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白い柴犬は希少?特徴や飼うときの注意点をご紹介

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飼い主に忠実で賢いと言われており、今や世界中で人気の柴犬ですが、柴犬と言えば皆さんはどの毛色の柴犬を思い浮かべますでしょうか。いくつか毛色がありますが、白柴はあまり見かけることもないので珍しいですよね。本記事では白柴の特徴や希少性、そして白柴を飼う際の注意点についてご紹介します。白柴を飼っている方や、これから白柴を飼う予定の方は是非参考にしてみてください。

白い柴犬は希少?特徴や飼うときの注意点をご紹介

目次

  1. 柴犬の毛色は4色ある
  2. 白柴の特徴
  3. 白柴は珍しい?
  4. 白柴を飼う時の注意点
  5. まとめ

柴犬の毛色は4色ある

柴犬

皆さんは、柴犬には4種類の毛色があるということをご存じでしたでしょうか。

ここでは柴犬の4色の毛色をそれぞれご紹介していきます。

まずは不動の人気色、「赤柴」です。

赤柴はキツネのような茶色をベースとしており、お腹や耳、手足の内側が白い毛で覆われている毛色の柴犬のことを言います。柴犬を代表する毛色であり、皆さんがイメージする柴犬のほとんどが赤柴なのではないでしょうか。

赤柴の他に黒、白、胡麻があり、それぞれ「黒柴」「白柴」「胡麻柴」と呼びます。

黒柴と白柴はその名の通り、黒と白の被毛をしていることからこのような呼ばれ方をしていますが、胡麻柴は赤、黒、白が混ざった毛色の柴犬のことを言います。胡麻柴は4色の中でも最も珍しく、個体数が少ないため見かけたことがない方も多いでしょう。

柴犬と一括りに言ってもさまざまな毛色があってどれも可愛らしいので迷ってしまいますよね。

柴犬の毛色について詳しく書かれた記事があるので、気になる方は下記記事からチェックしてみてください。

柴犬の毛色に関する記事はこちら

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白柴の特徴

白柴

柴犬には4種類の毛色があることが分かりました。胡麻柴は特に珍しい毛色なので、ご存じでない方も少なくないはずです。ここでは、胡麻柴と同じくらい個体数が少なく、希少と言われている白柴の特徴についてご紹介していきます。白柴に決め切れない方や、柴犬を飼いたいけどどの毛色にしようか迷っている方は必読です。

特徴①優しい雰囲気

数ある毛色の中でも白柴に決めた理由の一つに、「優しい雰囲気をしているから」という声も少なくありません。

柴犬は番犬としての役割を果たすほど忠誠心が強く、飼い主であっても一定の距離を取るほど警戒心が強いワンちゃんです。

そのため、もちろん見た目は可愛いのですが、日本犬ということもあり、柴犬に対してどこか堅いイメージを抱いている方も多いのではないでしょうか。

特に赤や黒の柴犬であると優しい雰囲気というよりも、スタイリッシュでかっこいい印象を持たれる方が多いでしょう。

それらと比較すると、白柴は毛色が明るいため清楚で清潔感のあるイメージを持たれ、優しい雰囲気を帯びています。

良い意味で柴犬らしくない、少し砕けた印象があるので、柔らかい見た目を求めるのであれば白柴がピッタリでしょう。

特徴②表情が豊か

白柴は他の赤、黒、胡麻と比べて毛色が明るいので、表情がはっきり見えるという特徴があります。ワンちゃんを飼うとなると、愛犬がどのような表情をしているのかは当然気になりますよね。

楽しく遊んでいる時の笑った顔や、見たことのない動物と接触した時の興味津々な顔、エサを真剣に食べている時の顔など、ワンちゃんをよく見てみると表情は微かに変化します。白柴は顔の毛も白いため、目元や口元がはっきりしています。そのため、口角の上下や目つきなどが、他の毛色の柴犬よりも分かりやすいでしょう。

愛犬の表情に注目したい方は白柴がおすすめです。

白柴は珍しい?

