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犬が寝てる時に悲鳴を上げるのはなぜ?病院に行くべき?

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皆さんは、ワンちゃんが寝ている時に悲鳴を上げる姿を見たことがありますでしょうか。そもそも「ワンちゃんって寝ている時に悲鳴を上げるの…?」と不思議に思われた方も多いはずです。本記事では、ワンちゃんが睡眠時に悲鳴を上げる理由について解説していきます。愛犬が寝ている時に悲鳴を上げてどうしたらいいのか困っている方や、これからワンちゃんを迎える方は、是非参考にしてみてください。

犬が寝てる時に悲鳴を上げるのはなぜ?病院に行くべき?

目次

  1. ワンちゃんの睡眠の仕組み
  2. ワンちゃんは寝ている時になぜ悲鳴を上げるの?
  3. 睡眠時の悲鳴は何かしらの病気?
  4. まとめ

ワンちゃんの睡眠の仕組み

寝ている犬

ワンちゃんが睡眠中に悲鳴を上げる理由をご紹介する前に、まずはワンちゃんの睡眠の仕組みについて解説していきます。

レム睡眠・ノンレム睡眠

皆さんは、「レム睡眠」「ノンレム睡眠」という言葉を聞いたことがありますでしょうか。レム睡眠とは、浅い眠りのことを指し、体を休ませていても脳は活動している状態のことを言います。一方ノンレム睡眠とは、レム睡眠とは逆に深い眠りのことを指し、ぐっすりと熟睡している状態のことを言います。そのため、人間でもワンちゃんでも、夢を見るのはレム睡眠の状態の時がほとんどです。

また、レム睡眠とノンレム睡眠の割合に関して、人間の場合だと、ノンレム睡眠が約75〜80%、レム睡眠が残りの20〜25%であると言われていますが、ワンちゃんの場合は、レム睡眠が約80%でノンレム睡眠が約20%のため、ほとんどが浅い眠りだと言われています。

ワンちゃんが小さい音や話し声でも目を覚ますことがあるのは、こういった理由があるからなのですね。熟睡状態のノンレム睡眠の割合が少ないのは、野生のときからの名残であり、敵に襲われてもすぐに逃げられるためと考えられています。

ワンちゃんの平均睡眠時間は?

レム睡眠とノンレム睡眠についてご紹介したところで、ここではワンちゃんの平均睡眠時間について解説していきます。ワンちゃんの平均睡眠時間は、年齢によってそれぞれ異なります。

一般的に、生後0〜6ヶ月の幼犬であれば、一日の平均睡眠時間は約18〜20時間と言われており、6ヶ月〜2歳までの若齢犬はおおよそ14〜16時間とされています。

また、成犬である2歳〜7歳だと約9〜14時間で、7歳以上の高齢犬はおおよそ12時間以上が平均とされています。皆さんの中でも、人間と同じように、赤ちゃんのワンちゃんはずっと寝ているイメージがあるのではないでしょうか。成長期にあたる幼犬は、一日の大半を睡眠に費やしているため、ワンちゃんを迎えたばかりの段階では思ったより一緒に遊ぶこともできないかと思います。

また、レム睡眠とノンレム睡眠の解説でも述べた通り、ワンちゃんは平均睡眠時間が9〜14時間もあったとしても、レム睡眠が約80%でノンレム睡眠が約20%のため、ほとんどが浅い眠りになります。そのため、愛犬が寝ている時は睡眠の妨げにならないよう注意しましょう。

ワンちゃんって夢を見るの?

皆さんは、「ワンちゃんも人間と同じように夢を見るの?」と疑問に思ったことはありますでしょうか。我々人間は、夢を見たことがある人がほとんどだと思うので、ワンちゃんも同じように夢をみるのか不思議ですよね。結論から申し上げますと、一般的にワンちゃんも睡眠時に夢を見ると言われています。

理由としては、ワンちゃんにもレム睡眠とノンレム睡眠のサイクルがあり、睡眠の仕組みは人間とほとんど同じのため、夢を見ることがあると言われています。既にワンちゃんを飼っている方であれば見たことがあるかと思いますが、ワンちゃんは眠っている間に手足をバタバタと動かしたり口をむにゃむにゃとしたりすることがあります。更には、小さい声で鳴いたり、時には悲鳴を上げたりすることも少なくはありません。これらは、人間が寝言を言うのと同じと捉えていいでしょう。

ワンちゃんはいびきをかくって本当?

最後に、ワンちゃんのいびきの真相について解説していきます。ご存じでない方も多いかと思いますが、犬種によってはいびきをかきやすいワンちゃんもいます。皆さんの愛犬はいかがでしょうか。寝ている時に人間と同じようにいびきをかいているでしょうか。

一般的に、ワンちゃんも人間と同様、睡眠時にいびきをかくこともありますが、中でも「短頭種」と呼ばれる犬種は他の犬種よりもいびきをかきやすいと言われています。短頭種とは、文字の通りマズルが短い骨格の犬種のことを指します。短頭種の代表的や犬種と言えば、パグやフレンチブルドッグ、更にはペキニーズなどが含まれます。言われてみれば、SNSなどでよく、フレンチブルドッグやパグやいびきをかきながら熟睡している動画などを見かけますよね。

ワンちゃんのいびきは、基本的に日頃のストレスや疲れなどがありますが、稀に病気に繋がることもあるので、愛犬のいびきがひどい場合はかかりつけの獣医さんに診てもらうことをおすすめします。

ワンちゃんは寝ている時になぜ悲鳴を上げるの?

