トイプードルは人気犬種ランキングで何年もNo１になるほど長年愛され続けている犬種ですが、実は知能レベルがとても高く、小型犬の賢さランキングでも1位にランクインするほどで、トイプードルを含めるプードルは全犬種の中でもボーダーコリーに次ぐ2位の賢さです！

北欧では、『プードルのように賢い』と言うことわざも存在するほど、知能の高い犬種だと認識されています。

またプードルは、盲導犬や聴導犬、セラピードッグ、サーカスなど活動の場は幅広く、様々なコマンドや複雑な芸を習得し、披露できる才能を持った犬種です。しつけも他の犬種に比べると比較的覚えやすく、無駄吠えなどもあまりせず社交性も高いため小さなお子様がいる家族にもオススメできる犬種です。

犬自体の知能レベルは人間で言うと2歳から3歳程度の知能があると言われていて、人間の言葉を150〜200程度覚えて理解して判断できると言われています。この知能レベルにより、犬が私たち人間の言葉や気持ちを理解し、命令に忠実に従ってくれるというわけです。

もちろん犬種や個体差によって知能に差があります。特に知能が高いと言われる、ボーダーコリーやプードル、シェパードなどの犬種は更に多くの言葉を理解することもできると言われています。

犬の知能研究の第一人者であるカナダのスタンレー・コレン博士が1994年に発表したランキングで「本能的知能」「適応的知能」「使役と服従」の3つの観点から理解する能力を導き出しそれをランキング化したものだそうです。

社交性があり他の人や犬とも仲良くなれる高いコミュニケーション能力があります。小さなお子様がいるご家族や多頭飼いにも向いています。

正しく教えれば数日で覚えてくれます。基本的にお迎えしたときがベストです！ 

忠誠心は、自分にとって大切な存在に対して、頑張ろうと思う気持ちのことです。

忠誠心を示してくれるトイプードルはしつけがしやすく理想的な関係が築きやすいです。

トイプードルは比較的無駄吠えをしない犬種ですので、マンションなどでも飼いやすいです。賢いので正しくしつければ無駄吠えをしていてもやめてくれるでしょう。

噛むことをダメと正しく教えれば、賢いのですぐに覚えてくれます。また社交的な性格もあいまって人を噛むことが少ないです。

上記でもご紹介しましたがトイプードルは他の犬種と比べるとしつけはしやすい方です。しっかりトイプードルの特徴をふまえた上でしつけをすることが大切です。 

ここではトイプードルのしつけのコツをご紹介いたします！

トイプードルは賢く自己判断能力があります。リーダーが頼りないと思われてしまえばトイプードルが「自分がこの飼い主を（家族を）守らなくては」と思うようになり問題行動や言う事を聞いてくれなくなります。

【リーダーと理解させるためのポイント】

・毎日のスキンシップを大切に

・良い事をしたら褒める

・甘やかしすぎない

・ダメと教える時は毅然とした態度で一貫性のある対応をする

トイプードルは沢山の言葉を覚えることが可能ですがコツがあります。コマンドは短い言葉で「待て」「お手」「伏せ」「来い」など短く分かりやすいものを使用しましょう。

そしてコマンドは統一しましょう。「待て」を「ステイ」と言ったり同じ意味を持つ言葉ですが、違う言葉を使ってしまうと犬は混乱してしまうため統一して同じ言葉を使用しましょう。

トイプードルは活発で運動欲が強い犬種です。そのためかなりの運動量を必要とします。小型犬ですが毎日お散歩に連れ出して一緒に遊んであげましょう。

運動不足になるとストレスがたまり、反抗的な態度や問題行動が出やすくなりますので注意が必要です。

トイプードルは他の犬種より比較的しつけがしやすいと言われています。知的好奇心旺盛で記憶力も高いため教えたことはどんどん覚えてくれます。ただ育て方次第では賢いゆえに「ずる賢く」なってしまうことがあります。飼い主さんの一貫したしつけが重要です。

また、トイプードルは甘えん坊な面もあるので、愛情が感じられないと拗ねたり、ストレスで問題行動をおこしてしまうなんてこともあります。

飼い主さんがしつけの仕方やスキルをしっかり学び、わがままな行動を覚えさせないように「正しいしつけ」をしましょう。

トイプードルはとても賢く、社交的な性格でしつけもしやすい犬種です。

しかし利口な分、飼い主さんのしつけ方や信頼関係の築き方次第ではワガママに育ってしまうこともあるので、早いうちにしっかりとしつけや社会経験をさせることが重要です。

飼い主に対して愛情深い子が多いので、トイプードルの特徴や性格を理解し上手にしつけて沢山の愛情を持って育ててあげましょう。

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