「葛城山ロープウェイ」は葛城山登山口駅から葛城山上駅までを結ぶロープウェイで、山頂まで約6分間の空中散歩を楽しむことができます。

雄大な山々の間を進むため、春は「一目百万本」とも称されるツツジ、秋はすすきや紅葉、冬は樹氷など、季節によってその表情を変える自然を堪能できるのも魅力です。

葛城高原ロッジでは宿泊やキャンプをすることもできます。本記事では葛城山ロープウェイを訪れるにあたって知っておきたい情報をまとめました！

ペットの乗車が許可されている「葛城山ロープウェイ」は、葛城山の山頂まで上がる唯一の手段です。

そのため、混雑期になると多くの方がロープウェイに乗車します。特に人が集まるシーズンは、ロープウェイが臨時に増便されることもあるようです。その際には近畿日本鉄道のサイト上でお知らせがあるので、覗いてみてください。

＞近畿日本鉄道のサイトはこちら

葛城山の山頂には葛城高原ロッジやキャンプ場があり、宿泊可能です。山頂で宿泊するという体験はなかなかできることではないので、子どもの夏休みの思い出として、葛城山ロープウェイに乗って、キャンプをしてみてはいかがでしょうか。

こちらでは、ペットを乗車できる「葛城山ロープウェイ」の見どころを紹介しています。空中をわたる葛城山ロープウェイには、他の移動手段にはない魅力があります。 

ペットの乗車が許可されている「葛城山ロープウェイ」の見どころ1つ目は、「空中散歩が楽しめる」ことです。葛城山ロープウェイは、地上から標高959.2メートルの葛城山をつないだ索道線です。その道のりは、まさに空中散歩といえます。

空中をわたる葛城山ロープウェイからは、あたり一面に広がる大和盆地を見下ろせます。また、遠くには大和三山を望めたりと、奈良県と大阪府の雄大な大地を見渡せます。

その雄大な大地が見られるロープウェイの乗車時間は、あまり長くありません。乗車時間が短くて物足りないと感じるほどです。それくらい、葛城山ロープウェイは絶景が拝める魅力的な乗り物なのです。

ペットの乗車が許可されている「葛城山ロープウェイ」の見どころ2つ目は「四季折々の風景が楽しめる」ことです。葛城山までを空中散歩する葛城山ロープウェイからは、季節によって変わる風景が見られます。

春はツツジで彩りを見せ、秋はすすきが咲いてどこか懐かしい気分になります。また、秋は木々が赤く染まる紅葉シーズンでもあります。そして葛城山ロープウェイの冬は、樹氷も見られるんです。

こんな四季折々の風景が見られる葛城山ロープウェイは、季節ごとに訪れることで違った思い出が生まれます。葛城山ロープウェイは、季節ごとに4回乗る価値のある乗り物です。 

葛城山ロープウェイはペットと一緒に乗るときはいくつか注意点があるのでここでご紹介します。

ロープウェイにはクレートに入る小型犬や猫・小動物であれば「手回り品」として一緒に載ることが可能です。

一緒に乗車する際は、1匹につき手回り品切符（片道290円・往復580円）が必要になります。無料でペットをロープウェイに乗せられるわけではありませんので、注意しましょう。

また、『重量が10キログラム以内』『混雑している場合は持ち込みをお断りする場合がある』とあるので繫忙期の際には注意が必要ですね。

ロープウェイ乗車時はキャリーやクレートに入れることが必須ですが、大人しい子であればスリングなどでもOKのようです！クレートは貸してもらうこともできますが、長時間の慣れないクレートはストレスを与え兼ねないため出来るだけクレートは持参しましょう。

四季折々の風景を楽しむことができる葛城山ロープウェイに、愛犬と一緒に乗ってみたいと思われた方も多いのではないでしょうか。ここでは現地に赴く前に知っておきたい葛城山ロープウェイの運行時間、所要時間、定休日、乗車料金、アクセス方法、駐車場の有無など、基本的な情報をご紹介します。 

