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チワワの種類を総まとめ!毛色・コートタイプ・体型すべてご紹介します

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世界一身体が小さい犬種であるチワワですが、その種類は実に豊富であることをご存知ですか?本記事では、チワワの毛色やコートタイプ、体型についてその種類をご紹介していきたいと思います。

チワワの種類を総まとめ!毛色・コートタイプ・体型すべてご紹介します

目次

  1. まずはじめに|チワワの基本情報
  2. チワワの毛色って何種類あるの?
  3. チワワのコートタイプについて
  4. チワワは体型にも種類があるの?
  5. チワワは種類が豊富な犬種!

まずはじめに|チワワの基本情報

チワワ

日本の住環境でも飼いやすい小型犬の中でも、特に人気が高いチワワ。一緒に暮らしているという人も多いのではないでしょうか。チワワの種類についてご紹介する前に、まずはチワワの基本情報をみていきましょう。

チワワ 基本情報

チワワはとても身体が小さい犬種ですが、数字だけではいまいちピンとこないという方もいますよね。1㎏は500mlのペットボトル2本分、体高15㎝は千円札の横の長さになります。小型犬の中でもさらに小さいため、トイプードルやポメラニアンと同じ超小型犬の部類です。

チワワ 大きさ 重さ

原産国は温暖な気候であるメキシコで、犬種名はメキシコのチワワ州が由来となっています。チワワの平均寿命は13~16歳ほどで、小型犬の平均寿命とほぼ同じです。

チワワの性格について

身体は小さいものの、チワワは勇敢な性格をしており、飼い主さんを守るために自分よりも大きい相手に対しても吠えることも多いです。また、警戒心が強いので些細な物音や知らない人などにも吠えます。そのため、番犬向きの犬種と言われることも珍しくありません。ただし、吠え癖がついてしまうと近隣トラブルの原因になるため、子犬のうちからしっかりしつけることが大切です。

愛情深い一面もあるので信頼関係を築くことができれば飼い主さんに対しては忠誠を尽くします。

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チワワの毛色って何種類あるの?

チワワ

チワワといえば何色を思い浮かべますか?クリームやブラック、レッドやホワイトなど、さまざまな毛色を見たことがあると思います。

JKC(ジャパンケネルクラブ)に「マール」以外の毛色が認められているチワワは、さまざまな種類の毛色が存在します。大きく分けて【単色】【タン】【パーティカラー】【トライカラー】があり、グラデーションやブリンドルなど模様もさまざまです。

【単色】代表色

  • ホワイト
  • ブラック
  • クリーム
  • レッド
  • チョコレート
  • フォーン
  • イザベラ など

チワワは、一見単色のように見えても実は他の色が混ざっていることも多く、単色は珍しいと言われています。子犬期は単色でも、成犬になったら他の色が混ざることもよくあるようです。

【タン】代表色

  • ブラックタン
  • チョコタン
  • イザベラタン など

主に眉上や頬のあたりに色が入る毛色を指します。まろ眉のようで可愛いですよね。イザベラタンは珍しいのであまり見かけることがないかもしれません。

【パーティカラー】代表色

  • ブラック&ホワイト
  • フォーン&ホワイト
  • レッド&ホワイト
  • クリーム&ホワイト など

パーティカラーとは、白地に他の色が1~2色入っている毛色を指します。パーティカラーの代表犬種と言えばパピヨンやシーズーです。パイドと言われることもあります。

しかしパーティカラーは眉上に色が入ることも多く、タンと区別がつきにくいことも。毛色はブリーダーさんが決めることができるので、ほんの少し混ざっているくらいであればパーティカラーとする人も多いようです。

【トライカラー】代表色

  • ブラックタン&ホワイト
  • チョコレートタン&ホワイト
  • イザベラタン&ホワイト など

トライカラーは3色入っている毛色を指し、一般的に「ブラック」「ホワイト」「タン」で構成されています。代表的な犬種はバーニーズマウンテンドッグやラフコリーです。

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マール遺伝子とは

毛色が淡くなったり、大理石のようなまだら模様ができるマール遺伝子は、どの犬種でも美しいことから希少カラーとして高値がつけられることが多いです。しかし、マール遺伝子をもつ個体同士の繁殖は高確率で視覚などに障害をもって生まれることが多く、死産も珍しくないことから、マール同士の交配は避けるように呼びかけられています。

