ポメラニアンの飼い主はこんな人が多い!ポメラニアンを飼うのに向いてる人の特徴は?
ホワホワの胸毛が愛らしい小型犬のポメラニアンですが、そんなポメラニアンを飼う人はどんな性格の人が多いのでしょうか?ポメラニアンと相性の良い人はどんな人なのか、この記事を読んでご自身がポメラニアンの飼い主に向いているか確認してみましょう!
ポメラニアンの基本情報
ポメラニアンを飼う人の特徴を見ていく前に、ポメラニアンの犬種名の由来や性格などの基本情報についておさらいしておきましょう。
サイズ | 超小型犬 |
---|---|
原産国 | ドイツ |
平均体高 | 18cm〜20cm |
平均体重 | 1.8㎏〜2.3㎏ |
平均寿命 | 12歳~16歳 |
「ポメラニアン」という犬種名の由来
ポメラニアンはドイツとポーランドにまたがるポメラニア地方にちなんで「ポメラニアン」と呼ばれるようになりました。ポメラニアンは元は中型犬のスピッツから品種改良を重ね小型化して誕生した犬種です。
ポメラニアンの性格傾向
ポメラニアンの性格はパワフルで好奇心旺盛、社交性が高くフレンドリーな子が多いです。また、飼い主さんに対して忠誠心が高く、甘え上手です。もともと牧羊犬の祖先をもつポメラニアンは注意深い一面があり、しつけ方次第では無駄吠えが多くなる等の問題が出てくる可能性もあります。
元気いっぱいで好奇心旺盛な子が多いので、いたずらをしやすいです。また、被毛のお手入れが大変といった面も持ち合わせているので、初心者の方にはあまり向かないかもしれません。
しかし、ポメラニアンは賢く、飼い主さんとのコミュニケーションが大好きですから、正しくしつけができる人であればさほど問題には繋がらないと思います。
ポメラニアンを飼う人の性格的な特徴について
ポメラニアンの基本情報を踏まえたうえで、ポメラニアンの飼い主はどのような特徴を持った人が多いのかについてご紹介します。
社交的で明るい人
ポメラニアンの飼い主さんには社交的で明るい性格の方が多いようです。ポメラニアン自体もとてもフレンドリーで、物怖じせずどんな相手にもしっぽをブンブン振って「仲良くしよー!!」と自信満々に向かっていく性格をしています。
そんなポメラニアンの飼い主さんも、初対面の人に対して人見知りせず、とても愛想よくドッグランやお散歩中に出会った他の犬や飼い主さんに対しフレンドリーに対応することができる方が多いようです。
お出かけ大好きアクティブな人
活発でパワフルなポメラニアンを飼っている人はアクティブな方が多いようです。愛犬とさまざまなところへ出かけることも苦にならない行動力があります。
ポメラニアンは好奇心旺盛でチャレンジ精神があるので飼い主さんと色んなところに出かけたり遊んだりすることが大好きです。一緒に色々な場所へ行き様々な経験をすることでたくましく育つことができます。
ひとりの時間も好きな人
ポメラニアンを飼う人は愛犬との時間も大切にしますが、ひとりの時間も有意義に過ごす人が多いようです。
ポメラニアンは大型犬のサモエドの血を引いているため、飼い主さんに対して従順でありながら小型犬らしからぬ度胸と自信を持っています。そのため自立心があり、お留守番をしたり1匹でいる時間を苦には感じないのがポメラニアンの性格の特徴です。
ほったらかしていても個人で楽しんでくれます。共働きの方や1人暮らしの方でも比較的飼いやすいので、最近は一人で暮らしの独身男性がポメラニアンを飼う方が増えているんだとか・・・。ちなみに群れを好む犬種でもあるので、多頭飼いでも心配はいりませんよ!
お世話好き・綺麗好きな人
ポメラニアンを飼っている人はお世話好きで綺麗好きな方が多いようです。ポメラニアンのふさふさの毛は特に春の換毛期にはアンダーコートがたくさん抜け落ちます。そして毎日のブラッシングが欠かせません。部屋中は毛だらけでお掃除も大変です。そんな状況を苦に感じずにお世話とお掃除ができる方がポメラニアンの飼い主さんには多いです。
ポメラニアンを飼うのに向いてる人は?
