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土佐闘犬は凶暴って本当?歴史や特徴・性格と飼育のコツ

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土佐闘犬は「凶暴」という印象を持っている人も多いかもしれません。確かに、土佐闘犬が人を噛むという事故がニュースで報道されたり、闘犬に対する疑問の声が上がったりと、何かとマイナスな話を聞くことがあります。しかし、土佐闘犬は本当に凶暴な犬種なのでしょうか?ここでは、土佐闘犬の歴史や特徴、性格と土佐闘犬を上手に育てるためのポイントを紹介していきます。

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目次

  1. 土佐闘犬としての犬種成立の歴史
  2. 土佐闘犬の特徴・性格は?
  3. 土佐闘犬を育てるうえでのポイントはスキンシップと社会化訓練
  4. しっかりしつけをして土佐闘犬を愛情豊かな家庭犬に育てよう

土佐闘犬としての犬種成立の歴史

土佐犬

土佐闘犬の誕生と闘犬は深い関わりがあります。14世紀頃、土佐藩で藩士の意欲と耐久性を高める方法として闘犬が行われるようになりました。この頃は四国犬(当時は土佐犬と呼ばれていた)が主に闘犬として活躍していました。しかし、江戸時代にペリーが日本に来航したのをきっかけに、洋犬が日本に輸入されるようになり、四国犬と洋犬がかけ混ぜられるようになったのです。そこで誕生したのが現在の土佐闘犬です。

土佐闘犬を作り出すために作られた犬種にはマスティフ、ブルテリア、ブルドッグなどが含まれています。その結果、土佐闘犬は闘争心や耐久性が非常に高く、優れた闘犬用の犬種が完成したのです。土佐闘犬は現在でも闘犬と使用されています。

土佐闘犬の特徴・性格は?

土佐犬

土佐闘犬を迎える前に、土佐闘犬の特徴をしっかりと理解しておかなくてはいけません。ここでは土佐闘犬の性格や外貌などの特徴を詳しく解説していきます。

土佐闘犬の外貌

土佐闘犬の被毛は短く、密集しています。毛色はレッド、フォーン、ブリンドルなど様々な色があり、足や胸部に白い斑点がある場合もあります。

土佐闘犬は垂れ耳で、大きくて力強い大きな頭が特徴的です。体は骨太で、堂々としています。

土佐闘犬のサイズ

ジェパンケンネルクラブは土佐闘犬の体高(オスは60cm、メスは55cm)を定めています。しかし、他の多くの犬種と違って体重は定められていません。土佐闘犬の体重には大きな差があり、30kg程の小さな子もいれば、50kgを超える大きな子もいます。土佐闘犬がどれくらいのサイズの成犬に成長するかは親犬を見ることで予想することができるので、子犬を迎える前にブリーダーに親のサイズを聞いておくと安心ですよ。 

土佐闘犬の性格

土佐闘犬は飼い主や家族には非常に愛情深いですが、見知らぬ人には警戒心を見せます。また、他の犬に対して闘争心が高く、攻撃的になることがあるため、多頭飼いには向いていません。

土佐闘犬は耐久性や忍耐があり、大胆で勇気があります。そのため、現在では番犬として活躍することもよくあります。

土佐闘犬を育てるうえでのポイントはスキンシップと社会化訓練

土佐犬

土佐闘犬の力強さに魅了され、土佐闘犬を家族に迎えたいと考えている人もいるのではないでしょうか?しかし、土佐闘犬は闘争意欲が強いため、飼育が困難なのが難点です。しかし、育て方のポイントをいくつか押さえておくことで、愛情深い家庭犬に育てることもできますよ。ここでは、土佐闘犬の育て方のポイントを解説していきます。 

飼い主とのスキンシップの時間を確保しよう

土佐闘犬は飼い主に対して非常に愛情深い犬種です。しかし、非常にパワフルで、飼い主が土佐闘犬をしっかりとコントロールできなくてはいけません。そのためには、飼い主が土佐闘犬とスキンシップの時間を確保し、しっかりと信頼関係を築かなくてはいけません。土佐闘犬としっかりと向き合い、飼い主がリーダーになってあげてください。

幼少期からの社会化訓練が大切

土佐闘犬は警戒心が強いため、幼少期から継続的に社会化訓練をすることが非常に大切です。子犬をたくさんの場所へ連れていき、たくさんの人に会わせるようにしましょう。新しい場所や人に子犬を合わせることで、あらゆる変化に順応できる成犬に育て上げることができますよ。 

しっかりしつけをして土佐闘犬を愛情豊かな家庭犬に育てよう

土佐犬

以上のように、土佐闘犬について解説してきました。土佐闘犬は現在も闘犬として使用されている犬種で、他の犬に対して攻撃的になることがあります。しかし、継続して社会化訓練に取り組み、しつけと訓練をすることで、愛情深いコンパニオンドッグに育てあげることもできますよ。土佐闘犬を迎える前はしっかりと備え、最高の生活を楽しんでくださいね。 

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ずーこ

この記事のライター

ずーこ

動物全般が大好きで現在は猫を飼ってます!犬もだいすきなのでpetanでは犬に関する様々な情報を発信していきたいと思います!!

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