マールカラーだからいけないということはないので、繁殖せずに飼うのであれば問題はありません。ただし、身体が弱い子や視覚や聴覚に障害を持っていることもあるので、マールカラーの子をお迎えしたいという場合には、覚悟をもっておく必要があります。

チワワのコートタイプについて

チワワ

チワワには「スムースコート」と「ロングコート」の2種類があります。それぞれ見ていきましょう。

スムースコート

スムースコートとは短い被毛のことで、飾り毛はありません。つるつるとした滑らかな毛質が特徴です。チワワは暖かな気候であるメキシコが原産なので、もともとスムースコートのみでした。

被毛は短くても、毛の成長サイクルが短いため抜け毛は多くなります。ただし、短毛なので毛玉ができることがなく、ブラッシングやシャンプーなどのお手入れが楽チンです。また、被毛が短いことで皮膚疾患を発見しやすいというメリットもあります。体型の変化にも気がつきやすいので、ちょっと痩せたかも、太ってきたなど体重管理に役立ちます。

ロングコート

ロングコートは長毛のことで、耳や胸元、尻尾などに豊かな飾り毛があります。スムースコートに比べると毛の成長サイクルが遅いので抜け毛は少なめです。ただし、被毛が長いことで毛が絡まりやすいので、日々のブラッシングが大切になります。また、アンダーコートとオーバーコートがあるダブルコートの犬種になるので、年に2回換毛期が訪れます。

メキシコからアメリカに持ち込まれた際に、パピヨンやポメラニアンと交配が進められ、ロングコートのチワワが誕生したと言われています。

チワワは体型にも種類があるの?

チワワ

チワワには「ハイオン」「ドワーフ」「スクエア」の3種類の体型があります。

  • 【ハイオン】:骨が細く足は長め、スリムな体型。スレンダーな体つき。バンビタイプやシカタイプと言われることも。
  • 【ドワーフ】:骨太、足は短め、ぬいぐるみのような体型。ずんぐりむっくりした体つき。コロコロとした印象から人気がある。
  • 【スクエア】:ハイオンとドワーフの中間で、手足は長すぎず短すぎずバランスの良い体型。見かけることが多いタイプ。

先ほどチワワの体重は約1~3㎏とご紹介しましたが、体型によって体重が軽めのこともあれば、筋肉質でがっしりしており、肥満ではなく3㎏超えるという子もいます。

実は頭の形も2種類ある

チワワの頭の形は丸く、特徴的ですよね。この頭の形は「アップルヘッド(アップルドーム)」と言われており、日本で見かけることの多いチワワはアップルヘッドの子がほとんどです。

しかし、アップルヘッド以外の頭の形をしているチワワも存在します。額が平らで小鹿のような頭の形は「ディアーヘッド(deer head)」と言われ、顔立ちはチワワというよりもミニチュアピンシャーに似ており、マズルは長く、身体が大きい個体が多いという特徴があります。ディアーヘッドのチワワはスムースコートのみです。

ディアーヘッドのチワワは、アップルヘッドを犬種標準としているJKC(ジャパンケネルクラブ)のスタンダードからは外れていますが、頭の形が違うことによって何か問題があるわけではありません。日本ではなかなか見かけることはありませんが、アメリカやメキシコにはディアーヘッドのチワワが数多く存在しているようです。

チワワは種類が豊富な犬種!

チワワ

チワワは毛色やコートタイプ、体型、さらには頭の形など、とても種類が豊富なので、「チワワと言われて飼ったけど、周りのチワワとうちの子はなんだか違う・・本当にチワワ?」と不安になってしまう飼い主さんも少なくないようです。

しかし、今回ご紹介したように、チワワは同じ犬種であっても毛色や体型など、さまざまな要因で印象がガラッと変わるので、一緒に暮らしているチワワが他の子と違っていても気にする必要はありません。

個性豊かなチワワをお迎えすることになったら、最期まで愛情をもって育ててあげてくださいね。

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choco

この記事のライター

choco

シェルティとの生活に憧れる社会人です。みなさんの愛犬との暮らしがより豊かになるような情報を発信できたら、と思っています!

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