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犬のしつけを英語コマンドでするメリット、日本語との違いは?基本編から応用編まで紹介

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犬のしつけの際によく使われる「マテ」や「オスワリ」などの言葉。英語でコマンドを出すトレーナーさんを見て、英語だと何が違うんだろうと気になったことはありませんか?実際に、あえて英語でコマンドを出すトレーナーさんも多くいらっしゃいます。今回は英語でコマンドを出す意味やメリットなどを解説していきたいと思います。基本編、応用編と紹介していくので、これから子犬に教える方はぜひトライしてみてください。

犬のしつけを英語コマンドでするメリット、日本語との違いは?基本編から応用編まで紹介
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目次

  1. 犬のしつけを英語でするメリット
  2. やってみよう!英語での基本コマンド
  3. チャレンジ!英語での応用コマンド
  4. 英語コマンドは理に適ってる!今から教えるならトライしてみて

犬のしつけを英語でするメリット

犬
alvannee Unsplash

 しつけは日本語でもいいんじゃないの?という方もおられると思いますが、あえて英語を使うメリットもあるんです。どのようなメリットがあるのか?詳しく解説していきましょう。ただし、元々ずっと日本語でコマンドをだしてきたのに、いきなり英語でのコマンドに変えてしまうと犬も戸惑います。すでに日本語でのコマンドに慣れてしまっている場合は、無理しないようにしましょう。

英語の方が「音」が少なく短いフレーズなので犬が理解しやすい

 犬は飼い主さんの感情や雰囲気を感じ取って行動することも多いのですが、複雑な人間の言葉は理解できません。犬は言葉を理解しているわけではなく音の種類を聞き分けています。 ですから「もうすぐごはんができるから、ここでおとなしく待っててね。」と言われても理解できないのはこのためです。

一般的に犬は、単純で短いフレーズの方が聞き取りやすく覚えやすいため、日本語の「おすわり!」よりも「sit!」の方が理解しやすいと言えるでしょう。

ただし同じコマンドでも日本語の方が優しい場合もあります。例えば「オテ」は英語で「shake hands」ですし、「ゴロン」は「roll over」となりますから、流暢な英語の言い回しが必要になりますね。

コマンドを統一できるので犬が覚えやすい

 犬に対する指示のことをコマンドと呼びますが、例えば日本語で犬を呼んでこさせる場合はどうでしょう。

「来なさい」

「おいで」

「こっち!」

このようにいくつもの単語があります。単に「来なさい」だけで統一するのなら問題はありませんが、なかなかそうはいかないもの。しかし英語の場合は「come」これだけで統一できるのです。犬は複数の同じ意味の単語を覚えるのは苦手です。コマンドを英語にすると犬にとってもメリットがあるのです。

やってみよう!英語での基本コマンド

犬
Lepale

 それでは、英語での基本的なしつけのコマンドをご紹介します。シチュエーション別に使い分けていきましょう。 

日常で使う基礎コマンド

  • 「sit」(オスワリ)

 「s」の発音を「シ」ではなく、「スィ」にすることがポイント。 

  • 「down」(フセ)

 慣れないうちは指先で同時に指示を出しても良いでしょう。立たせる時は「up」または「stand」とコマンドを出します。 

  • 「stay」(マテ)

 「wait」も同義語ですから、こちらでも構いません。 

  • 「shake hand」(オテ)

 人間の場合は握手を意味しますが、犬の場合はオテになります。 

指示コマンド

 次に、犬に対して能動的な行動をさせたい時に使うコマンドです。

  • 「house」(自分のケージに入りなさい)

 該当する日本語が意外に少ないため、このフレーズを使っている人が多いかも知れません。 

  • 「come」(おいで!)

 中には「come on」や「come here」を使う人もいるようです。 

  • 「go」(いいよ!)

 ドッグランなどノーリードで遊べる場所で、「sit」とコマンドをだしてオスワリさせた後に用います。犬は遊んでもいいんだ!と理解するわけです。「walk」でもかまいません。 

  • 「fetch」(持ってきて)

 何かを持って来させる時に使います。例えばボール遊びをしている時などに使います。 

チャレンジ!英語での応用コマンド

犬
Svetozar Milashevich Pexels

 ここからは英語コマンドの応用編です。言い回しが難しい部分もありますが、飼い主さんも徐々に慣れていくと思いますので、試してみてくださいね。 

NG行動を制御するコマンド

 悪いことをした際のしつけに使えるコマンドです。 

  • 「no」(ダメ!)

 普段から使ってる方も多いかもしれませんが、いたずらした時など頻繁に使えるコマンドです。 

  • 「off」(降りて)

 テーブルやベッドの上など、登ってはいけない場所から降りるように出すコマンドです。 

  • 「shush」(静かに!)

 犬が吠えるのをやめさせるためのコマンドです。発音は「シャシュ」となりますが、要するに「シーッ」と同じ意味になります。 

  • 「drop it」(出して)

 いけない物を口に咥えた際に出させるためのコマンド。「drop」だけでも構いません。 

難しいけど便利なコマンド

 特に散歩の時など、覚えさせておくと便利なコマンドがあります。ぜひ使いこなしてほしいところ。 

  • 「leave it」(そのままにしておきなさい)

 散歩中に拾い食いの癖がある子や、大事なもの危険なものを口に咥えようとした時に出すNGコマンドです。誘惑に勝てた時にはご褒美をあげましょう。 

  • 「heel」(ついて)

 散歩をさせている時に、しっかり飼い主さんの後から付いてこさせるためのコマンドです。このコマンドを覚えさせないとリードの引っ張り癖が付いてしまうので注意しましょう。 

  • 「turn」&「spin」(マワレ)

 単純な「マワレ」の合図だけでなく、「turn」は右回り、「spin」は左回りというコマンドを理解させます。 

英語コマンドは理に適ってる!今から教えるならトライしてみて

犬
taylorkopel Unsplash

 英語は単純明快な言い回しが特徴の言語。英語でコマンドを出すということは犬にとっても理解がしやすいため非常に理に適っている方法と言えます。もともと日本語でコマンドを出している場合には愛犬が戸惑ってしまうこともありますが、子犬期から育て始めたのであれば、ぜひトライしてみてはいかがでしょうか? 

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komugi

この記事のライター

komugi

都内で愛犬のビーグルと暮らしています。コロナ期間中に肥満体型になってしまった愛犬のために食事や運動について勉強をはじめました。面白い発見や愛犬家の皆様に役立つ情報があればどんどん発信していきます!

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