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犬用キャリーバッグってどんなもの?役立つ場面はいつ?小型犬におすすめの商品もピックアップしました

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通院時やちょっとしたお出かけだけでなく、愛犬と公共交通機関を利用する際の必須アイテムであるキャリーバッグ。特に小型犬は身体が小さいので、電車やバスなどで移動する飼い主さんも多いのではないでしょうか。大切な愛犬が入るものなので、安全性に優れたものを選びたいですよね。しかし、大きさや形などさまざまでどれを選べばよいのか迷ってしまうという方も少なくないと思います。今回はキャリーバッグの種類や役立つ場面と、小型犬におすすめのキャリーバッグをご紹介していくので、これから用意する方やどんなものがいいのか分からないという方は参考にしてみてくださいね。

犬用キャリーバッグってどんなもの?役立つ場面はいつ?小型犬におすすめの商品もピックアップしました
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目次

  1. 犬用キャリーバッグとは
  2. キャリーバッグが必要になる場面って?
  3. キャリーバッグの選び方
  4. 小型犬におすすめのキャリーバッグ6選
  5. キャリーバッグで愛犬とお出かけしてみよう

犬用キャリーバッグとは

犬 キャリー

犬用のキャリーバッグとは、犬と一緒に移動する際に一時的に入っていてもらうための簡易的な入れ物です。一口にキャリーバッグといっても素材や形などいくつか種類があるので、主なタイプを1つずつ見ていきましょう。

クレート型

犬を飼うのであれば1頭につき1つは持っておいた方がよいと言われているのがクレートです。箱のような形をしているクレートは移動手段としてだけでなく寝床としても活用でき、トイレトレーニングなどしつけの面でも役立ちます。柔らかいソフトタイプと頑丈なハードタイプがあり、ハードタイプは安定性があるので車などの乗り物に乗せやすいのが特徴です。ソフトタイプは軽くてコンパクトに畳めるようになっていることも多く、収納時に場所をとりません。ちょっとそこまでという場面でも役立ちます。

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スリング型

ドッグスリングとは人間の赤ちゃんの抱っこひもをヒントに作られたもので、斜めかけバッグのような形をしており、飼い主さんの両手が空くことで手軽に移動できるのが特徴です。スリングは飼い主さんと密着するので犬が安心しやすく、人の多い場所や騒がしい場所でも落ち着いていられることが多いと言われています。しかし、柔らかい素材でできているため足元が不安定になりやすく、飼い主さんが支えてあげる必要があるほか、公共交通機関では使えないことも多いです。長時間の使用は飼い主さんの肩に負担がかかるので、短時間での使用が良いかもしれません。

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トートバッグ型

トートバッグ型はキャンバス生地などの丈夫な素材で作られていることが多く、肩に掛けて使うので持ち運びやすいです。一見犬が入っているようには見えないシンプルでおしゃれなデザインのものは特に飼い主さんに人気があります。スリングと同じで片方の肩に負担がかかるため、長時間の外出には不向きでしょう。

リュック型

両肩で犬の体重を支える作りになっているので、スリングやトートバッグに比べると負担がかかりにくいです。両手が空くことで身軽に移動でき、旅行時や災害時にも役立ちます。前抱きできるタイプのものも多いので、愛犬の様子を見ながら移動したいという飼い主さんでもおすすめです。

その他

バッグではありませんが犬用カート(バギー)というアイテムは、通院やお散歩だけでなく、お散歩デビュー前の子犬や足腰の弱くなってきたシニア犬との移動時にも役立ちます。長距離移動する場合や混雑してる場所に行くときに特に便利で、夏場は熱中症対策にもなります。小型犬を多頭飼いしている飼い主さんにはキャリーバッグよりもカートの方がおすすめです。

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キャリーバッグが必要になる場面って?

犬 キャリー

「キャリーバッグは主に旅行やイベント、ペットホテルに預ける際に必要なもので、普段の生活では必要ない」というイメージがあるかもしれません。しかし、キャリーバッグは通院時やちょっとした移動の際にはもちろん、公共交通機関(※)を利用する際などの日常的な場面でも必要になるアイテムです。キャリーバッグがどんな場面で重宝されるのか、具体的な例をご紹介します。

※公共交通機関を犬と一緒に利用する際の規定は各会社ごとに異なるので、利用する際には前もって確認しておきましょう。

①通院時

動物病院に行く際には、院内での犬同士のトラブルや二次感染などを防ぐために、どんなに大人しい犬であっても基本的にはキャリーバッグに入れて行かなければいけません。(大型犬でキャリーバッグに入らない、小型犬だけどキャリーバッグを嫌がって暴れてしまうので抱っこして連れて行くという場合はリードを装着し短く持ちます)

また、病気や怪我がなくても健康診断や予防接種など、動物病院へ行く機会は多いですが、近くに病院がない場合、車や公共交通機関を使って行く必要があります。そんな時に安全に移動するために必要になるのがキャリーバッグです。