寝ている犬

ここまでで、ワンちゃんの睡眠の仕組みを平均睡眠時間や夢、いびきなどを踏まえて解説しましたがいかがでしたでしょうか。ワンちゃんも人間と同じように夢を見たりいびきをかくのですね。ここでは、ワンちゃんが寝ている時に悲鳴を上げる理由についてご紹介していきます。愛犬が睡眠時に悲鳴を上げているが理由が分からない方や、これからワンちゃんを飼う予定のある方は是非参考にしてみてください。

理由①夢を見ている

先ほどもご紹介した通り、ワンちゃんは人間と同様に、寝ている時に夢を見ることがあります。夢の内容はさまざまで、夢の中で美味しいごはんを食べていたり、広い草原を走り回っていたりとさまざまです。そのため、ワンちゃんが夢を見ている時は、走るように手足を動かしていたり、小声で鳴いていることがあります。

更には、夢を見ながら悲鳴を上げるワンちゃんも中にはいますが、睡眠時に悲鳴を上げる時は、大抵、日中に興奮したり恐怖を感じた体験した時がほとんどです。例えば、ドッグランで初対面のワンちゃんたちといっぱい遊んだり、行ったことのない場所に行ったりした時などです。日中味わった興奮や恐怖は、その日の睡眠に悲鳴として出る可能性があるので、愛犬がゆっくり休むことができるようケアをしてあげましょう。

理由②痛みがある

日中の興奮や恐怖だけでなく、痛みが原因で寝ている時に悲鳴を上げることがあります。ワンちゃんは痛みなどを飼い主にうまく伝えることができず、触られたりしてやっと痛みを威嚇や悲鳴で伝える習性があります。そのため、寝ている時に無意識に悲鳴を上げて痛みを感じていることを伝えることがあります。

寝ている時に悲鳴を上げるほどの痛みは、悪化している可能性があるため、かかりつけの獣医さんに診てもらうことをおすすめします。

睡眠時の悲鳴は何かしらの病気?

寝ている犬

ワンちゃんが寝ている時に悲鳴を上げる理由についてご紹介しましたがいかがでしょうか。実際に愛犬が眠っている時に悲鳴を上げているのを見たことがある方であればまだしも、そもそもワンちゃんが睡眠時に悲鳴を上げることをご存じでなかった方は、驚かれたのではないでしょうか。

また、睡眠時の悲鳴を「何かしらの病気なのでは…?」と考える方も少なくはないはずです。ここでは、ワンちゃんが寝ている際に悲鳴を上げた場合、病院に連れて行くべきかどうかについて解説していきます。

たまになら問題なし

睡眠時の悲鳴がたまに起きる程度であれば、病院に連れて行かなくても問題ありません。ご紹介した通り、ワンちゃんも人間と同じように寝ている時に夢を見たりいびきをかいたりします。

睡眠の仕組みは人間とほとんど変わらないと考えられているため、寝言やいびきは特別なことではありません。そのため、愛犬がたまに、寝ている時に悲鳴を発するのであれば、その日感じた興奮や恐怖が原因と考えられるため、特に気にしなくても問題ありません。

悲鳴が続くようであればすぐに病院へ

愛犬が睡眠時に悲鳴をしょっちゅう上げている場合は、すぐにかかりつけの獣医さんに診てもらいましょう。病気や怪我による痛みや、精神的なショックによる悲鳴の可能性が考えられるため、専門家に診てもらう必要があります。

また、悲鳴だけでなく不自然な動きや寝言を発している場合にも十分気をつけなければなりません。病院に連れて行く際は、睡眠時の様子を動画などに収めておくことで、診断の役に立つことがあります。

まとめ

寝ている犬

いかがでしたでしょうか。本記事では、ワンちゃんが寝ている時に悲鳴を上げる理由についてご紹介しました。愛犬がぐっすり寝ている時に、急に悲鳴を上げると突然のことに驚いてしまいますよね。人間と同じように、ワンちゃんにとっても睡眠は健康のために必要なことです。

愛犬の睡眠を充実したものにするためにも、ワンちゃんの睡眠の仕組みや悲鳴を上げる理由などは把握しておきましょう。また、これからワンちゃんを迎える予定のある方は、愛犬の突然の悲鳴に驚かないようにしましょう。

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choco

この記事のライター

choco

シェルティとの生活に憧れる社会人です。みなさんの愛犬との暮らしがより豊かになるような情報を発信できたら、と思っています!

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