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小さい柴犬は普通の柴犬とは違う?性格や特徴などをご紹介

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今や外を歩けば必ず見かけると言っていいほど人気の柴犬ですが、「小さい柴犬」と呼ばれている「豆柴」と「小豆柴」も人気があります。柴犬に詳しくない方でも、一度は見かけたり耳にしたことがあるのではないでしょうか。どちらも小柄な体格と日本犬らしい美しい毛並みが特徴的ですよね。本記事では、豆柴と小豆柴について、それぞれの特徴や性格、飼う時のポイントなどを詳しく解説していきます。これから豆柴または小豆柴を迎える予定の方は、是非参考にしてみてください。

小さい柴犬は普通の柴犬とは違う?性格や特徴などをご紹介

目次

  1. 柴犬より小さい「豆柴」って?
  2. 豆柴を飼う時のポイント
  3. 柴犬より小さい「小豆柴」って?
  4. 小豆柴を飼う時のポイント
  5. まとめ

柴犬より小さい「豆柴」って?

豆柴

まずは豆柴が、どのようなワンちゃんなのかについて見ていきましょう。豆柴は、成犬になってもかわいらしい子犬のような姿が魅力の犬です。古代から狩猟犬や番犬として活躍していた柴犬にルーツを持ち、体格の小さな柴犬同士をかけ合わせ「豆柴」が誕生しました。ここでは、豆柴の基本情報として特徴や性格、平均寿命などについて解説していきます。

豆柴とは

豆柴は、「柴犬の小さいバージョン」などと言われており、世代を問わず人気の犬ですが、実は豆柴が一つの犬種であるかどうかは見解はさまざまだと言われています。

一般的に、血統書発行団体によって一種の犬種として認めているかどうかは異なり、JKC(一般社団法人ジャパンケネルクラブ)や日本犬保存会では豆柴を犬種として認めていない一方で、日本社会福祉愛犬協会や日本豆柴犬協会では豆柴を犬種として公認しています。

豆柴を犬種として認めていない団体では、血統書上は「柴犬」や「柴」と表記されたものが発行されます。

豆柴を一つの犬種として認めるかどうかは、協会や団体によって異なるのですね。

ご存じでなかった方も多いのではないでしょうか。

豆柴の特徴

それでは次に、豆柴の特徴について解説していきます。豆柴を迎えるにあたって、特に大きさが気になる方は多いのではないでしょうか。毛色と併せて見ていきましょう。 

大きさ

柴犬と豆柴の大きな違いと言えばそのサイズ感ですよね。

日本犬の中でも最も小柄な柴犬ですが、それよりも小さい豆柴の大きさは、実際どのくらいなのでしょうか。

一般的に、成犬の豆柴の体高は以下のようになります。

  • オス:約30~34cm
  • メス:約28~32cm

普通の柴犬の場合だと、だいたいオスが約38〜41cm、メスが約35〜38cmほどとされているので大幅にサイズが異なることが分かります。イメージとしては、豆柴は成犬になっても子犬ほどの大きさと言ってもいいでしょう。

次に豆柴の体重をご紹介します。

一般的な豆柴の体重は以下の通りです。

  • オス:約5~6㎏
  • メス:約4~5㎏

コンパクトなサイズ感と小柄な体型から、移動や飼いやすさをメリットに豆柴を選ばれる方は少なくありません。

毛色

次に毛色を簡単にご紹介します。

豆柴の毛色は、柴犬と同様に赤・白・黒・胡麻の4種類とされています。

白と胡麻は個体数が少ないため、特に貴重と言われています。

詳しくはこちらの記事をチェック!

