黒いポメラニアンの特徴まとめ!一緒に暮らすうえでの注意点も
ご機嫌な様子でポテポテとついてくる姿は見ているだけで癒し効果があるポメラニアン。さまざまな毛色がありますが、その中でも黒い被毛を持つポメラニアンはまるでこぐまやたぬきのような可愛らしさがあります。しかし、街中ではあまり見かけませんよね。そこで本記事では黒いポメラニアン(通称:黒ポメ)にはどんな特徴があるのか、また、どこでお迎えできるのかなどをまとめました!
黒いポメラニアンの特徴について
可愛いルックスで人気のポメラニアンはJKC(ジャパンケネルクラブ)の犬種別犬籍登録頭数において15年連続4位(2023年7月現在)であり、一緒に暮らしている人は多いものの、黒ポメちゃんにはなかなかお目にかかれません。そんなレアな黒のポメラニアンにはどんな特徴があるのかを調べてみました。
黒いポメラニアンの特徴|被毛
1番の特徴はなんと言っても真っ黒な被毛です。目や鼻も黒いので、夜のお散歩で外に連れ出すとその姿を見失ってしまうこともあるんだとか。そのため、ポメラニアンに限らず、被毛の黒いわんちゃんを飼っている飼い主さんたちは、光る首輪やリードを活用しているようです。
黒の被毛は白と同様、珍しいカラーと言われています。一口に「黒」といっても、ブラックアンドタンや胸や手足など部分的に白が混ざっている子も存在するので、全身真っ黒の子は珍しい傾向にあります。
ポメラニアンは毛色が変わりやすい犬種であるとされており、成長するにつれてほとんどの子に毛色の変化が起こります。ベースが黒なので他の毛色の子と比べると変化は分かりにくいですが、加齢に伴う退色により目や鼻、口周りなどの白髪が特に目立ちます。
■TIPS|トリミングについて
ポメラニアンはダブルコートの犬種であり、ある程度の長さまでしか伸びないのでトリミングが必ず必要なわけではありません。しかし、顔周りやお尻周りなど汚れやすい部分のカットは身体を清潔に保つうえで効果的です。ブラッシングだけでは取り除けない汚れを落としたり、ニオイ対策として定期的にシャンプーする必要もあるので、トリミングサロンに行く機会は少なからずあるでしょう。
最近では、トイプードルのようにさまざまなカットスタイルを楽しむ飼い主さんも増えています。ただし、ポメラニアンの被毛を必要以上に短くしたり、頻繁にカットしてしまうと毛質が変わってしまったり、生えてこなくなってしまうことがあります。
暑さ対策としてのサマーカットは、バリカンで刈り込むほど短くすることで体温調節がうまくできなくなってしまうという懸念も。被毛には寒さや暑さから身体を守るだけでなく、紫外線や外傷などから皮膚を守るための役割もあります。本来の機能を損なわない程度にオシャレを楽しむようにしましょう。
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黒いポメラニアンの特徴|価格
ポメラニアンと言えばオレンジやクリームなど明るい毛色の子をよく見かけますよね。しかし、ポメラニアンが誕生した当初はほとんどが白で、まれに黒の子が見られるくらいでした。今では20種類以上の毛色の子たちがいると言われていますが、度重なる品種改良により白や黒の毛色子たちの個体数が少なくなり、価格が高く設定されることが多くなったようです。また、白のポメラニアンの場合はCMに出演した子がポメラニアンブームの火付け役となったことも影響しているとされています。
ブリーダーサイトでは黒のポメラニアンは大体25万円〜で、中には60万円をこえる価格がついている子もいました。ペットショップではあまり出会えないので、黒のポメラニアンを迎えたいと考えている場合はブリーダーに相談するのがおすすめです。
黒いポメラニアンの特徴|性格
毛色が要因となって性格が変わることはほとんどありません。性格は親からの遺伝や育った環境が大きく関わります。そのため同じ毛色の子でも、生活環境で大きく違いが出ることもありますし、個体差もあるので兄弟だとしても同じ性格ということはあまりないでしょう。もともとポメラニアンはフレンドリーで明るく、飼い主さんが大好きという性格をしています。被毛の色が違っても性格の基本的な軸は変わりません。
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黒いポメラニアンは他の色と違うところはある?
毛色によって性格は特段変わりませんが、色が黒いことで他の毛色の子と異なる部分はあるのでしょうか?
退色が目立つ
退色とは何らかの原因により毛の色が薄くなったり、違う色に変わってしまうことを指します。加齢によりメラニン色素が減少することでも、この退色は起こります。人間でいう白髪のようなものですね。黒い被毛の子は特に白髪が目立ちやすいです。
老化による退色は鼻や目の周り、手や足先が白くなることが多い傾向にあります。また、老化現象ではなく、ストレスや病気などが原因で白髪が生える可能性もあります。
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皮膚トラブルに気がつきにくい
真っ黒な被毛は汚れが目立ちにくいです。裏を返せば、皮膚に何らかのトラブルを抱えていても見逃してしまいがちになります。被毛が長いので、お散歩中に草むらに入ってゴミやノミ・マダニなどの寄生虫をくっつけてきてしまうことも珍しくないでしょう。
ポメラニアンはダブルコートで被毛も長いので、自然に抜けた毛(死毛)を取り除いたり、毛玉ができないように丁寧にブラッシングをしないと皮膚トラブルを引き起こしやすいです。そのため、日々のお手入れで愛犬の皮膚の状態をチェックすることがとても大切になります。
暑さに要注意
黒い被毛は太陽の光を吸収しやすいと言われています。日傘に黒が多い理由は紫外線を吸収しやすいとされているからですが、そう考えると黒の被毛の子はとても暑さを感じていることになりますよね。暑い時間帯のお散歩は避けたり、夏用の洋服を着せてあげるなどの工夫をしましょう。
また、ポメラニアンは小型犬なので地面との距離も特に近いです。夏場など暑くなる季節は手足の火傷や熱中症に十分気をつけてください。
ダブルコートの犬種なので室内にいても暑さを感じていることがあります。快適に過ごせるようエアコンを駆使して涼しい環境を作ってあげましょう。
黒のポメラニアンは珍しい!
黒いポメラニアンの特徴や飼ううえで気を付けるべきことについてご紹介しました。
汚れが目立たないので、スキンシップもかねてブラッシングを習慣にするのがおすすめです。また、夏の時期は暑さ対策にも気をつけてあげてくださいね。
比較的珍しいカラーですが、基本的な部分は他の色のポメラニアンと変わりはありません。黒いポメラニアンをお迎えすることがあれば、この記事の内容を参考にしていただけたら嬉しいです。
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この記事のライター
choco
シェルティとの生活に憧れる社会人です。みなさんの愛犬との暮らしがより豊かになるような情報を発信できたら、と思っています!
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