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大型犬用のハーネスの選び方について解説!おすすめ商品や購入する前に知りたい基本情報

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ハーネスとは犬の前肢から上半身に装着する胴輪のことで、首輪同様リードを装着して使用するものです。引っ張り防止から介護用までハーネスにはさまざまなタイプがあり、犬の身体に負担がかかりにくいことからも最近では大型犬にハーネスを使用する飼い主さんも増えてきました。この記事では、どんなハーネスが大型犬に向いているのか?ハーネスのタイプや選び方をまとめて分かりやすく解説していきます。

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目次

  1. 大型犬用ハーネスのタイプと選び方について
  2. ハーネスの長所|抜けにくく犬への負担が少ない
  3. 大型犬用ハーネスのおすすめ4選
  4. 首輪とハーネスは上手に使い分けることがポイント

大型犬用ハーネスのタイプと選び方について

犬 ゴールデンレトリーバー ハーネス
Gabe Pexels

大型犬用ハーネスは大別すると5種類のタイプがあります。愛犬の年齢や犬種、サイズ、引っ張り具合によってハーネスのタイプを選ぶことがおすすめです。

毎日使うものなので、犬の呼吸器や首への負担の少なさはもちろん、丈夫であることも選ぶポイントとして重要になります。壊れにくいか、洗ってもへたれにくいかどうかなどは商品の口コミを参考にするのもよいでしょう。

夕方~夜にかけてお散歩に行くことが多い場合は反射板やライトなどがついていると安心です。

介護用として使うのであれば、サポートが必要な部位ごとに商品が異なるので、愛犬のどの部位をサポートしてあげたら歩きやすいのかを考慮して選びましょう。寝たまま着脱できるタイプであれば愛犬はもちろん飼い主さんの負担も減らせます。そのため購入する際は機能面もあわせてチェックしたいですね。

大型犬用ハーネスの選び方1.2Bハーネス(8の字ハーネス)

2つの輪が8の字に見えることから8の字型とも呼ばれているハーネスで、首側と胴体側の2カ所にバックルがつけられたことから2Bと名付けられたハーネスです。足を通さずに使用でき着脱が簡単なことから人気があります。また、洋服やレインコートなどの上からも簡単に装着することが可能です。あまり引っ張ることのない犬に向いているタイプといえます。

大型犬用ハーネスの選び方2.ショルダーハーネス

2Bハーネスの強度と耐久性をアップさせたショルダーハーネスは、頭からかぶせてお腹でバックルを止める仕様です。簡単に装着できること、強度があることから大型犬に人気のタイプです。背中部分が格子状に設計されているため、引っ張りの強い犬にも対応できます。

大型犬用ハーネスの選び方3.H型ハーネス

H型ハーネスは、背中側に加えお腹側にもベルトが配置されたハーネス抜け防止タイプのハーネスです。片方の足をハーネスに通すデザインのため、上記の2タイプに比べ装着には少し手間がかかりますが、カラダに密着する設計ですっぽ抜け対策には最適です。 

大型犬用ハーネスの選び方4.Y字型ハーネス

足を通して背中で止めるタイプのハーネスです。首や器官に負担がかかりにくいデザインで、カラダが当たる部分にはクッション性のある素材を使用しているタイプや背中にハンドルが付いたタイプのものも多くあります。引っ張り防止や訓練にも役立つデザインとして人気があります。

大型犬用ハーネスの選び方5.引っ張り防止用ハーネス

特殊な構造で、引っ張りを抑えるハーネスです。イージーウォークハーネスとも言われます。引きの強い大型犬に効果が高いことから多くの飼い主さんが愛用しています。ブランドごとに仕様がさまざまで、また犬種別の仕様もあるため、どのタイプが愛犬に向いているかよく吟味することがおすすめです。

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ハーネスの長所|抜けにくく犬への負担が少ない

ハスキー ハーネス
Sir Lodi Pexels

首輪とハーネスは、ともに犬をコントロールするために装着するアイテムです。首だけに負荷をかける首輪に対して、ハーネスは上半身の大部分をホールドします。特に、引きの強いパワフルな大型犬が首輪を使用した場合、首が締まりすぎることから呼吸器に負荷がかかってしまったり、首回りの被毛が首輪ですれて傷むこともあります。

その点、ハーネスは胴体部分を支えることから、首が締まるなどのリスクを回避できます。また、首輪抜けやいざという時の制御がしやすいこともハーネスの長所として挙げられます。

