それでは早速、柴犬が笑顔の時の理由を探ってみましょう。

柴犬は、我々人間と同じように、嬉しい時や楽しい時に笑顔になることがあります。

柴犬の平常時の見た目としては、表情が緩んでおり落ち着いた雰囲気を纏っているため、楽しい時や嬉しい時の表情とは一目瞭然です。

柴犬がこのように笑顔を見せるタイミングとしては、飼い主にたくさん遊んでもらっている時や褒めてもらった時、エサを貰えると分かった時などがあります。

柴犬を笑顔にさせたい場合は、柴犬が喜ぶようなことをしてあげましょう。

柴犬の笑顔は我々飼い主まで笑顔になるほど魅力があるので、コミュニケーションのためにも笑顔にさせる習慣はあってもいいかもしれません。

柴犬が飼い主を信頼している時、笑顔に見えることがあります。

これは、普段は警戒心が強い柴犬が、飼い主の前になると安心や信頼によってリラックスできるからと考えられています。

ご存じの方も多いかと思いますが、柴犬は元来狩猟犬として活躍しており、更に番犬としても役割を果たしていたため、他の犬種と比べても自立心や警戒心が強いと言われています。

そのため、飼い主には忠実でありながらも、外部の人間に対してはバリアを張るような性格をしており、このようなリラックスからくる笑顔は飼い主にしか見ることができないかもしれません。

愛犬が笑顔を浮かべているように感じた時は、飼い主と一緒にいるからこそ感じる安堵や信頼が関係しているかもしれませんね。

皆さんの愛犬はいかがでしょうか。ふとした瞬間や、寝る前のゆっくりした時間など、柴犬が落ち着いてそうな時に是非見てみてください。

遊んでほしい時や興奮している時に、柴犬は笑顔になることがあります。

柴犬は、興奮すると自然と口角が上がるので、笑顔になっているかのような表情を見せます。

走り回った後や遊んでいる時など、柴犬が興奮するシチュエーションは多くあります。

皆さんの愛犬はどうでしょうか。

興奮によって笑顔になっていることは日常の中で意外とあるかもしれないので、よく見てみてください。

柴犬は、飼い主の笑顔を真似して口角の上がった笑顔のような表情になることがあると言われています。

これは、飼い主のことが大好きな柴犬によく見られ、飼い主を信頼している柴犬に多いと言われています。

ご存じの通り、柴犬は警戒心の強いワンちゃんですが、飼い主に対してのみ心を開いていることがあります。

そのため、大好きな飼い主の表情をよく見て、飼い主の表情が笑顔になった時に同じような表情を真似することがあります。

愛犬が自分の表情を真似してくるなんて愛おしく感じますよね。

皆さんの愛犬はいかがでしょうか。

このように、柴犬は飼い主の表情を自然と真似することがあるので、日頃の表情を気にしてみましょう。

柴犬が笑顔になる理由について解説しましたが、いかがでしたでしょうか。警戒心が強い性格をしているがゆえに、笑顔のイメージが無かった方も多いのではないでしょうか。柴犬の笑顔はギャップがあってそれが魅力に感じますよね。では、柴犬以外に笑顔が特徴なワンちゃんはいるのでしょうか。ここでは、柴犬以外に笑顔に見えるワンちゃんをご紹介します。

笑顔に見える犬種として、まずはフレンチブルドッグをご紹介します。

フレンチブルドッグも笑顔のイメージがあるワンちゃんです。

フレンチブルドッグは、好奇心旺盛で活発な性格をしている子が多く、口角が自然と上がることがあります。

また、フレンチブルドッグは短頭種と呼ばれるマズルが短い犬種に分類されますが、この短頭種の特徴として笑顔が見られることが多いと言われています。

そのため、フレンチブルドッグはふとした時や興奮した時などに笑顔の表情を見せることが多々あります。

また、フレンチブルドッグは顔に対して口が大きく、唇のラインがはっきりしているため、他の犬種よりも笑顔に見えやすいと言われています。

フレンチブルドッグを迎えた理由の中に、「笑顔が可愛いから」といった声があるほど、フレンチブルドッグは笑顔の表情が魅力の犬種です。

比較的大人しく、人懐っこい性格が人気のボストンテリアも笑顔に見えるワンちゃんの一種とされています。

先ほどご紹介したフレンチブルドッグと同じように、ボストンテリアも短頭種に分類され、マズルと呼ばれる鼻から口先にかけての部分が短毛種でないワンちゃんと比べて短いという特徴があります。

