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犬が寝る時は服を着せるのが良いって本当?

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ワンちゃんを飼っている方であれば、ワンちゃん用の服を一着は持っているのではないでしょうか。お出かけする時や散歩の時、更には誕生日やハロウィーンなどのイベントなど、ワンちゃん用の洋服はさまざまなシーンで活躍しますよね。

そんな便利な洋服ですが、ワンちゃんが寝ている時にも着させてもいいのでしょうか。気になる方も少なくはないはずです。

本記事では、ワンちゃんが寝る時に服を着させるべきなのか、そして服を着せて寝かせることのメリットについてそれぞれご紹介していきます。ワンちゃんを飼っている方も、そうでない方も是非参考にしてみてください。

犬が寝る時は服を着せるのが良いって本当?

目次

  1. ワンちゃんに服を着せて寝かせることのメリット
  2. ワンちゃんに服を着せて寝かせることのデメリット
  3. ワンちゃんに服を着せて寝かせる際の注意点
  4. まとめ

ワンちゃんに服を着せて寝かせることのメリット

洋服を着ている犬

ここでは、ワンちゃんが洋服を着た状態で寝ることのメリットについてご紹介していきます。愛犬に洋服を着せて寝かせている方や、洋服を着せるか迷われている方は是非参考にしてみてください。

メリット①抜け毛が落ちるのを減らすことができる

ワンちゃんを飼っている方であれば、一度は愛犬の抜け毛に悩まされたことはあるのではないでしょうか。抜け毛の度合いは犬種によってさまざまですが、全く抜け毛のないワンちゃんはいません。

寝る時に同じ布団で寝る場合だと抜け毛はより気になるかと思います。ワンちゃんも寝ている間に寝がえりをうったり、体を掻いたりするので、その度に毛は抜け落ちてしまいます。

しかし、寝ている時に洋服を着させることで、完全にとは言えませんが、抜け毛の飛散をある程度防ぐことができます。ワンちゃんには換毛期というものがあり、季節によって毛が抜けやすい時期があります。そのようなタイミングでワンちゃんに洋服を着させることで、抜け毛が寝具などに付着するのを抑えることができるので、ワンちゃんの抜け毛が布団や毛布に付いて困っている方は、寝る時は愛犬に洋服を着せることをおすすめします。

メリット②体温低下の予防

寝る時にワンちゃんに洋服を着せることで得られるメリットとして、体温の低下を防ぐことができます。

一般的に、毛が短い犬種であったり、仔犬、老犬などは体温が低下しやすい傾向にあると言われています。寝ている時に体温が低くなってしまうと、人間と同じように風邪をひいてしまうことがあります。

しかし、就寝時に洋服を着せることで、特に冬場などの冷え込む時期は体温を維持することができます。

洋服を着せる際には季節によっては素材を変えることをおすすめします。夏場などは肌着のような薄手のものを、冬場は厚地のものを着せて調整しましょう。

ワンちゃんに服を着せて寝かせることのデメリット

犬

ワンちゃんが寝る時に洋服を着ることのメリットをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。さまざまなメリットがあるので、洋服を着させることでワンちゃんにとっても、より質の高い睡眠をとれるのではないでしょうか。

しかし、メリットがある一方、もちろんデメリットもあります。ここでは、ワンちゃんに服を着させて寝ることのデメリットについてご紹介していきます。

デメリット①ストレスを感じてしまう

寝る時に服を着せられることで、ストレスを感じてしまうことがあります。

元来ワンちゃんは自然環境下では服を着ておらず、ワンちゃんに服を着せるようになったのは近年になってからのことです。そのため、服を着るのが苦手に感じるワンちゃんもおり、ワンちゃんみんなが喜んで服を着るわけではありません。

また、ワンちゃんが服を着る習慣は、飼い主との生活の中で生まれるものであり、服を着るかどうかは飼い主によりけりです。

睡眠全体のほとんどが浅い眠りであると言われているワンちゃんは、睡眠の質が下がってしまうと睡眠不足になってしまう可能性があります。

ワンちゃんに服を着せた時に嫌がるような様子を見せた場合は、無理に服を着せることは控えるようにしましょう。

ワンちゃんの睡眠の質と精神的健康のためにも、服を着ることが少しでもワンちゃんのストレスになるようであればやめておくべきと言えます。

デメリット②皮膚トラブルを引き起こしてしまう

ワンちゃんに服を着せて寝かせることのデメリットの2つ目は、皮膚トラブルの原因になりうることです。

具体的には、蒸れて細菌が繁殖し皮膚炎を引き起こしたり、同じ場所が擦れて毛玉になったりというような皮膚トラブルを起こす可能性があります。

ワンちゃんに服を着せて寝かせる際の注意点

寝ている犬

ワンちゃんに服を着せて寝かせることのメリット・デメリットをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。ワンちゃんを飼っている方で、服を着せて寝かせたいと考えている方は、メリットとデメリットそれぞれを踏まえて検討してみてください。

では、服を着せて寝かせる際に気を付けるべきことは何があるのでしょうか。ここでは、ワンちゃんに服を着せて寝かせる際の注意点をご紹介していきます。

注意点①嫌がる場合は様子を見る

ワンちゃんの中にも、服を着ることに抵抗がある子もいます。

服を着ることを嫌がっているのにもかかわらず無理やり着せてしまうと、ワンちゃんは落ち着いて寝ることができず、睡眠の質が低下する恐れがあります。

皆愛犬服を着ることを嫌がる場合は強引に着せたりするのは避けましょう。

注意点②サイズの合ったものを選ぶ

ワンちゃんに服を着せて寝かせる場合、服選びは慎重に行いましょう。

いくら服を着ることに抵抗がないワンちゃんであったとしても、服のサイズが小さすぎると動きにくく窮屈に感じてしまったり、大きすぎると引っかかったり怪我をしたりする恐れがあります。そのため、ワンちゃんに服を着させる場合は、サイズがピッタリ合ったものを選ぶことが大切です。

また、サイズだけでなく素材にも配慮しましょう。寝ている時に暑く感じたり、苦しくならないように、通気性が良いものや伸縮性のあるものを選ぶとワンちゃんがストレスを感じにくくなります。

快適な睡眠をとってもらうために、服選びはしっかりと行いましょう。

まとめ

寝ている犬

いかがでしょうか。本記事では、ワンちゃんが寝る時に洋服を着ることについて解説しました。服を着せて寝かせるのはメリットがある一方でデメリットもあります。

メリットデメリットを理解し、愛犬の様子に合わせて上手に活用しましょう。

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choco

この記事のライター

choco

シェルティとの生活に憧れる社会人です。みなさんの愛犬との暮らしがより豊かになるような情報を発信できたら、と思っています!

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