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チワワは飼い主にべったりになるってほんと?可愛いけれど病気の可能性も

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警戒心の強いチワワは吠えやすく初対面の人に懐きにくいと言われることが多いです。しかし、その一方で信頼している飼い主さんにはとっても甘えん坊になるんだとか。愛犬がべったり甘えてくれると、「心を許してくれているのかな?」と愛らしさが募りますが、実は病気の可能性があることを知っていますか?今回は、チワワが飼い主さんにべったりになる理由と、分離不安症という心の病気について解説します。

チワワは飼い主にべったりになるってほんと?可愛いけれど病気の可能性も
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目次

  1. チワワが飼い主さんにべったりになるのはなぜ?
  2. 愛犬が甘えん坊かどうかを判断するには
  3. 飼い主さんにべったりすぎるのは病気の可能性も?
  4. 愛犬に甘えられるのは嬉しいけれど

チワワが飼い主さんにべったりになるのはなぜ?

チワワ

日本でも高い人気を誇るチワワですが、よく吠える犬だと思っている人も少なくないと思います。実際、警戒心が強く臆病な性格をしているチワワは、些細なことでも吠えるので、子犬のころからしっかりしつけて吠え癖がつかないようにしなければいけません。

しかし、チワワは飼い主さんに対して深い愛情を示すため、家の中では飼い主さんにべったりという子も多く、チワワの魅力の1つとなっています。

ときには飼い主さんを守るために身体の大きい相手に対しても威嚇するような行動を見せ、家の中ではとっても甘えん坊な姿を見せられたら、メロメロになってしまいますよね。

もちろん性格には個体差があるので、すべての子が飼い主さんにくっついて甘えるというわけではありませんが、忠誠心が強く、信頼している相手に対してはとても甘えん坊なチワワは、飼い主さんが大好き!という子が多い傾向にあるようです。

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愛犬が甘えん坊かどうかを判断するには

チワワ

甘えてくれるのは嬉しいものですが、場合によっては愛犬の行動は飼い主さんに依存傾向にあるかもしれません。飼い主さんにべったりな子にみられる行動の例は以下の通りです。

  • 飼い主さんを常に目で追う
  • 飼い主さんのあとをついて回る
  • すぐに膝の上に乗ってくる
  • 撫でるのをやめると催促する
  • 寝転がって飼い主さんにお腹を見せる
  • 他の犬を構うとやきもちをやく
  • 飼い主さんが外出しようとすると寂しそうに鳴く
  • ケージに入るのを嫌がる
  • 1匹になると身体の一部を舐め続ける
  • お留守番の最中に粗相をする など

1つの基準として、8個以上当てはまる場合はかなりの甘えん坊と言えるでしょう。当てはまった数が5~7個であればちょうどいい距離感が築けています。4個以下の場合はさっぱりした性格をしていると言えるかもしれません。

愛犬が急に甘えん坊になったかも・・理由は?

今まではそんな様子は見られなかったのに、なんだか最近甘えてくるようになった、という場合、以下のような理由である可能性があります。

要求がある

「一緒に遊んでほしい」、「構ってほしい」というときに、飼い主さんのあとをついて回ったり、おもちゃを持って来ることがあります。毎回応えてしまうと、甘えれば自分の要求が通ると学習してしまうので、ダメな時はダメ、時間がある場合は遊ぶなど、メリハリをつけましょう。

また、「ご飯が欲しい」、「お散歩に行きたい」など、飼い主さんに対してお願い事があって、クンクン鳴いたり、飼い主さんの身体を前足でちょんちょんしたりすることもあります。ご飯をあげ忘れていないか、お散歩に行き忘れていないか思い返してみてください。

具合が悪い

怪我や病気による体調不良を飼い主さんに伝えようとして、身体をすり寄せてきたり、元気がなさそうにクンクン鳴くことがあります。愛犬の様子に異変を感じたら動物病院に連れて行きましょう。

シニアになって急に甘えてくるようになったという場合には、認知症の可能性もあります。夜鳴きが増えた、名前を呼んでも反応がない、粗相の回数が増えるなどの様子も見られたら獣医師に相談しましょう。

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怖いものがある

何か恐怖を感じるものがあり、飼い主さんに守ってほしくて甘えてくることもあります。チワワは臆病な性格をしているので、雷の音や、工事の音などにびっくりして飼い主さんにぴったりくっつくこともあります。

飼い主さんにべったりすぎるのは病気の可能性も?

