子犬の「ダップー」をお迎えしたら・・。成長スピードやしつけを始めるタイミングなど

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ミニチュアダックスフンドとトイプードルを両親犬にもつミックス犬「ダップー」。ペットショップで可愛らしい子犬を見かけたことがある人もいるのではないでしょうか。ここでは、ダップーの成長スピードや、子犬を迎えてからのお世話などについて解説します。

子犬の「ダップー」をお迎えしたら・・。成長スピードやしつけを始めるタイミングなど

目次

  1. ダップーが生まれるまで
  2. ダップーの子犬を迎えたら
  3. ダップーの成長スピード
  4. ダップーの成長を楽しもう

    ダップーが生まれるまで

    ダックスフンド
    k2kd36 Unsplash

     ダップーが生まれるまでの妊娠期間や、生まれる頭数についてご紹介します。 

    妊娠期間

     犬の妊娠期間は63日が基本で、犬種による差はありません。実際には一週間程度前後することがあります。交配後22~30日くらいで妊娠が確認できるようになるので、動物病院で超音波検査を受けましょう。 

    生まれる頭数

     ミニチュアダックスフンドやトイプードルなどの小型犬は、一回の出産で2~4頭くらい生まれるケースが多いようです。ダップーも同じくらいと考えられます。 

    その他

     小型犬は難産になりやすいという特徴があります。かかりつけの動物病院に診察時間外でも対応してもらえるか確認したり、夜間救急の病院を探しておくと安心です。 

    ダップーの子犬を迎えたら

    犬の首輪
    Paracordstyle

     ダップーの子犬を迎えたら、愛情をもって毎日お世話をしましょう。ごはんやお散歩、気を付けたい病気などについてご紹介します。 

    ごはんの与え方

     フードは、パッケージに「総合栄養食」と記載された子犬用のフードを選びましょう。総合栄養食は、犬の健康を維持することができるよう理想的な栄養バランスに調整されています。 

    はじめての散歩・シャンプー・しつけについて

     お散歩やシャンプー、しつけを始めるタイミングをご紹介します。

    お散歩を始めるタイミング

     子犬を迎えたら、お散歩に出かけるのが楽しみですよね。子犬期はまだ免疫力が不十分なので、散歩先で感染症にかかるリスクがあります。ペットショップや獣医師の指示通りにワクチン接種を受け、許可が下りてからお散歩させましょう。飼い主さんが抱っこした状態でお散歩させる分には問題ありません。 

    しつけを始めるタイミング

     人と暮らしを共にする上で、しつけはとても大切です。まるでぬいぐるみのように可愛らしいダップーではありますが、しつけが十分でないと無駄吠えや噛みつきなどの問題行動を起こし、飼い主さんが苦労することになってしまいます。家に来たその日から、しつけを始めましょう。 

    シャンプーを始めるタイミング

     子犬は新しい環境に慣れるまで時間がかかるので、少なくとも一週間は安静に過ごさせてあげたいものです。この間、子犬の様子をよく観察し、体調の変化が見られるようであれば早めに動物病院を受診しましょう。体調が安定して元気な様子であれば、シャンプーしても大丈夫です。トリミングサロンにお願いする場合は、ワクチン接種を済ませ、獣医師の許可を得てからにしましょう。

    気を付けたい病気

     両親犬であるダックスフンドとトイプードルがかかりやすい病気には注意しましょう。 

    ダックスフンドがかかりやすい病気

     椎間板ヘルニアや進行性網膜萎縮症、外耳炎、糖尿病などがあります。

    トイプードルがかかりやすい病気

     小型犬によく見られる膝蓋骨脱臼や、白内障や緑内障などの目の病気、てんかん、気管虚脱などがあります。 

    成犬との違い

     子犬は成犬よりも多くの睡眠時間を必要とします。成犬が一日に12~15時間程度睡眠するのに対し、1才頃までの子犬は18~19時間眠ります。 

    ダップーの成長スピード

    体重計
    JJuni

     ダップーの成長スピードは、他の小型犬と同じくらいと言われています。純血種ではないため、成長後の体重や体高の基定はありません。ミックス犬であるため、成長後の容姿が想像しにくいという特徴があります。 

    体重の変化

     生後5ヶ月頃までは急速に成長するため体重が大きく変化し、その後緩やかに増加します。そして、8?10ヶ月齢頃までに成長時の体重に達します。

    ダップーの成犬時の体重は3~5kg、体高は20~30cmになることが多いようです。サイズは両親犬の大きさなどによって異なり、成長後の個体差は大きいでしょう。

    その他

     トイプードルの毛色は退色しやすいと言われています。早い場合には生後数ヶ月で退色し始め、1~3歳頃までにピークを迎えるとされています。そしてその後も、退色は緩やかに進行します。

    トイプードルの血を受け継ぐダップーも、退色する可能性があると考えられます。

    ダップーの成長を楽しもう

    ダックスフンド
    Incredibull_Photos

     人気の犬種同士を掛け合わせたダップーは、ミックス犬の中でも注目される存在です。成長後の容姿が想像しにくいという特徴がありますが、外見の変化を楽しむこともミックス犬を飼う魅力のひとつです。ダップーを迎え入れたら、生涯大切に育ててあげましょう。 

    komugi

    この記事のライター

    komugi

    都内で愛犬のビーグルと暮らしています。コロナ期間中に肥満体型になってしまった愛犬のために食事や運動について勉強をはじめました。面白い発見や愛犬家の皆様に役立つ情報があればどんどん発信していきます!

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