banner

banner

愛犬の臭い、どう対策してる?臭いの原因と対処法とは

お気に入りに追加

人間と同じように、犬にも体臭や口臭があります。独特の体臭は、マーキングをするために本能的に非常に大事な役割があるとはいえ、来客時などはちょっぴり気になるもの。

ここでは犬も人も快適に暮らしていくために必要な、犬の臭いの原因・対策について解説します。

愛犬の臭い、どう対策してる?臭いの原因と対処法とは

目次

  1. 犬の臭いの原因って?体臭や口臭などさまざま
  2. ブラッシングは臭い対策になる?
  3. 定期的なシャンプーも効果的
  4. 愛犬との生活では部屋の換気をこまめにしよう

犬の臭いの原因って?体臭や口臭などさまざま

犬の歯磨き
Anna Shvets Pexels

犬は汗をかかない?

 人間と比べて犬は全身から汗をかかないと言います。しかし、少量ながら汗を出すアポクリン汗腺から、脂状の汗をかくとされています。この汗が体臭のもとになります。

体臭を防ぐためには、定期的なシャンプーにより体を綺麗に保つことが大切です。シャンプーができない機関でも、市販の犬用ボディタオルや、濡らしたタオルで拭くのもよいでしょう。

トイレ後のお手入れも有効

 良質な食生活を心掛けることで、便の臭いは軽減されます。とはいえ排泄物には独特の臭いがするもの。とくにお腹の毛が長い子などは、お散歩後の足ふき時にお腹周りや肛門周りを清潔にふき取ってあげるとよいでしょう。 

目や耳まわりの汚れにはグルーミング

 耳の汚れを放っておくと臭いのもとになりがちです。犬専用のボディタオルやイヤークリーナーなどを活用しましょう。

犬の耳の中の異常や異臭に気付いたら、動物病院を受診してください。皮膚が赤い、腫れや膿が出ているとなると、何かの病気かもしれません。とくに、たれ耳の子は外耳炎になりやすいので、日頃からグルーミングをすることで異変に気付きやすくなります。

口臭対策には歯磨きと食生活の改善

 口の中の食べかすは、口臭を促します。日々の歯磨きが歯周炎や歯槽膿漏を防ぎ、口臭予防に繋がるでしょう。

歯ブラシは愛犬の口の大きさに合ったものを選びます。飲み込む可能性があるので、人間用の歯磨き粉は絶対に使ってはいけません。歯ブラシを嫌がりじっとしていない場合は、のどを突いてしまう可能性があるので指にガーゼを巻きつけて磨くのも手です。

 歯磨きに関する記事はこちら 

犬の歯磨きの重要性!歯石の怖さとおすすめの口腔ケア

あわせて読みたい

犬の歯磨きの重要性!歯石の怖さとおすすめの口腔ケア

犬は口腔内疾患を患うことも多いため、それを予防するために歯磨きなどの「デンタルケア」が必要不可欠です。ここでは犬が歯磨きを始める時期や、歯石によるトラブルなどを防ぐための歯磨きの方法をご紹介します。

 鼓腸(げっぷ・おなら)対策には、消化のよいドッグフードへの変更がおすすめです。愛犬の体質に合わない材料を使ったフードは、においの原因になることも。適度な運動も、鼓腸の軽減につながります。 

ベッドやおもちゃのお手入れ

 犬が普段使っている敷物やクッション、ケージやおもちゃなども放置しておくと臭いのもとに。こまめに洗濯や掃除をしてあげましょう。

ただし、布製のグッズを洗う場合は水洗いだけに留めるか、無香料の洗剤を使い入念にすすぎをしましょう。人間よりも嗅覚が優れた愛犬にとって、洗剤の臭いは強烈です。柔軟剤も、避けたほうがよいでしょう。

洗わないものはお日様の光に当て、自然乾燥がおすすめです。ケージの水洗いも効果的です。

ブラッシングは臭い対策になる?