ここではポメラニアンを飼育するのに向いている人の特徴について詳しく解説していきます。
愛犬との時間をしっかり取れる人
ポメラニアンは一匹でお留守番もできる犬種ですが、やっぱり飼い主さんのことが大好きでコミュニケーションをたくさん取りたいのです。一緒に遊んだりお散歩したり、毎日のブラッシングも必要なので、あまりにも忙しい方は向いていないかもしれないです。
出来る限り愛犬との時間をとって、遊びに付き合ったりスキンシップの時間を大切にしてあげられる方が向いています。
しつけがきちんとできる人
ポメラニアンは気の強さと怖がりな一面を持ち合わせているため無駄吠えや、他の犬や人に対して噛むなどの問題行動が多いという一面もあります。
ポメラニアンのしつけの開始は早ければ早いほどよいとされており、特に生後半年頃までは恐怖心よりも好奇心のほうが勝っている時期ですので、ものごとを受け入れやすい生後3ヶ月頃からなるべく多くの経験をさせてあげることが、その後の社会性にも大きく関わります。ポメラニアンは甘えん坊な子が多いので、叱るのではなく褒めることを意識して信頼関係を構築していくと良いとされています。学習能力も高いので根気強く丁寧に、信頼関係を築きながら一緒にトレーニングしていけば、しつけも覚えてくれるようになります。
どうしてもしつけがうまくいかなかったり、自分では難しいと感じる場合はしつけ教室に参加してみるのもいいかもしれませんね。
飼育環境を整えてあげられる人
小型犬のポメラニアンは体が小さく骨格も細いです。活発的な犬種ですが骨が弱いのでちょっとした段差や高さから飛び降りただけで骨折・脱臼などのトラブルにあう可能性があります。そのため家の床材が滑りやすいフローリングの場合はマットを敷いたり、ペット専用の滑り止めワックスをかけるなどする必要があります。
また、ポメラニアンは好奇心旺盛のため。床やテーブルに落ちている物に興味を引き誤飲してしまう事があります。誤飲物が胃腸に物が詰まったり、破片が喉や胃腸に刺さると手術になる場合もありますので、飼い主さんは犬の視点に立って、愛犬との住まいの環境づくりと対策をしてあげましょう。
室内飼いができる人
愛玩犬であるポメラニアンは、警戒心の強さから番犬として活躍できると言われることもありますが、超小型犬で気温の変化に弱いことや飼い主さんのことが大好きな性格をしていることから、基本的には1年中室内飼いが推奨される犬種です。そのため、ポメラニアンを迎えたいと考えている場合には室内で飼うことができる人が向いています。
【まとめ】向いているかより愛犬を想う気持ちが大事
今回はポメラニアンを飼っている人の特徴やポメラニアンを飼うのに向いてる人についてご紹介しました!
愛犬は飼ううちに飼い主に顔や性格が似てくると言いますよね。みなさんの家のポメラニアンはご自身に似ていますか?私は猫を飼っていて、愛猫は私に顔も性格も似ているような気がします。笑
ポメラニアンを「飼うことに向いてる性格」であるかどうかも大切だと思いますが、一番は愛犬のためなら、しつけや掃除、毎日のブラッシングなどポメラニアンに必要なことを怠らないことが重要です。
抜け毛で部屋中が毛まみれでも愛犬のためなら苦手なお掃除も頑張れてしまうそんな気持ちが大切です。
「自分はポメラニアンを飼うのに向いてないかも」と思われても、しつけや愛犬との時間を大切にしてあげられるならどんな方でもポメラニアンを飼うことはできると思います。
そしてこれを機にポメラニアンを飼うのに向いてる人を目指してみるのもアリだと思います!
こちらの記事もチェック!
この記事のライター
ずーこ
動物全般が大好きで現在は猫を飼ってます!犬もだいすきなのでpetanでは犬に関する様々な情報を発信していきたいと思います!!
ポメラニアンに関する記事
飼い方/育て方
ポメラニアンは留守番できる犬種?トレーニングの方法と注意点
「働いているけれど犬を飼いたい」と思っている人は多いのではないでしょうか。疲れて帰ってきたとき...
2023年9月13日
しつけ
ポメラニアンのしつけって難しい?問題行動を起こす理由やしつけのポイントをご紹介します
可愛らしい姿と人懐っこい性格で大人気のポメラニアン。いつかは一緒に暮らしたいと思っている人も多...
2023年9月12日
健康管理/病気
ポメラニアンの歯に関する基礎知識|気をつけたいトラブルもご紹介
ポメラニアンをはじめとする小型犬は、口が小さく歯並びが悪くなったり乳歯遺残などが見られることも...
2023年9月11日
犬の生態/気持ち
ポメラニアン図鑑|基本情報や歴史についてご紹介
ポメラニアンはバリエーション豊富な毛色やカットスタイルがあり、国内外問わず長年愛玩犬として人気...
2023年9月7日
飼い方/育て方
ポメラニアンの多頭飼いについて|相性はある?注意点や心構えは?
犬は1匹でも十分可愛いものですが、2匹3匹連れてお散歩している人を見ると、いつか多頭飼いしてみ...
2023年9月7日