そのため、ボストンテリアも顔のパーツのバランスによって笑顔に見えることが多いと言われています。

ボストンテリアを飼っている方は、是非愛犬の表情に注目してみてください。

最後に、笑顔に見えるワンちゃんとしてサモエドをご紹介します。

つぶらな瞳が魅力的なサモエドも顔のパーツのバランスから笑顔に見えやすいワンちゃんと言われています。

サモエドは、もともと口角が上がって笑っているような表情をしており、サモエド好きの界隈ではサモエドの笑顔を「サモエドスマイル」と呼んでいます。

また、サモエドは穏やかな性格をしているということもあって、笑顔が似合うワンちゃんなので、笑顔を理由にサモエドを飼う方も少なくありません。

柴犬以外にも、笑顔の表情をよくする犬種をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。愛犬が笑顔だとこちらも幸せな気持ちになるので、笑顔がチャームポイントの犬種を選ぶ方も少なくなく、柴犬もその代表例の一つです。しかし、笑顔に見える表情も、実はポジティブな感情からくる表情ではないこともあります。笑顔だと勘違いして接してしまうと、思わぬトラブルを引き起こしてしまう可能性があります。ここでは、柴犬が笑顔の時に注意すべき点をご紹介していきます。

柴犬の口角が上がっているものの、鼻にしわがある場合は要注意です。

口角が上がっていえ笑顔に見えたとしても鼻にしわがある時は、怒っていたり威嚇から興奮している可能性があります。

万が一柴犬がそのような表情をしている時は、飼い主の近くにいさせてあげ、お座りや伏せをさせて落ち着かせてあげましょう。

その際、急に撫でたり抱きついたりすると、柴犬は驚いてしまうのでリラックスできるまでそっとしておくのがいいでしょう。

柴犬が歯が剥き出しの状態の時、笑顔に見えるかもしれませんが、このような時は攻撃的で怒っていることがあります。

そのため、信頼している飼い主であっても、怒りを加速させるような接し方をしてしまうと、噛みついたり吠えたりする可能性があります。

このように、柴犬が歯を剥き出しにしている場合は、笑顔に見えるかもしれませんが怒っている可能性が高いため、柴犬が何に対して怒っているのかを理解し、怒りの対象となるものから距離を取らせてあげましょう。

また、このような場合、歯を剝き出しにするまでに鼻にしわを寄せたり、口周りをピクピクと動かしたりすることが多いので、このようなサインには気付いてあげられるようにしましょう。

笑顔に見えていても、舌が口から垂れている時は注意が必要です。

この場合、柴犬にとってはその場が暑すぎるがゆえに、呼吸が荒くなっている可能性があります。

この状態のまま放置しておくと熱中症になってしまう可能性があるので、柴犬が暑そうにしている場合は、室温を下げてあげるなどしてケアしてあげましょう。

また、長時間舌が口から垂れている場合は、体調に何かしらの異常がある可能性も考えられるので、かかりつけの獣医さんに診てもらってもいいかもしれません。

いかがでしたでしょうか。本記事では、柴犬が笑顔になる理由と、笑顔の時の注意点についてそれぞれご紹介しました。

柴犬は数ある犬種の中でも笑顔が魅力のワンちゃんですよね。

笑顔をきっかけに柴犬を迎えた方も多いのではないでしょうか。

しかし、笑顔に見える表情が必ずしも笑顔というわけでもなく、注意しなければならないこともあるので、柴犬を飼っている方もこれから柴犬を迎える方も是非参考にしてみてください。

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