チワワ

愛犬に甘えられると愛おしさでいっぱいになりますよね。しかし、甘えん坊すぎるのは「分離不安症」という病気の可能性もあるので注意が必要です。分離不安症とは、飼い主さんと離れることで不安を感じてしまう精神的な病気で、強いストレスがかかるため問題行動だけでなく自傷行動を起こしてしまうこともあります。分離不安症の原因や症状を見ていきましょう。

分離不安症の原因

犬が分離不安症になってしまう原因はさまざまで、性格が関係していることもありますが、考えられる原因として主なものは以下の通りになります。

  • 飼い主が留守にすることが多い
  • 捨てられた経験がある
  • 留守番中に怖い思いをした
  • 引っ越して環境が変わった
  • ペットホテルに預けられた
  • 運動不足
  • 甘やかされすぎ・構われすぎ
  • 加齢
  • 病気 など

どんな犬種であっても分離不安症を引き起こすことがありますが、飼い主さんへの忠誠心が強いチワワは特に分離不安を起こしやすいと言われています。

分離不安症の症状

分離不安症の症状として挙げられるものは以下の通りです。

  • 吠え続ける
  • 粗相をする
  • 下痢や嘔吐が見られる
  • 食欲不振になる
  • 部屋を荒らす
  • 手や足を舐め続ける・噛む
  • 尻尾を追いかけてくるくる回る など

飼い主さんがいない寂しさや不安感を紛らわそうと上記のような行動をとります。お留守番時に上記のような様子が見られたら分離不安症かもしれません。手足を舐め続けたり、尻尾を追いかける行動は常同行動と言われ、繰り返すうちに脱毛や出血が見られるので注意が必要です。

また、飼い主さんが自宅にいる場合であっても、以下のような分離不安症の症状が見られるケースもあります。

  • 常に飼い主さんのあとをついて歩く
  • 飼い主さんが別の部屋に行くとパニックになる
  • 飼い主さんに出かける素振りが見られると落ち着きがなくなる
  • 飼い主さんが帰宅すると興奮して粗相をする など

分離不安症は飼い主さんの姿が見えないことでストレスを感じてしまうだけでなく、自傷行為をしてしまうこともあります。また、お留守番することが難しくなってしまうので、飼い主さんにとっても辛い状態です。愛犬に甘えられるのは嬉しいことですが、適切な距離感をもって関わることは犬にとっても人間にとっても大切なことなのです。

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愛犬が分離不安症かもしれないと思ったら

分離不安症は飼い主さんも愛犬も辛い思いをします。そのため、1匹で過ごすことにストレスを感じないよう、飼い主さんと離れる時間を少しずつ作る練習をするようにしましょう。はじめはごくわずかな時間からはじめ、次第に離れる時間を増やしていきます。

外出するときは逐一「いってきます」などの声かけをせず、当たり前のように出かけて、戻ってくることが大切です。出かけても飼い主さんは戻ってくるということを理解してもらいましょう。

同じ空間で過ごしているときも、話しかけたり触ったりしない時間を作ることも訓練になります。

もしも、自分ではどうしたらいいか分からないという場合には、獣医師やドッグトレーナーなどを頼りましょう。1人で抱え込まずプロの手を借りることも重要ですよ。

愛犬に甘えられるのは嬉しいけれど

チワワ

愛犬に甘えられたら信頼されているのかなと嬉しく感じますよね。しかし、飼い主さんの関わり方によっては、愛犬が飼い主さんに依存しすぎてしまい生活に支障をきたしてしまうこともあります。

また、可愛いからと言って甘やかしすぎてしまうとわがままになり手を付けられなくなってしまうケースも少なくありません。

飼い主さんが大好きなチワワの良いところを最大限に引き出してあげるためにも、適度な距離感で関わることが何より大切です。1匹で過ごす時間を作ったり、過度に構わないように気をつけて、チワワと良好な関係を築いていってくださいね。

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choco

この記事のライター

choco

シェルティとの生活に憧れる社会人です。みなさんの愛犬との暮らしがより豊かになるような情報を発信できたら、と思っています!

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