葛城山ロープウェイの営業時間は9:10～17:00です。

■平日の時刻表（2024/10/11現在）

■休日の時刻表（2024/10/11現在）

営業時間は予告なく変更になる可能性があるため、訪れる際には事前に公式サイトをチェックするようにしてください。

葛城山ロープウェイの所要時間は約6分間です。10分かからず葛城山の山頂に到着するのでロープウェイからの景色は長いこと楽しめません。短い時間の間にできるだけ素敵な景色を目に焼き付けておきましょう。

ちなみに春のツツジのシーズンには平日でも2時間待ちとなることも珍しくないようなので、時間に余裕をもって訪れることをおすすめします。

葛城山ロープウェイには決まったお休みがなく、基本的に毎日運行しています。時間さえ間違えなければ、スムーズに葛城山ロープウェイに乗車することが可能です。

ただし、「定期点検」などで不定期で運休している場合もあるので、行く際には事前に公式HPなどをチェックしておきましょう！

葛城山ロープウェイの大人が片道950円、往復で1500円となっています。一方で子どもの乗車料金は、片道480円、往復で750円です。

また、団体割引や身体・知的障害者割引、近鉄週末フリーパス、ロッジ宿泊割引などの各種割引も用意されています。また、実際に訪れた人の口コミによれば、モンベルの会員であれば割引を受けられるという情報もありました。

葛城山ロープウェイにアクセスする方法は「自家用車」に乗って行く方法と、「公共交通機関」を利用して行く方法があります。

自家用車で葛城山ロープウェイを訪れる際には、南阪奈道路葛城ICから約20分です。カーナビに目的地を入力する際には、「葛城山ロープウェイ登山口駅」(TEL.0745-62-4341)と入れてください。

電車やバスを使って訪れる際には、まず葛城山ロープウェイの最寄り駅である「近鉄御所駅」を目指しましょう。

大阪阿部野橋駅から：尺土駅乗り換え（急行45分）

京都駅から：橿原神宮前駅（急行で約1時間50分）から尺土駅乗り換え（特急で約1時間35分）

近鉄名古屋駅：大和八木駅から橿原神宮前駅、尺土駅乗り換え（特急約2時間35分）

近鉄御所駅に到着したら、そこからから交通バスに乗り、約20分で葛城登山口駅です。

＞葛城索道線の連絡時刻表はこちらをチェック

葛城山ロープウェイは専用駐車場が完備されています。山麓の御所市観光協会駐車場（有料）を利用しましょう。

乗用車は1回につき1000円で、二輪車の場合は1回につき200円です。ロッジ泊で日をまたいでも追加料金は発生しないということになります。

台数は120台程度ですが、混雑が予想されるツツジのシーズンには臨時駐車場も解放されるようです。

＞詳しくはこちらのサイトをご確認ください

葛城山ロープウェイの近くには、敷地面積12.1ヘクタールを超える緑地公園「葛城山麓公園」があります。広々とした芝生広場のほか、野外ステージやゲートボール場、吊り橋、あずま屋、子ども広場などがあり、桜シャクナゲ、ツツジ、萩などの花も楽しむことができます。

大型の複合遊具で遊んだり、散策路を歩いたりと子どもも大人も楽しめる公園ではありますが、残念ながらペットを連れての利用ができません。

愛犬と公園をお散歩したい場合には、別の公園を探しましょう。

奈良県で愛犬と訪れることができる「うだ・アニマルパーク」についての記事はこちら 

奈良県御所市にある「葛城山ロープウェイ」の魅力や基本情報をまとめてご紹介しました。葛城山ロープウェイに乗れば、愛犬と一緒に絶景を眺めながら空中散歩を楽しむことができます。春にはツツジ、秋にはすすきや紅葉、冬には樹氷と、1年を通して四季折々の風景を堪能することができるので、季節ごとに訪れるのもいいかもしれません。

ツツジの季節は混雑必至ですが、「一目百万本」とも称される大和葛城山の景色を、ぜひ1度、足を運んでご覧になってみてはいかがでしょうか。

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