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ウェルシュ・コーギー・カーディガンって知ってる?原産国や特徴、性格など気になる情報をまとめました

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ウェルシュコーギーと聞いてみなさんが思い浮かべるのはペンブロークのほうではないでしょうか?実はコーギーは大きく分けて「ペンブローク」と「カーディガン」が存在し、外見は似ているものの、それぞれ別の犬種として扱われています。本記事ではウェルシュコーギーカーディガンに焦点をあてて、その特徴やペンブロークとの違いについてご紹介します。

ウェルシュ・コーギー・カーディガンって知ってる?原産国や特徴、性格など気になる情報をまとめました

目次

  1. ウェルシュコーギーカーディガンについて
  2. ウェルシュコーギーカーディガンにはどんな特徴がある?
  3. ウェルシュコーギーカーディガンの性格は?
  4. カーディガンは古い歴史を持つ犬種

ウェルシュコーギーカーディガンについて

ウェルシュコーギーカーディガン

日本でも人気のコーギーですが、よく見かけるのはペンブロークであるため、「ウェルシュコーギーカーディガン」という犬種名をはじめて聞いたという方も多いと思います。まずはカーディガンの原産国や犬種名の由来についてご紹介しましょう。

原産国

ウェルシュという犬種名からピンとくる方もいらっしゃるかもしれませんが、カーディガンの原産国はペンブロークと同じイギリスのウェールズ地方です。紀元前1200年頃に中央ヨーロッパからケルト族と一緒にウェールズにやってきた犬がルーツだとされています。そのため、カーディガンの歴史は約4000年にも及ぶと考えられており、ペンブローク(推定1107年頃)よりも古い犬種です。

犬種名の由来

犬種名のカーディガンは、ウェールズ地方のカーディガンシャーの丘陵地帯で飼われていたことに由来しています。一方でペンブロークはペンブロークシャーで飼われていたことにちなんで名づけられました。

ちなみに、ウェルシュは「ウェールズ地方の」、コーギーは「小さい犬」という意味があると言われています。 

JKCでの分類

カーディガンはジャパンケネルクラブの10の犬種グループで「1G:牧羊犬・牧畜犬」に分類されています。牛の足(かかと)を噛んで誘導する牧畜犬として主に活躍していました。 

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ウェルシュコーギーカーディガンにはどんな特徴がある?

ウェルシュコーギーカーディガン

次にカーディガンの特徴について見ていきましょう。

サイズ

ジャパンケネルクラブでは、理想の体高は30㎝、体重においては犬種標準としての規定はなく、「サイズと調和が取れ、全体的なバランスが最重要事項である」とされています。一般的には体高が約25~32㎝、体重は約11~17㎏程度のようです。中型犬に分類されます。

体型はダックスフンドと同様、胴長短足です。体高よりも体長のほうが長く、筋肉質でがっしりとした体つきをしています。

ペンブロークは断尾されることが一般的ですが、カーディガンはきつねのようなふわふわの尻尾が特徴です。そのためペンブロークとカーディガンの見た目の大きな違いは尻尾と言えるでしょう。ただし、近年は動物愛護の観点から断尾しないことも増えてきたので、すべてのペンブロークの尻尾が短いというわけでもありません。

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被毛の構造

カーディガンは長毛と短毛の間の中毛です。被毛の構造はアンダーコートとオーバーコートからなる「ダブルコート」なので、換毛期には大量の毛が抜けます。抜け毛を減らすためにも普段からブラッシングを行いましょう。

毛色

ペンブロークは基本的に4色ですが、カーディガンは毛色の種類が豊富です。ジャパンケネルクラブでは、「ブルーマール」、「ブリンドル」、「レッド」、「セーブル」、「ブリンドル・ポイントを伴うトライカラー」、「レッド・ポイントを伴うトライカラー」が許容され(※)、ホワイトのマーキングはあってもなくてもいいとされています。

ただし、頭部や体のホワイトは優勢であるべきではなく、目の周りもホワイトは好ましくありません。また、目縁と鼻はブラックでなければならず、レバーおよび薄い色は非常に望ましくないとされています。

※これまでは、白が優勢でなければいかなる毛色も認められていましたが、2017年9月16日の理事会において犬種標準が改正されました。

詳しくはこちら

ウェルシュコーギーカーディガンの性格は?

ウェルシュコーギーカーディガン

カーディガンの基本的な性格はペンブロークと大きな違いはないと言われています。犬の性格は犬種や遺伝、性別などのほかに、個体差や飼育環境なども関わってくるため、同じ犬種であれば必ず似たような性格傾向になるわけではありませんが、ここでは一般的なカーディガンの性格についてご紹介します。 

落ち着きがある

ペンブロークはフレンドリーである一方で、カーディガンは落ち着いた性格をしています。とはいえ、シャイというわけではなく、好奇心旺盛で活発なのでドッグスポーツで活躍する子も少なくありません。中型犬ではありますが、運動量は多い部類に入るため、お散歩だけでなくボールやフリスビーで一緒に遊んであげたりドッグランに連れて行ったりすると喜んでくれるでしょう。 

賢い

牧畜犬として活躍していたため、とても利口です。その反面、牧畜犬として従事していた名残から人の足が気になったり、小型の犬や動物を追いかけたり、吠えたりしてしまうことがあります。特に自宅に他のペットがいる場合やお散歩中に他の犬と出会ったときにはトラブルにならないよう注意が必要です。

飼い主さんに忠実なので、比較的しつけはしやすいほうだと言われています。子犬のうちから「待て」や「伏せ」などの基本的なコマンドのトレーニングをしたり、吠え癖や噛み癖がつかないようにしつけましょう。

警戒心が強い一面も

他の人や犬に対して攻撃的ではありませんが、警戒心の強さから吠えることがあります。家族以外の人や外で出会う犬を怖がらず、円満なコミュニケーションがとれるようにするには、子犬の頃からさまざまな経験をさせてあげることが大切です。

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カーディガンは古い歴史を持つ犬種

ウェルシュコーギーカーディガン

今回はウェルシュコーギーカーディガンについてご紹介しました。カーディガンはとても古い歴史を持つ犬種ですが、カーディガンシャーの丘陵地帯の人々は、有能な犬であったカーディガンが世間に知られることを好ましく思っておらず、世界的に認知されるようになったのは比較的最近のことだと言われています。

また、ペンブロークとカーディガンは外見がよく似ているため、同じ犬種として扱われていた時期もありました。しかしそのルーツは異なっており、別の犬種として認められ今に至ります。

日本ではなかなか見かけることはありませんが、ウェルシュコーギーカーディガン専門のブリーダーさんもいるので、気になる方は連絡をとり犬舎を見学させてもらうとよいでしょう。

性格もペンブロークと大きな違いはありませんが、牧畜犬としてのルーツを持っているため、吠え癖や噛み癖がつかないようにしっかりしつけることが大切です。また、運動量が多く活発な犬種なので、十分に運動できる機会を設けてください。あらかじめ犬種の特性についてよく調べてから子犬をお迎えするようにしましょう。

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choco

この記事のライター

choco

シェルティとの生活に憧れる社会人です。みなさんの愛犬との暮らしがより豊かになるような情報を発信できたら、と思っています!

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