②お出かけ

旅先では慣れない場所で愛犬が疲れてしまったり、人が多くて歩かせるのが心配な場面もありますが、キャリーバッグがあれば状況に応じて入ってもらうことができるほか、踏まれたり蹴られたりする心配がありません。また、観光地や宿泊施設ではキャリーバッグに入れなくてはいけない場所があることも多いので、一緒に旅行する際にも役立つのです。

③公共交通機関の利用時

盲導犬・聴導犬・介助犬を除き、公共交通機関を利用する際には全ての犬はキャリーバッグに入れなければいけません。各会社ごとに規定が異なるので、利用する会社のHPなどで事前にしっかり確認しておきましょう。基本的には飛び出すことがないよう全身すっぽり覆われるタイプのものでないといけないため、顔が出たままになるタイプのスリングやトートバッグは不可となることが多いです。

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④災害時

何らかの自然災害によって避難しなくてはならない状況になったときに、安全でスムーズに避難するために必要となるのがキャリーバッグです。いつもと違う環境では犬も少なからずストレスを感じますが、普段からキャリーバッグを使っていて、安心できる場所だと認識することができていればストレスを多少軽減することができるでしょう。また、避難所には犬が苦手な方や犬アレルギーを持っている方もいらっしゃるかもしれません。そのような方々への配慮としてもキャリーバッグで過ごさせることが望ましいのです。

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キャリーバッグの選び方

犬 キャリー

便利なキャリーバッグですが、たくさんの種類が販売されていて迷ってしまいますよね。適当な商品を見つけるために注意すべきポイントを押さえておきましょう。

サイズ

愛犬の身体に合ったサイズのキャリーバッグを選ぶことが大切です。小さいと窮屈だろうから、と大きいものを買えば良いというわけではありません。持ち運んでいる最中に揺れて身体が動いてしまい酔ってしまうことがあるからです。対応サイズや耐荷重を参考に愛犬に合った大きさのものを選んでください。クレートのようなタイプのキャリーバッグは、中で立ち上がって方向転換できるかを目安にしましょう。

利便性

愛犬が入るものなので、なるべく清潔に保つためにお手入れしやすいものが良いでしょう。洗濯できたり丸洗いできるものだと楽チンですね。頻繁に使わないのであればコンパクトに折りたためるタイプだと収納の際にスペースをとらないので便利です。

また、キャリーバッグを持つのは飼い主さんなので、持ちやすいか、重すぎないかなどもあわせて確認すると良いでしょう。使いづらいとだんだん使わなくなってしまったり、買い替えることになってしまいます。

使用用途

どんな目的で使うのかもキャリーバッグを選ぶ際のポイントになります。車で移動する際に使うのであれば、安定性がありシートに固定できるものを選ぶのが良いでしょう。歩いて移動する際に使うのであれば、飼い主さんの負担になりにくいキャスター付きのタイプやなるべく軽量で持ちやすいものがおすすめです。公共交通機関で使うのであれば、利用する会社によって規定が異なるので、購入する前にサイズやタイプなどを確認しておく必要があります。

安全面もチェック

キャリーバッグに入るのは愛犬なので、足元となる床面がなるべく安定しているか、熱がこもらないよう通気性が悪くない作りになっているかも選ぶ際の判断基準の1つになります。出入口はロック付きのファスナーで中から開けられないようになっているタイプも多いですが、万が一のときのために飛び出し防止リードが付いているとより安心です。また、怪我や誤飲を防ぐために、金具やプラスチックなどのパーツが内側にないかもチェックしておきましょう。

小型犬におすすめのキャリーバッグ6選

犬 キャリー

ここでは使用用途別におすすめのキャリーバッグをご紹介します。どんなタイプのキャリーバッグを選べばよいのか分からないという方は参考にしてみてくださいね。

通院や近場へのお出かけなら

アイリスオーヤマのソフトキャリーは使いたい時にパッと広げることができ、収納時にはコンパクトサイズになるので持ち運びにも便利です。扉は上部と左右にあり、出入りもスムーズ。ロック式のファスナーなので勝手に開いてしまうことはありませんが、中には飛び出し防止リードもついているので万が一の時も安心です。底はふわふわなマットが敷いてあるため安定性もよく、汚れてしまっても外して洗うことができるため衛生面も◎。肩に掛ける部分のひもが太めになっていることで肩が痛くなりにくくなっています。付属のベルトとシートベルトで固定することができるため、車に乗せなくてはいけない場面でも安心です。Sサイズは超小型犬(耐荷重5㎏以下)、Mサイズ(耐荷重8㎏以下)は小型犬用となっています。 

  • 商品名:アイリスオーヤマ 折りたたみソフトキャリーMサイズ
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アイリスオーヤマは似ている形状の折りたたみソフトケージも販売しているので、気になる方はそちらもチェックしてみてください。

