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柴犬は抜け毛が多い!抜け毛対策のコツをご紹介

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日本犬を代表する柴犬は、今や日本国内にとどまらず世界中で「SHIBA」として愛されています。最近では柴犬ブームということもあり、街中で柴犬が散歩をしている姿を見ることが増えてきました。また、SNSなどにも柴犬の可愛らしい写真や動画が数多く投稿されています。そんな世代を問わず大人気の柴犬ですが、抜け毛が多いという噂を聞いたことがある方も多いかと思います。抜け毛は、お手入れや掃除が大変な上に飼い主さんがアレルギーを発症してしまう可能性があるため、毛が抜けやすいかどうかでワンちゃんを選ぶ方も少なくありません。本記事では、抜け毛が多いと言われている柴犬について、抜け毛が多い理由と対策をそれぞれご紹介していきます。柴犬を飼っている方も、これから迎える方も、検討中の方も是非参考にしてみてください。

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目次

  1. 柴犬の抜け毛が多いのはなぜ?
  2. 柴犬の抜け毛対策3選
  3. まとめ

柴犬の抜け毛が多いのはなぜ?

柴犬

一般的に、柴犬は抜け毛が多いと言われていますが、その理由は何があるのでしょうか。ここでは、柴犬は毛が抜けやすいと言われている理由をご紹介していきます。柴犬の抜け毛が多い理由を知りたい方は必読です。

被毛の構造

柴犬の毛が抜けやすい理由は、柴犬は「ダブルコート」という被毛の構造をしていることが関係しています。

ご存じの通り柴犬はもともとは外で飼育されることが一般的であり、険しい山岳地帯を駆け回って小動物などを狩る狩猟犬として活躍していました。

日本の山岳地帯は当然寒さが厳しく、柴犬はその寒さに耐えられるように「ダブルコート」と呼ばれる被毛が二重になっている毛の生え方をしています。

ダブルコートは、太くてしっかりした上毛(オーバーコート)と、細くて柔らかい下毛(アンダーコート)の二層からなっています。被毛が二重構造になっていることによって、身体から体温が逃げにくく、寒さにも耐えられるような仕組みになっているのです。

オーバーコートとアンダーコートはそれぞれ違う役割を果たしており、オーバーコートは皮膚を紫外線から守り、アンダーコートは季節に応じて生え変わることで体温調節などの際に役立っています。

このアンダーコートが夏や冬を迎える前に大量に抜ける(換毛期)ので、シングルコートの犬と比べると抜け毛が多くなるのです。

また、換毛期にだけ毛が抜けるというわけではなく、柴犬は一年を通して毛が抜けやすい犬種なので、その点には注意が必要です。

一方で、もともとは外で飼われていた柴犬ですが、最近では室内で飼われることが一般的になり、快適な温度が保たれた空間で一年を過ごしているので、換毛期がずれたりすることがあります。

柴犬の換毛期について詳しく書いてある記事もあるので、気になる方は是非参考にしてみてください。

柴犬の換毛期に関する記事はこちら 

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子犬でも抜け毛は多い?

抜け毛が多い柴犬ですが、子犬の頃から毛が生え変わるかどうか気になりますよね。

実際のところ、柴犬は子犬期には抜け毛はそれほど多くないとされています。

一般的に、子犬の柴犬は「パピーコート」と呼ばれる柔らかい毛質の被毛をしており、まだアンダーコートは生えていない状態なのです。

そのため、毛が拭け始めるのは大人の毛に生え変わる生後6〜7か月を経過した頃と言われており、成犬と同じくらいの抜け毛が見られるのは、1歳になる頃だとされています。

また、被毛の色によって抜け毛の度合いは変わらず、どのカラーであっても抜け毛の量はさほど変わりません。

更に、柴犬よりも小柄な豆柴や小豆柴も、柴犬の血を引いているため毛が抜けやすいと言われています。

抜け毛を放置するとどうなる?