犬のブラッシング
Ron Lach Pexels

 日ごろから定期的にブラッシングをしてあげるのも、実は効果的です。

古い毛が皮膚に残っていると、皮膚に炎症を起こすこともあります。ブラッシングによって汚れと一緒に古い毛が取れスッキリする上、適度な刺激はマッサージ効果もあり、愛犬にとってもブラッシングは気持ちが良いことです。愛犬とコミュニケーションを取る感覚で、毎日のブラッシングを楽しみながら、臭いのもとになる汚れやごみを取り除く習慣作りをしてみませんか。

 ブラッシングに関する記事はこちら 

犬のブラッシングやお風呂に入れる方法!慣れないときの対処法も紹介

あわせて読みたい

犬のブラッシングやお風呂に入れる方法!慣れないときの対処法も紹介

愛犬のお風呂やブラッシングなどのお手入れ方法、皆さんはどうされていますか? 月に一度、ペットサロンやトリミングサロンにお願いする方も多いのではないでしょうか。 ペットサロンは忙しい方や技術に不安がある方の味方ですが、飼いはじめたばかりで愛犬が他人に慣れていない場合は犬にとってストレスになってしまいます。 また、費用もかかるため散歩で汚れるたびに行くわけにはいかないのが難しいところでもあります。 そこで今回は、おうちでできるブラッシングやお風呂の方法などをご紹介します。

異常を感じたら受診を

 日ごろからブラッシングを心掛けることで、愛犬の病気や怪我に気づくこともできます。万が一、愛犬の皮膚に異常が見られたり、いつもと違う異臭がするなど異変を感じたら、かかりつけの獣医師に相談しましょう。 

定期的なシャンプーも効果的

犬のシャンプー
AmandaCullingford

 言わずもがなですが、定期的なシャンプーは体臭の軽減に効果的です。シャンプー剤の人工的な香りで臭いを隠すというより、無香料で愛犬の皮膚や被毛に優しいシャンプーを選びましょう。 

自宅でシャンプーする場合の注意点は?

 シャンプーを自宅でする場合は、シャンプー剤の量に注意しましょう。人間用のものは、原液をそのまま泡立てて使うことがほとんどですが、犬用のシャンプーには水やぬるま湯で薄めて体にかけるタイプがあります。

また、シャンプー後はドライヤーを使ってしっかりと被毛の根元まで乾かしましょう。自然乾燥をすると乾きが遅くなり、その間に雑菌が繁殖して臭いの原因になってしまう場合があります。

 シャンプーに関する記事はこちら 

正しい犬のシャンプーのやり方を解説。子犬がシャンプーを始める時期やおすすめ商品もご紹介

あわせて読みたい

正しい犬のシャンプーのやり方を解説。子犬がシャンプーを始める時期やおすすめ商品もご紹介

愛犬の被毛や皮膚を清潔に保つには、シャンプーによるお手入れが必要不可欠です。とはいえ、洗い方を知らなければ、自宅でキレイにしてあげられませんよね。特に子犬ともなると初めてのことばかりで何から始めたらいいのかも分からないはず。 そこで今回は、愛犬のシャンプーの基本的なやり方や頻度、子犬がシャンプーを始めてもよい時期を中心に解説をします。

愛犬との生活では部屋の換気をこまめにしよう

窓
Tama66

 人間と一緒で、愛犬の臭いの原因は様々。それぞれに対応した適切な対処法で、匂いを防いで愛犬にとっても快適な生活ができるといいですね。家の中には臭いがこもりがちなので、こまめに換気をして気分も空気もリフレッシュしましょう。 

komugi

この記事のライター

komugi

都内で愛犬のビーグルと暮らしています。コロナ期間中に肥満体型になってしまった愛犬のために食事や運動について勉強をはじめました。面白い発見や愛犬家の皆様に役立つ情報があればどんどん発信していきます!

【petan編集部企画】ペットベッド「DoggyBaseとは?」

あわせて読みたい

【petan編集部企画】ペットベッド「DoggyBaseとは?」

関連するキーワード

カテゴリー

人気記事ランキング

Petan独自調査

獣医師監修記事

おすすめ記事

人気のキーワード