
    Eco-Pup

    シニア犬になるとあまり動きたがらなくなるので、血行が悪くなり冷え性になりやすい傾向にあります。室温や寝床を暖かく保つなどして寒さから守ってあげましょう。犬用の防寒グッズは今回ご紹介したもの以外にも、ペット用のホットカーペットや室内用の靴下など、いろいろな種類があります。上手に活用して快適な環境を作ってあげてください。

    こちらの記事もチェック!

    シニア期の犬にぴったりの犬用靴が知りたい|老化による症状をカバーするおすすめの靴を紹介します

    あわせて読みたい

    シニア期の犬にぴったりの犬用靴が知りたい|老化による症状をカバーするおすすめの靴を紹介します

    犬は私たち人間と違い素足が基本です。しかし、犬が怪我や病気をしてしまったとき、足場が悪い場合や雪のとき、そして年齢を重ねて高齢になったときなど、犬の足を守る必要があるシーンは多くあります。特に老犬になると筋力が衰えるため、足を引きずることも多くなります。そんなシニア期の愛犬の大切な足を守るために役立つのが犬用の靴です。今回は、年をとった犬が靴を必要とするときの基礎知識と老犬に向いている靴を厳選してご紹介します。

    犬のリハビリにはプールが効果的?シニア犬の筋力アップにも。全国のリハビリ施設をご紹介

    あわせて読みたい

    犬のリハビリにはプールが効果的?シニア犬の筋力アップにも。全国のリハビリ施設をご紹介

    犬のためのリハビリ施設があることをご存知でしょうか?リハビリ施設として独立しているものもあれば、動物病院・サロンと併設されている場合もあります。犬のリハビリをする理由や方法は、犬と飼い主さんによってさまざまです。ここでは、実際に行われている犬のリハビリ事情として、リハビリの必要性からプールの有用性についてなどを考えていきます。また、全国のおすすめのリハビリ施設もあわせてご紹介します。

    nao

    この記事のライター

    nao

    「愛犬の気持ちを理解したい」「寄り添ったコミュニケーションを取りたい」という思いからドッグライターとして犬に関する知識を学び、発信しています。愛犬の笑顔を守るために、そして同じ思いを抱く飼い主さんのために、有益な情報を発信していけたらと思っています。

    カテゴリー

    人気記事ランキング

    Petan独自調査

    獣医師監修記事

    おすすめ記事

    人気のキーワード