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ポメラニアンの綺麗な毛並みを保つために|正しいブラッシングのやり方を知っておこう

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ポメラニアンと聞くと、モフモフな被毛を思い浮かべる人は多いと思います。しかし、ふわふわで綺麗な被毛を維持できているのは飼い主さんの日々のお手入れの賜物です。他の犬よりもボリュームのある被毛を持つポメラニアンは、特に普段のお手入れ――ブラッシングが大切になります。被毛のお手入れは綺麗な毛並みを維持するためはもちろん、皮膚トラブルを防ぐためにも重要なのです。今回はポメラニアンの魅力の1つであるふわふわな被毛を維持するために欠かせない正しいブラッシングのやり方をご紹介します。

ポメラニアンの綺麗な毛並みを保つために|正しいブラッシングのやり方を知っておこう
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目次

  1. ポメラニアンのブラッシングに必要な道具って?
  2. ポメラニアンのブラッシングのやり方
  3. ブラッシングする際の注意点
  4. ポメラニアンの魅力を保つためにはブラッシングが最重要!

ポメラニアンのブラッシングに必要な道具って?

ポメラニアン ブラッシング

まずはじめに、ポメラニアンをブラッシングをするにあたって必要になる道具をご紹介します。

コーム(くし)

コームはブラッシングの初めに全体を梳かして毛玉がないかをチェックしたり、顔周りのお手入れや最後の仕上げをするのに最適です。細い目と粗い目が一体化しているタイプだと、細い目でもつれや毛玉のチェック、粗い目で毛並みをそろえるなどの使い分けができるのでおすすめです。

スリッカーブラシ

先端(ピンの部分)がくの字に曲がっているブラシで、1度でたくさんの抜け毛を取り除くことができます。そのため、換毛期に大量の被毛が抜けるポメラニアンにはぴったりのブラシと言えます。

このブラシはピンが鋭く硬いので力加減に注意してブラッシングしてあげなければいけません。自分の肌にブラシをあててみて痛かったら力加減を調整する必要があります。

スリッカーブラシにはソフトタイプとハードタイプがありますが、スリッカーブラシをはじめて使う人や普段使いするのであれば皮膚を傷つけにくいソフトタイプのブラシが良いでしょう。

ピンブラシ

長毛種のワンちゃんに最適なブラシです。先端が丸くなっているので肌あたりが優しく、スリッカーブラシに比べるとピンの数が少ないので抜け毛やほこりの除去に役立ちます。ただし、ピンが少ないことでブラシの密度は低いので、1度にたくさんの被毛を取り除くことはできません。

その他

状況に応じてグルーミングスプレーや毛玉ほぐしローションも活用しましょう。グルーミングスプレーはブラッシング前にスプレーすることでブラッシングの際の摩擦を軽減したり、静電気を抑えてブラシの通りを滑らかにしてくれます。ニオイ予防効果や虫よけ効果のあるもの、オーガニック成分配合のものなどさまざまな種類が販売されています。

ポメラニアンのブラッシングのやり方

ポメラニアン ブラッシング

ブラッシングの際に必要なアイテムが用意できたらブラッシングしてみましょう。ここではポメラニアンのブラッシングの手順についてご紹介します。

  1. ブラシを使ってブラッシングする前に、まずはコームで全身を梳かします。
  2. 被毛をかき分け根元から優しく梳かしていき、毛玉が見つかった場合はこの時点で指でほぐしてください。無理やり引っ張ると痛みが生じるので気をつけましょう。
  3. 毛玉がひどく、手でほぐせないという場合にはハサミで切るしかありません。皮膚を傷つけないように毛の流れに対して縦にハサミを入れて慎重に切り取りましょう。難しければトリマーさんにお願いするのが安心です。
  4. コームで梳かし終えたら、次にスリッカーブラシで全身を梳かします。嫌がりにくい背中からブラッシングをはじめていきましょう。
  5. 表面だけブラッシングしていると、根元が毛玉だらけということにもなりかねません。1度でブラッシングしようとするのではなく、何回かに分けて根元まで梳かすようにしてください。 耳の裏や足の付け根など、被毛がもつれやすい部分は念入りにブラッシングしましょう。
  6. 全身のブラッシングが一通り済んだら最後にコームで整え、引っかからなければブラッシング完了です。