柴犬は換毛期のみならず一年中抜け毛が多いワンちゃんなので、お手入れや掃除を面倒に感じる方もいるかと思いますが、抜け毛を放置してしまっては衛生的にも健康的にもよくありません。

抜け毛を放置すると、毛に付着したダニやハウスダストの温床になるため、ワンちゃんだけでなく人間もアレルギー鼻炎や喘息などの病気にかかってしまう恐れがあります。

特に柴犬はアレルギー体質の子が多いため、抜け毛を放置することによってアレルギーやダニによる皮膚炎になってしまうケースが非常に多いです。

また、抜け毛が落ち切らず皮膚の上に残ったまま放置してしまうと、皮膚の通気性が悪くなり、雑菌が繁殖してマラセチア性皮膚炎や膿皮症、皮膚糸状菌症などの皮膚病になってしまうリスクもあるので、特に夏場や梅雨時期などのような湿度が高い季節は、抜け毛対策が必須と言えます。

柴犬の抜け毛対策3選

柴犬

柴犬は抜け毛が多いですが、きちんとお手入れしないとアレルギーや皮膚トラブルなどを招いてしまうことがあるので、抜け毛にはしっかりと向き合ってあげる必要があります。では、実際に柴犬の抜け毛対策としては何をしてあげたらいいのでしょうか。ここでは、柴犬の抜け毛対策を3つご紹介していきます。 

①ブラッシング

柴犬の抜け毛対策として最も効果的なのは、日頃からのブラッシングです。

ブラッシングをこまめにしてあげることによって、身体に残った抜け毛を落とすだけでなく、抜けかけの毛を綺麗に取り除くことができます。

また、ブラッシングで余計な毛を取り除くことで、被毛が綺麗に生え変わり美しい毛並みが期待できます。古い毛を取り除くことになるので、清潔な状態を維持することもできます。

ブラッシングを行う頻度としては、最低週に一度はブラッシングで整えてあげることをおすすめします。特に抜け毛が多くなる換毛期であれば毎日が望ましいです。柴犬は年中抜け毛が多いので、時間をかけてしっかりとブラッシングしてあげましょう。

②シャンプー

柴犬の抜け毛対策2つ目は、シャンプーです。

シャンプーは皮膚や被毛についた汚れを落として綺麗にするだけでなく、抜け毛も同時に洗い流してくれるため、抜け毛対策としては効果的です。

シャンプーを行う頻度としては、月に1回程度の頻度で行ってあげるといいでしょう。

シャンプーをする際には、事前にブラッシングをして余計な毛を取り除いてから洗い始めるのをおすすめします。

抜け毛を処理しないままシャンプーしてしまうと、抜け落ちた下が排水溝に詰まったり皮膚まできちんと洗えていないことがあるので要注意です。

柴犬のシャンプーの詳しい記事もあるので、気になる方は下記記事から是非ご覧ください。

柴犬のシャンプーに関する記事はこちら

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③洋服

柴犬の抜け毛対策の最後は、洋服です。

柴犬の抜け毛が気になる飼い主さんの中には、洋服を着せて防ぐ方もいます。

特に柴犬を室内で飼っている場合は、日頃から洋服を着せておくことで抜け毛が落ちにくくなるので、部屋に落ちる抜け毛を少なくすることができます。

また、抜けた毛が舞ったりベッドやソファーにつくのも最低限におさえることができるのでおすすめです。

柴犬の抜け毛対策として服を着させる際は、蒸れや毛玉の観点から長時間の着用は避け、できるだけ毎日新しいものに取り換え、常に清潔な状態を保ってあげましょう。

まとめ

柴犬

いかがでしたでしょうか。柴犬は数ある犬種の中でも抜け毛が多いことが分かりました。

抜け毛はもちろん換毛期などのような時期によって程度は変わりますが、基本的には一年を通してしっかりとケアしてあげる必要があります。

皆さんの愛犬はどうでしょうか。しっかりと抜け毛対策をしてあげられていますでしょうか。

抜け毛は、放置しておくとさまざまな皮膚トラブルを引き起こしてしまう可能性があるので、できるだけ毎日綺麗な状態にしてあげたいところです。

今柴犬を飼っている方は、愛犬の抜け毛ケアをきちんとできているかどうか見直してみましょう。

また、これから柴犬を飼う方は、柴犬の抜け毛の仕組みを理解し、抜け毛のシーズンにはきちんとお手入れしてあげましょう。

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choco

この記事のライター

choco

シェルティとの生活に憧れる社会人です。みなさんの愛犬との暮らしがより豊かになるような情報を発信できたら、と思っています!

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