白柴

柴犬を街中で見かけることはあっても、そのほとんどが赤柴や黒柴ではないでしょうか。特に胡麻柴となると滅多に見かけないですよね。また、上記でも解説した通り、白柴は個体数が少ないため珍しいと言われています。白柴が希少だと言われている理由には何があるのでしょうか。白柴の希少性について見ていきましょう。

白柴が生まれるメカニズム

白柴の希少性を解説するにあたって、白柴が生まれるメカニズムの説明は避けられません。まずは白柴が生まれるメカニズムから見ていきましょう。

皆さんは白柴がどのように生まれてくるかご存じでしょうか。白柴同士のワンちゃんから生まれてくると考えた方がほとんどでしょう。しかし、必ずしもそうとは限りません。一般的に、白柴は赤毛同士や黒毛同士の交配が続く中で生まれてくると言われています。

メカニズムとしては、毛の色を決める遺伝子の掛け合わせがあり、同じ毛色同士の交配の中で一定数の白柴が誕生するということになります。

白柴は赤毛同士や黒毛同士の交配で生まれるなんて驚きですよね。必ずしも白柴同士の柴犬から生まれてくるわけではないのですね。

また、皆さんは「アルビノ種」という言葉をご存じでしょうか。

アルビノ種とは、肌色や毛の色、瞳の色などに関わる色素を生成するメラニンが欠乏した状態で生まれてきた動物のことを言います。

白柴は毛色全体が真っ白なので、白柴をアルビノ種ではないかと思われる方もいるかと思いますが、白柴はアルビノ種ではありません。アルビノ種であれば、毛色だけでなく瞳の色も薄くなり色素が抜けたように見えます。

また、アルビノ種の場合、赤目になっていることがほとんどなので、白柴はアルビノ種ではないということになります。

このように、白柴はアルビノ種でもなく、赤柴同士や黒柴同士の交配が続く中で生まれてくるのです。

白柴の希少性

柴犬を見かけることはあっても、それが白柴であることは赤柴や黒柴ほど多くはないですよね。

一般的に白柴は希少とも言われていますが、その割合は柴犬全体の中で、約10%の存在であることはご存じでしたでしょうか。

柴犬の中でも赤柴が最も個体数が多く、次に黒柴が続きます。胡麻柴は特に珍しい毛色です。

もともと柴犬は、戦争や洋犬の流行、混血などによって何度も絶滅の危機に陥っていましたが、戦時中の保護に尽力した人々のおかげもあって、今では人気の犬種の一つです。 柴犬は昭和11年には、国の天然記念物に指定されました。

また、「SHIBA」という言葉があるように、海外から柴犬への関心が高まっているため、日本犬の中でも最もポピュラーな犬種と言えます。

白柴を飼う時の注意点

白柴

白柴は、白柴が生まれてくるメカニズムや柴犬の歴史を考慮すると珍しい毛色であることが分かりました。同じ柴犬でも白柴ならではの飼うときの注意点があります。白柴を飼うにあたって一体何に気を付けたらいいのでしょうか。ここでは、白柴を飼う際の注意すべき点について解説していきます。白柴を飼っている方、これから白柴を飼う方は是非参考にしてみてください。

汚れが目立つ

白柴を飼うにあたり、汚れが気になる方が多いのではないでしょうか。

柴犬は一般的には中型犬に分類され、運動量や元来狩猟犬であった背景を踏まえると、一日に最低1回は散歩に連れて行くべきでしょう。

また、今では室内で飼われていることが増えてきていますが、散歩に行かなければトイレができない子もいたりします。そのため、ほぼ毎日外を歩くことになりますが、やはり土や泥の汚れが気になる方は少なくはありません。

赤紫や黒柴の場合、土や泥が付着していてもそこまで目立ちませんが、白柴の場合だと少しの汚れも目立ってしまいます。

白柴を散歩させた後は、汚れの除去を入念に行う必要があります。また、散歩だけでなくエサを食べた後の口周りのケアもしてあげる必要があります。

子犬の場合や食べ方がうまくないワンちゃんの場合、口の周りにエサの食べこぼしやよだれが付着することがあるので、白柴を飼う際は常に清潔な状態であるように気を付けましょう。

まとめ

白柴

いかがでしたでしょうか。本記事では白柴の特徴や希少性、飼う時の注意すべきポイントなどを解説しました。

年々人気になってきており、海外でも「SHIBA」という言葉が通用するくらい知名度のある柴犬ですが、中でも白柴は希少性もあって大変人気であることが分かります。

皆さんはどの毛色の柴犬が好みでしょうか。

迷われている方は、本記事を読んだことによって白柴への関心が高まったのではないでしょうか。

赤紫や黒柴、胡麻柴、そして白柴と、それぞれに魅力があってどれも可愛らしいワンちゃんなので、これからワンちゃんを迎える方は是非それぞれの魅力を比較した上で判断してみてください。

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choco

この記事のライター

choco

シェルティとの生活に憧れる社会人です。みなさんの愛犬との暮らしがより豊かになるような情報を発信できたら、と思っています!

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