ブルドッグの被毛のお手入れ方法が知りたい!シャンプー・ブラッシングのコツ
ぽっちゃりとした体形とぺちゃ鼻が愛嬌のあるブルドッグですが、触ってみると意外に被毛はサラサラしています。毛は少なそうですが、抜け毛は多い犬種なのでしょうか?今回はブルドッグの被毛タイプと、家庭でもできるお手入れ方法をご紹介していきます。
ブルドッグの被毛の特徴
まずはブルドッグの被毛のタイプからご紹介します。特徴をしっかり理解して、お手入れに役立てていきましょう。
代表的なカラー
カラーは単色かスマット(黒のマスクもしくはマズルで単色)に分けられます。 単色の場合は明るく混じり気のない色が好まれ、ブリンドル、または様々な色調のレッド、フォーン、ファロー(淡黄色)等があります。またホワイトとパイド(ホワイト&レッドorフォーンorファローの組み合わせ)といった毛色もあります。
コートタイプ
ブルドッグの被毛はかなり分厚く、コートタイプはスムースです。触ってみると短めの毛がびっしりと生えているような印象ですね。
被毛の構造
ブルドッグの被毛はダブルコートと呼ばれる二重構造になっています。外側のオーバーコート(トップコートとも)は外からの刺激に対して皮膚を保護する役割を持ち、内側のアンダーコートは保温の役割を果たしています。
ダブルコートの犬種は比較的寒い地域が原産の場合が多いのですが、ブルドッグは寒冷なイギリス原産。ですから寒さには意外に強い犬種だと言えるでしょう。
ブルドッグのブラッシング・シャンプーのポイント
犬の換毛期は年に2度あります。ブルドッグも例に漏れず、換毛期にはアンダーコートがごっそり抜けます。 そこで普段からの被毛のお手入れ方法をご紹介していきましょう。
ブラッシング
換毛期でなくても日常的に毛が抜ける犬種ですから、毎日のブラッシングは欠かせないところ。だからといって長時間のブラッシングは禁物です。 皮膚を傷めないように5分程度、ラバーブラシを掛けてあげるだけ。また柔らかいラバーの刺激で血行が促進されますから、皮膚の健康維持にもメリットがあります。
シャンプー
ブルドッグのように毛が短くて硬い犬種は、毛穴が大きいことが特徴です。そのため毛が抜けた際は、その部分に皮膚バリアがない状態になります。 なるべく皮膚炎などのリスクを軽減するためにシャンプーにも気を使ってあげましょう。
皮膚が弱いブルドッグのために使うシャンプーは、天然由来のものを主成分としたものや、薬用シャンプーなどもオススメです。 シャンプー後のすすぎはしっかりするようにしましょう。すすぎ残しは皮膚トラブルの原因となりますし、後はしっかりと乾かしてあげることが大切です。
シャンプーの頻度に関しては、年齢や体調なども考慮した上で2週間~2ヶ月に1度くらいのペースで良いでしょう。
シワの部分は念入りに拭いてあげて
つい怠りがちなのが鼻周りのシワの部分ですね。汚れがたまりやすい箇所ですから放置しておくと皮膚病の原因にもなりかねません。 そこでこまめに固く絞ったタオルでシワを伸ばしながら拭いてあげると効果的です。また涙焼けしていることも多いので、同様に拭き取ってあげることも大切です。
ブルドッグはトリミングサロンに行った方がいい?
ブルドッグは短いスムースコートが特徴ですから、トリミングサロンでのカットなどは特に必要ではありません。 しかしサロンへ通うことのメリットも少なからずあります。そこでブルドッグにおすすめのメニューを紹介しますね。
ブルドッグにおすすめのメニュー
皮膚や毛穴まできちんと洗ってもらえるシャンプーコースをおすすめしたいですね。 最近流行しているマイクロバブルなどは特におすすめで、微細な泡が毛穴の中にまで入り込んで汚れや皮脂まで洗い流してくれます。 また内服薬を服用せずに皮膚病が治るケースもあるそうなので、試してみる価値は大いにありそうですね。
料金の目安は?
大型のブルドッグの場合は、概ね6,000~8,000円。中型のフレンチ・ブルドッグの場合は3,500~5,000円といった金額がトリミングサロン利用時の料金目安となります。マイクロバブルはオプションメニューになる場合もありますから、事前にサロンと相談しましょう。
トリミングサロンへ通う頻度の目安は?
換毛期はまさに皮膚が無防備になりやすい時期ですから、その時期に通いたいところですね。 犬の換毛期は年に2度ありますから、そのタイミングに合わせることをおすすめします。
ブルドッグの抜け毛対策について
ブルドッグはダブルコートの被毛を持っているため、換毛期にはごっそりと抜け毛が増えます。それでは、どのように対策をすれば快適に過ごすことができるでしょうか?
服を着せる
抜け毛を防ぐためにはブラッシングは欠かせません。それ以外にも服を着せて抜け毛を飛び散らせないという工夫も必要です。 特に換毛期は抜け毛のシーズンです。とはいえ暑い日には、なるべく放熱性のある素材やメッシュ素材の服を着せてあげましょう。
毛玉はできない
ブルドッグは短毛ですから、毛玉ができることはまずありません。ただし繊維の隙間の奥に入り込みやすいため、こまめな掃除が必要かも知れません。
ブルドッグは皮膚トラブルに注意して
ブルドッグの場合、「被毛ケア=皮膚ケア」という図式が成り立つ犬種とも言えます。シャンプーにしても、ブラッシングにしても、被毛と同時に皮膚をケアするものですし、皮膚が弱いブルドッグだからこそ常に健康状態には気を配ってあげたいものです。
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この記事のライター
choco
シェルティとの生活に憧れる社会人です。みなさんの愛犬との暮らしがより豊かになるような情報を発信できたら、と思っています!
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