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フレンチブルドッグを飼いたい!値段はどれくらい?毛色によって変わるの?

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ずんぐりむっくりした体型とユニークな表情で人気のフレンチブルドッグ。日本でも飼っている人が多いので、いつか犬を迎えるならフレブル!と考えている人も多いのではないでしょうか。お迎えを検討するにあたって気になるのが生体価格ですよね。そこで今回はフレンチブルドッグの価格相場について調べてみました。

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目次

  1. フレンチブルドッグの値段ってどれくらいなの?
  2. 毛色によって値段は変わる?
  3. 犬の値段に影響する要因とは?
  4. 個体によって値段はさまざま

フレンチブルドッグの値段ってどれくらいなの?

フレンチブルドッグ

フレンチブルドッグはJKC(ジャパンケネルクラブ)の犬種別犬籍登録頭数において2006年から10位以内にランクインし続けている人気の犬種です。その人気は日本だけではなくアメリカやイギリスでも人気犬種ランキング上位に入っているほど。人気のある犬種は値段が高いイメージがありますが、フレンチブルドッグはいくらくらいなのでしょうか?

他の犬種よりもやや高め

フレンチブルドッグは他の犬種と比べて値段が高い傾向にあります。2024/6/5現在、ブリーダーサイトに掲載されているフレンチブルドッグの平均価格は35万円前後でした。

これは人気の犬種だからというのもありますが、フレンチブルドッグは赤ちゃんでも頭部が大きいことから出産時のリスクが高く自然分娩が難しいので、一般的には帝王切開での出産となることが関係しています。獣医師による手術を伴うケースが多いため、販売価格が高めに設定されることが多いようです。

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そもそも犬には「定価」がない

犬に限らずペットの値段には明確な基準が設けられていません。そのため「定価」はなく、ペットショップやブリーダーなどによってそれぞれ自由に値段がつけられています。基本的には客層に合わせて値段を決めており、同じ系列のペットショップでも店舗によって値段が異なることがあるのはこのためです。

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毛色によって値段は変わる?

フレンチブルドッグはさまざまな毛色がありますが、JKCで公認の毛色は「ブリンドル」、「フォーン」、「パイド」、「フォーン・アンド・ホワイト」の4色で、大きく分けると「ブリンドル(黒)」、「パイド(白黒)」、「クリーム(白)」、「フォーン(茶)」の4つです。毛色によって値段に差は見られるのか、ブリーダーサイトで調べてみました。

ブリンドル

フレンチブルドッグ

黒の毛色をベースに褐色や白の差し毛が縞模様のように入ります。差し毛が多いと「タイガーブリンドル」と呼ばれることも。

  • 平均33万円/147件

価格

頭数

110万円

2     

80万円

2

60万円

2

55万円

3

53万8千円

52万8千円

1

50万円

2

49万8千円

2

49万5千円

3

47万3千円

1

46万8千円

1

45万円

2

43万円

4

42万円

3

40万円

5

39万8千円

3

39万円

2

38万5千円

2

37万4千円

1

37万円

1

35万8千円

1

35万円

4

33万5千円

1

33万円

13

32万8千円

2

32万5千円

1

32万円

1

30万8千円

1

30万円

10

29万8千円

1

29万円

1

28万円

14

27万円

2

25万円

16

23万8千円

1

23万円

12

22万円

4

20万5千円

1

20万円

6

19万円

1

18万円

4

17万円

3

16万円

1

15万円

2

13万円

1

パイド

フレンチブルドッグ

白の毛色をベースにブリンドル(黒)やフォーン(茶)のブチが部分的に入ります。ブチの入り方はそれぞれ異なり、同じ模様の子はいないことから人気のカラーです。

  • 平均38万円/32件

価格

頭数

85万円

1     

59万8千円

1

55万円

2

52万8千円

1

48万円

1

47万8千円

1

38万8千円

1

38万円

4

35万円

3

33万円

3

32万8千円

1

31万8千円

1

31万5千円

3

30万円

2

29万円

1

26万8千円

2

25万円

1

23万円

1

22万8千円

1

クリーム

フレンチブルドッグ

白からフォーン寄りのベージュまで幅が広い毛色です。濃淡によって印象が変わりますが、毛色が明るいことで表情が分かりやすいため人気があります。

  • 平均37万円/77件

価格

頭数

85万円

1    

80万円

1

75万円

1

68万円

1

59万4千円

1

50万円

1

49万8千円

1

48万円

4

46万8千円

2

45万円

3

42万8千円

1

42万5千円

1

42万円

2

40万円

8

39万8千円

1

39万円

1

38万円

2

37万4千円

1

37万円

2

36万円

3

35万円

2

33万円

5

31万8千円

2

30万8千円

1

30万円

4

29万8千円

1

28万8千円

2

28万円

7

27万円

2

26万円

2

25万円

5

24万8千円

1

24万2千円

1

24万円

1

23万円

1

22万円

2

フォーン

フレンチブルドッグ

※フォーンホワイト、フォーンパイド、レッドフォーン、ブルーフォーン、ブラックマスク、フォーンオレンジ含む

「子鹿」という意味を持つフォーンは明るめの茶色がベースで、ライトブラウンからレッドまで濃淡は様々です。また、フォーンの毛色の子は口の周りが黒くなる「ブラックマスク」になりやすく、その見た目が歌舞伎役者に似ていることから「kabuki face」とも呼ばれています。