ブラッシングする際の注意点

ポメラニアン

ブラッシングをするにあたってはいくつか注意すべきことがあります。1つずつ見ていきましょう。

子犬期から慣れさせておくことが大切

ブラッシングは嫌がる子も多いので、できるだけ早いうちからブラッシングに慣れさせておきましょう。犬は顔周りや尻尾周りなどを触られるのが苦手という子が多いですが、ポメラニアンはブラッシングが欠かせない犬種なので、ブラッシングが苦手だと犬にとっても飼い主さんにとってもストレスになってしまいます。ブラッシングには綺麗な被毛を保つだけではなく皮膚トラブルの予防や血行促進、コミュニケーションの時間にもなるので、慣れてもらうよう練習しましょう。

無理やり梳かさない

毛が絡まっている部分を無理やり梳かそうとすると犬は痛みを感じます。私たちも絡まっている髪の毛を力づくで梳かそうとしたら痛いですよね。犬の皮膚は人間の皮膚よりも薄いので、力加減には特に気をつけてブラッシングしてあげましょう。もつれている部分は指で優しくほぐしてあげるようにしてください。痛い思いをしてしまうと今後ブラッシングを嫌がるようになってしまいます。

絡まりやすい部分は念入りに

犬は耳の裏や足の付け根、脇の下、お尻周りなどのよく動かすところ、擦れやすいところが毛玉になりやすいです。毛玉ができると痛みを感じたり、通気性が悪くなることで蒸れて皮膚トラブルの原因になることもあります。そのため、特に丁寧にブラッシングしてあげましょう。毛玉が酷くフェルト状になっている場合は、カットしなければいけません。トリマーさんに相談し、カットしてもらいましょう。

1度で抜け毛を取り除こうとしない

換毛期はアンダーコートが大量に抜けるので、1回のブラッシングでは死毛を取り切れないことがほとんどです。どんなに念入りにブラッシングしても、抜け毛を完全に取り除くことは困難なので、取りきるまで長時間ブラッシングするというのは避け、1回あたりの時間は長くても10分程度に留めるようにしてください。ブラシで死毛を取り除いた後、コームで毛流れを整えるときに引っかかることがなければ十分です。

頻度はどれくらいが適切?

ポメラニアンのブラッシングはどれくらいの頻度で行うのが適当なのでしょうか。基本的には毎日が望ましいですが、難しければ最低でも2~3日に1回はブラッシングするようにしましょう。ブラッシングのやりすぎは皮膚を傷つけてしまうので、抜け毛が多いからといって1日のうちに何回も繰り返し行うのは避けてください。

ポメラニアンの魅力を保つためにはブラッシングが最重要!

ポメラニアン

ポメラニアンはダブルコートの犬種なので抜け毛が多いです。換毛期には大量の被毛が抜けるので、できるだけ毎日ブラッシングをして死毛を取り除いておかないといけません。この死毛を放っておくと毛玉の原因にもなります。

床に落ちる抜け毛の量を減らしてなるべく掃除の手間を省くためにも、毎日のブラッシングを習慣にしましょう。痛い思いをしてしまうとブラッシングをさせてもらえなくなるので、無理に引っ張らない、嫌がったら身体に触れられることから慣れさせる、大人しく出来たらおやつをあげるなどの工夫をしてください。

ブラッシングは綺麗な毛並みを保つほか、健康面でも重要な役割を持っています。愛犬との絆を深めるためにも、日々のお手入れを頑張りましょう!

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この記事のライター

choco

シェルティとの生活に憧れる社会人です。みなさんの愛犬との暮らしがより豊かになるような情報を発信できたら、と思っています!

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