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穏やかで賢い犬種「レオンベルガー」に適した育て方は?しつけ方・遊び方・飼育環境など

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大きな体にフサフサの被毛が特徴的な超大型犬のレオンベルガー。日本ではあまり見られない犬種ですが、穏やかで賢い性格の傾向があるため、大型犬の中でも比較的しつけがしやすい犬種として知られています。今回は、そんなレオンベルガーの性格・特徴から上手なしつけ方法・遊び方、適した飼育環境などをご紹介していきます。

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目次

  1. レオンベルガーの性格の傾向とは?
  2. レオンベルガーの性格から紐解く上手な遊び方
  3. レオンベルガーの性格から紐解く上手なしつけ方法
  4. レオンベルガーの性格から紐解く快適に過ごせる環境づくり
  5. レオンベルガーと充実した日々を送ろう

レオンベルガーの性格の傾向とは?

レオンベルガー

レオンベルガーの性格や特性を知るためには、この犬種の活躍の歴史について知ることが大切です。ここでは、レオンベルガーの活躍の歴史から得意なこと、苦手なことについて紹介します。 

活躍の歴史

レオンベルガーはドイツ原産の犬種で、レオンベルグ市の試議員が市のシンボルであるライオンに似ている犬を作ろうとしたことから誕生しました。ニューファンドランドやセントバーナード、グレートピレニーズを交配することで、まさにライオンのような風格のあるレオンベルガーが生まれたのです。

穏やかで忠実な性格で使役犬として優秀だったことから農家などから人気を集め、国外へも広がりを見せました。しかし、世界大戦の食糧難によって絶滅寸前まで数が減りましたが、愛好家たちの賢明な努力によって数を増やし、1988年にイギリスのケネルクラブに、2010年にはアメリカのケネルクラブに登録されました。

得意なこと

レオンベルガーは、優れた水難救助犬であるニューファンドランドの血を引いているため、水が大好きで泳ぎが得意です。

全身を覆う豊富な被毛は防水効果があり、しっかりと水を掻くことができるよう指の間の皮膚が水掻きのような構造になっているため、泳ぎに特化していると言えます。

苦手なこと

見た目からも分かる通り、レオンベルガーの被毛は分厚くダブルコートのため、暑さは苦手です。特に、日本の高温多湿な環境には非常に弱いと考えましょう。熱中症や蒸れによる皮膚炎を起こしやすいため、空調の効いた涼しい環境での飼育が好ましいと言えます。 

レオンベルガーの性格から紐解く上手な遊び方

レオンベルガー

先ほども紹介しましたが、レオンベルガーは泳ぎが得意でお水が大好きなため自由に泳げる海や川などの場所で、ボール遊びなどをしてあげると喜びます。また、暑さには弱いですが寒さには強いため雪遊びも一緒に楽しむことができます。

レオンベルガーは、体が大きく体重が重いため、激しい運動は関節に負荷がかかることもあります。特に関節が不完全な生後12ヵ月頃までは、過度な運動は避けるようにしましょう。

向いているドッグスポーツ

レオンベルガーに向いているドッグスポーツは、ウォーターワークコンペティション(水難救助犬競技会)がおすすめです。水中から物を拾ってきたり、サーフボードを岸まで引っ張ったりと水難救助犬としての能力をチェックされる競技です。 賢く訓練能力にも優れているため、実際に水難救助犬の資格を持っているレオンベルガーもいます。

レオンベルガーの性格から紐解く上手なしつけ方法

レオンベルガー

レオンベルガーは、従順で賢く飲み込みの早いため、大型犬の中でもしつけがしやすい犬種と言われています。我慢強さもあるため、子犬のうちから一貫性のあるしつけを重ねていくことで、高度な指示も難なく覚えるようになります。

しかし、超大型犬で力も強いため間違ったしつけをしてしまうと、成人男性でも制御するのが難しくなってしまうこともあるため、早くから社会性を身に付けさせ愛犬との信頼関係を築くことが大切です。

レオンベルガーの性格から紐解く快適に過ごせる環境づくり

レオンベルガー

レオンベルガーは屋外での飼育も可能ですが、甘えん坊で飼い主の側を好むことや夏の暑さ対策などの点からできれば室内飼いが好ましいでしょう。

夏場は特に冷房を使って温度管理をしっかり行い、暑さ対策・熱中症対策を施しましょう。室内で飼育する場合は、広く自由に動き回れる飼育場所を確保すると共に、静かで落ち着くことができる愛犬だけの空間を作ってあげることも大切です。また、キッチンなど危険な物やイタズラされては困る場所には柵を設けるなど事故を未然に防ぐよう努めましょう。

レオンベルガーと充実した日々を送ろう

レオンベルガー

レオンベルガーは、穏やかで落ち着きがあり愛情深いため、子供や他のペットとも共存できる優しい犬種です。しつけもしやすい犬種ですが、力が強くスタミナもあるため、体力と時間に余裕がある方に向いていると言えます。愛犬と一緒に水辺のアウトドアを楽しみ、信頼関係を築きながら愛情を注ぐことで最高の相棒になってくれるでしょう。

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ずーこ

この記事のライター

ずーこ

動物全般が大好きで現在は猫を飼ってます!犬もだいすきなのでpetanでは犬に関する様々な情報を発信していきたいと思います!!

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