  • 商品名:アイリスオーヤマ 折りたたみソフトケージMサイズ
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オシャレさを兼ね備えたキャリーバッグなら

シンプルなデザインながらオシャレな見た目で気軽に使えると人気なのがこちらのキャリーバッグです。どんな洋服にも合わせやすいカラー展開で、「いかにも犬が入ってます感がなくてお気に入り」という口コミが多く見られました。取り外し可能な底板が入っているので安定感があり、自立してくれます。内側には飛び出し防止リード付き。電車移動のために購入したという方も。冬場は毛布などを一緒に入れるため、敢えてワンサイズ大きいものを買っている方も見受けられました。ただし持ち手の部分が細いので、重く感じてしまうこともあるようです。

  • 商品名:CITYDOG パイピングトートキャリーM
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ハードタイプのクレートなら

工具なしで組み立てることができるのに、上から20㎏の荷重をかけても歪まない頑丈なクレートです。IATA(国際航空運送協会)の安全基準をクリアしているので、サイズや通気性、丈夫さはお墨付き。丸洗い可能で、衛生面も◎。風が通りやすい作りなので通気性も抜群です。サイズが豊富なので愛犬に合ったサイズを見つけることができます。さらに各種パーツも別売りであるので、長く使うことができるところも嬉しいですよね。

トップオープン/トップオープンクリアタイプもあり、そちらは上部も開くようになっているためIATA対応ではありませんが、ハウスとして活用出来たり、シートベルトで固定できるようになっているので車に乗せる際にも安心です。どちらも2サイズ展開。

  • 商品名:OFT ペットケンネル・ファーストクラスL50
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  • 商品名:OFT ペットケンネル・ファーストクラス トップオープンL50T
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  • 商品名:OFT ペットケンネル・ファーストクラス トップオープンクリアL50T
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リュックタイプのキャリーバッグなら

こちらのリュックは拡張するので、災害時に簡易ハウスとしても使うことができます。内部には飛び出し防止リード付き。前抱きもできるので、様子を見ながら歩きたいという飼い主さんにもおすすめです。型崩れしにくい作りになっているので安定性も◎。リュックの底板にはトイレシートやタオルなどを挟めるゴムが付いており、取り外しも可能なのでお手入れも簡単です。リュック型ではあるものの、畳むことができるので使わないときはコンパクトに収納することができます。メッシュ部分が多く通気性も良く、ファスナーで全開になるので内部のお手入れも楽チンです。

  • 商品名:WinSun 犬用キャリーリュック 拡張可能
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電車移動なら

ペティオのキャリーバッグはJR東日本の「縦・横・高さ3辺の合計が120㎝以内の専用ケース」という条件をクリアしているので、「キャリーバッグと動物の重さが合わせて10㎏以内に収まっている」のであれば、普通手回り料金を支払って持ち込むことができます。上部が開く仕様になっているので、なかなか入ってくれない・・という場面でも、抱えて入れることができるためスムーズです。もちろん自宅でハウスとして使用することもできます。シートベルト固定パーツもついているので、車での移動時にも活用できる万能なハードタイプのキャリーバッグです。

※電車は鉄道会社によって規則が異なるので利用する沿線のルールをあらかじめ確認しておくことが大切です。

  • 商品名:Petio 2ドアスマイルキャリー
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「ちょっとそこまで」スリングタイプがいいなら

伸縮性のないコットン100%の素材で、丈夫なスリングです。短く設計されたショルダー部分によってより密着できるようになっており、愛犬が安心しやすいだけでなく、飼い主さんが重みを感じにくい作り。また、ショルダーベルトが二股で重みが分散されるようになっているところも重さを感じにくいポイントになっています。スリング単体は200g以下という軽さで、使わないときは小さく畳めるので持ち運びにも便利です。耐荷重は10㎏。たっぷりとした深さがありますが、ダックスの子を長時間抱っこするときのために横抱きもできる作りになっています。スマホや小さめのお財布を入れることができるポケットも付いて、カラーはおしゃれな色合いの無地7色(うち1色は限定カラー)とストライプ柄が2色の9色展開です。 

  • 商品名:snowdrop 犬用コンパクトスリング
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キャリーバッグで愛犬とお出かけしてみよう

犬 キャリー

使用目的や愛犬、飼い主さんの状況によってどんな種類のキャリーバッグを選べばよいかは変わってきます。購入する際には用途や機能性を考慮して選ぶようにしましょう。キャリーバッグは普段だけでなく非常時にも役立つので、子犬のうちからトレーニングをして慣れさせておくのがおすすめです。

おしゃれな見た目のものもたくさん売っていますが、中に入るのは愛犬なので、快適性や安全性を優先して選ぶことも重要になります。愛犬と飼い主さんが無理なく使えるものを選ぶようにしましょう。

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この記事のライター

choco

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