引きの強い大型犬はハーネスでお散歩

カラダの構造上、首への負担を避ける必要がある短頭種には使用が推奨されているハーネス。短頭種以外にも、引っ張りの強い犬にはハーネスの使用が推奨されています。ハーネスは負荷を分散する構造のため、どんなに犬が力強く引っ張っても特定の器官や神経に損傷を与えるリスクを軽減することができるのです。

首には、気道、食道をはじめたくさんの神経や動脈などが集中しています。引っ張りが強いと首に首輪が食い込むことが多く、常に首や頸椎を圧迫した状態となります。引っ張りの強い犬の舌が紫色になっているのは、首が圧迫されることによってチアノーゼ状態になっているからなのです。

また、年を重ねてくると長い間首が圧迫されていたことによって神経が傷つき、腰や脊椎などにトラブルが出る可能性があるため注意が必要です。

介護用としてもハーネスは活躍

首輪にはないハーネスの大きな長所として、歩行補助ハーネスの存在が挙げられます。歩行は犬の生命線。犬は最後まで散歩に行きたい動物です。カラダの大きな大型犬が、加齢や事故、病気などで歩行困難となったとき、歩行補助ができる介護用ハーネスがとても役に立ちます。最近では、着せたまま寝かせることができる構造の介護用ハーネスも多数発売されており、寝たきりになっている犬の身体の向きを変えてあげるのにも役立ちます。愛犬の将来を考えて一度チェックしてみてください。

マイナス面は指示が伝わりにくいところ

もともとハーネスは、犬が荷物を牽引するために開発されました。そのため引っ張っても犬に負担がかかりにくい構造となっています。使い方やハーネスの形状によっては、引っぱりを助長する可能性があることが、ハーネスのマイナス面と言えます。また、首輪のように直接負荷をかけることができないため、飼い主の指示が伝わりにくいというデメリットもありますが、最近では、引っ張り防止の構造を備えたハーネスも登場し、大型犬の愛用者も増えてきています。

大型犬用ハーネスのおすすめ4選

ハーネス

 大型犬用のハーネスにはさまざまな特徴があります。ここでは特徴が際立つ製品を中心に、仕様別に4タイプセレクトしました。ぜひ参考にしてみてください。

大型犬用ハーネスのおすすめ①.アウトドアブランドならではの耐久性・フィット感抜群

 やっぱりオススメしたいのが犬用アウトドアブランド、ラフウェアの人気ハーネス。胸部分のパッドがカラダへの負担を軽減するデザインです。4カ所で調整可能で、犬のカラダにフィットさせて使用できます。リードアタッチメントが上下の2カ所にあり、下部を使用することで引っ張り抑制効果もあります。

  • 商品名:RUFFWEAR 犬用ハーネス フロントレンジハーネス
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大型犬用ハーネスのおすすめ②.頑丈で機能的!職人手製が光る優れものハーネス

 ユリウスケーナインは欧州で愛されているハンガリーのドッググッズブランド。頑丈で機能的なハーネスはすべて職人の手作り。リードからの負荷がチェストストラップの前側に分散する仕様で犬の体に負荷をかけません。

  • 商品名:Julius-K9 IDCパワーハーネス
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大型犬用ハーネスのおすすめ③.引っ張り癖を自然に抑えるハーネス

 犬の習性を利用して飛びつきや引っ張りを防止する大人気のイージーウオークハーネス。前足の動きを制限して前進を抑制する独自の設計です。裏地にはネオプレンを使用し、カラダへの当たりが柔らかくなっています。

  • 商品名:Petsafe デラックス イージーウォークハーネス
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大型犬用ハーネスのおすすめ④.USB充電可能な光るハーネスで夜道も安心!

 視覚工学に基づいて設計された光るハーネスは、250m先から見えるUSB充電可能なLED入り。さらにベルトには、3M社のスコッチライトを使用し、360度どこからでも視認が可能です。雨の日にも安心して使用できる防水加工がされています。

  • 商品名:NOXGEAR LightHound LEDハーネス
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首輪とハーネスは上手に使い分けることがポイント

ドーベルマン ハーネス
YamaBSM

犬をコントロールするための2大ツールとも言える首輪とハーネス。装着しやすく飼い主の指示が伝わりやすい首輪と、抜けにくく特に身体への負荷が少ないハーネス。それぞれに特徴的な長所があり、また短所もあります。パワーがあり、身体も大きな大型犬を飼い主がコントロールするためには、それぞれの長所・短所をよく知り、年齢・性格・状況に合わせて、両者を上手に使い分けることが、大型犬との快適生活実現への近道だと言えます。

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choco

この記事のライター

choco

シェルティとの生活に憧れる社会人です。みなさんの愛犬との暮らしがより豊かになるような情報を発信できたら、と思っています!

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