  • 約38万円/58件

価格

頭数

80万円

1    

60万円

1

55万円

1

50万円

2

47万円

1

45万円

8

43万円

5

42万円

2

40万円

3

39万8千円

1

39万円

1

38万円

5

37万4千円

1

35万円

2

33万円

3

32万円

4

31万円

1

30万円

3

29万3千円

1

28万8千円

1

28万円

4

27万円

3

25万円

2

23万円

1

18万円

1

同じ毛色でも価格に大きな幅があることが分かりますね。80万や100万円を超える値段がつけられている子がいる一方で、10万円台の値段となっている子もいます。

その他の毛色の価格例

上記の毛色以外の他にもさまざまな毛色の子が掲載されていたので、一例をご紹介します。(いずれも2024/6/5時点の価格です)

毛色

価格

ブリンドル&ホワイト

28万円     

タイガーブリンドル

55万円

ライラック

64万円

26万円

イザベラ

45万円

ブルーフォーン

50万円

ブルーマール

68万円

ブルーマールタン

71万円

66万円

ライラックマールタン

76万円

68万円

ライラックマール

76万円

ブルー

64万円

ブルータン

63万円

43万円

イザベラチェリータン

68万円

犬の値段に影響する要因とは?

フレンチブルドッグ
KVNSBL

ペットの値段には定価がないとお話ししましたが、同じ店舗内の同じ犬種でも値段が違うことがあります。それにはさまざまな要因が関係しているので1つずつ見ていきましょう。

月齢

犬の値段に大きく影響する要因としてまずは月齢が挙げられます。どんな犬種であっても子犬の方が人気があるので値段が高くなる傾向にあり、特に生後2~3ヶ月頃の子犬は最も高い値段がつけられていることが多いです。その後少しずつ値段が下がっていきます。

これは単に可愛いからというだけではなく、「できるだけ長く一緒にいたい」、「子犬のうちからしっかりしつけたい」と考えている人が多いことも関係していると言われています。

性別

フレンチブルドッグに限らず犬は女の子のほうが値段が高くなります。これはメスが妊娠・出産できることやオスと比べて飼いやすい性格をしている子が多いこと、ブリーダーさんが繁殖のために手元に残していることが多く市場に出回る頭数が少なくなることが関係していると考えられています。

毛色

毛色によっても値段が変わります。フレンチブルドッグはパイドやフォーンが人気の傾向にあり、ブリンドルやホワイト系の毛色の子と比べると高めの値段が設定されていることが多いようです。しかし、先述の毛色ごとの値段を見てみると1番高値がつけられているのはブリンドルであるため、月齢や性別などの要因と合わせて、販売する側の匙加減も大きく関係してくると言えるでしょう。

見た目や血統

犬にはJKCによって「犬種標準」と呼ばれるその犬種の理想とする姿が定められていますが、犬種標準に近いほど高い値段がつけられる傾向にあります。したがって、血統書がある子犬は犬種標準に近い見た目が期待されるため高値がつけられるのです。

また、マズルの長さや目の大きさ、体型、歯並び(噛み合わせ)、目と鼻の位置のバランス、さらに犬種によっては毛量が多い方が良いなど、犬種標準では定められていない要素が関わってくることもあります。そのため、同じ犬種であっても、サイズ(※)や一般的に好まれる外見などから価格が異なることも珍しくないのです。

ただし、犬種標準はドッグショーに出陳する際や繁殖する際には重要な指針となりますが、一般家庭でペットとして迎えるにあたっては特段意識しなければいけない要素ではありません。自分が気に入った子を迎えてあげましょう。

※身体が小さい子は人気の傾向にあるため、ペットショップではティーカップサイズなどと謳い高値がつけられていることが多いです。

個体によって値段はさまざま

フレンチブルドッグ
Pixabay Pexels

犬は定価がないため、販売する店舗・犬舎によって大きく値段が変わります。そのため、一概にどれくらいとお伝えするのが難しい部分です。

高ければ良い犬、安いのは悪い犬とは言えませんが、他の子と比べて明らかに安い値段がつけられている場合には、月齢の他にも先天性疾患のリスクや噛み合わせの悪さ、健康状態が悪いことなどが関わっている可能性も0ではありません。

値段だけで決めるのではなく、相性や健康状態もしっかりチェックするようにしましょう。

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choco

この記事のライター

choco

シェルティとの生活に憧れる社会人です。みなさんの愛犬との暮らしがより豊かになるような情報を発信できたら、と思っています!

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