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豆柴の性格

次に豆柴の性格について解説していきます。

豆柴は柴犬と同様に学習能力が高く、自立心や警戒心が強い性格をしています。

成犬でも子犬のような大きさをしているので、常に構ってあげたくなるかと思いますが、ベタベタされすぎるのは苦手と言われており、意外とドライな一面もあります。

また、柴犬と同じように縄張り意識が強く、飼い主以外の人間に対しては警戒心から吠えることもあるため、子犬の時期からしっかりとしつけを行う必要があります。

先ほど、豆柴はドライな一面もあると解説しましたが、甘えん坊な一面もあるので甘えてきた時はうんと構ってあげましょう。

豆柴の平均寿命

最後に豆柴の平均寿命について解説していきます。

豆柴の平均寿命はおおよそ10〜12歳と言われており、普通の柴犬の平均寿命が約12〜15歳なので、少し短い傾向があります。

豆柴の平均寿命が柴犬よりも短い理由としては、豆柴としての歴史があります。

豆柴のように歴史が浅い犬種は、繁殖が安定していないために平均寿命が短い傾向があるので、今後の繁殖次第で平均寿命が変わってくると言われています。

豆柴を飼う時のポイント

豆柴

豆柴の基本情報として、特徴・性格・平均寿命を解説しましたがいかがでしたでしょうか。豆柴ならではの魅力があるので飼いたい欲が増しますよね。では実際に、豆柴を飼う時にはどのような点に気を付けたらいいのでしょうか。ここでは、豆柴を飼う時のポイントを2点ご紹介します。 

一定の運動量を確保する

豆柴を飼う時のポイント1つ目は、運動量についてです。

豆柴は小柄な体型をしていますが、狩猟犬として活躍していた柴犬の特徴を受け継いでいるため、一日に一定の運動量が必要とされています。

散歩は一日に最低30分を1回は行ってあげましょう。

また、散歩に出かけた先でボール遊びや走り回ったりすることで、運動量を確保できるだけでなく愛犬のストレス発散にもなります。

小さいからと言って運動が必要ないわけではないので要注意です。

詳しくはこちらの記事をチェック!

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噛み癖に気を付ける

豆柴を飼う時のポイント2つ目は、噛み癖のしつけです。

一般的に、豆柴は噛み癖が付きやすいと言われており、子犬の頃から噛み癖のしつけは徹底して行う必要があります。

これは、狩猟犬として活躍していた柴犬の血を引き継いでいるからだと言えます。

豆柴が噛んだ時は「ダメ!」や「コラ!」など、短く聞き取りやすい言葉に統一し、低いトーンで叱りましょう。

噛み癖は放置しておくと思わぬトラブルを招いてしまうので、子犬の頃から治してあげることをおすすめします。

噛み癖のしつけ方法は柴犬と同じで問題ありません。

柴犬の噛み癖について詳しく書かれた記事もあるので、気になる方は是非参考にしてみてください。

柴犬の噛み癖に関する記事はこちら

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柴犬より小さい「小豆柴」って?

小豆柴

皆さんは、「小豆柴」をご存じでしょうか。豆柴をご存じであっても小豆柴をご存じでない方も多いかと思います。ここでは、世界で最も小さい柴犬と言われている小豆柴について解説していきます。

小豆柴とは

小豆柴は、豆柴よりも更に小さい柴犬のことを指し、世界一小さな柴犬として有名です。

豆よりも小さい「小豆」が名前の由来とも言われており、大きさとしては豆柴の半分くらいです。

小豆柴は、豆柴を元に改良されましたが、公認された犬種登録団体や日本犬保存会には登録されておらず、これといった体高や体重の基準はありません。

そのため、豆柴と同様に一つの犬種としては認められていないため、柴犬の分類になります。

大きさは柴犬と比較するとはるかに小さいですが、柴犬としての風格はあり、日本犬好きの方だけでなく老若男女問わず人気のワンちゃんです。

小豆柴の特徴

豆柴より小さい小豆柴ですが、実際の体高や体重はどのくらいなのでしょうか。また、毛色も柴犬や豆柴と同じなのでしょうか。一つ一つ見ていきましょう。

大きさ

まずは大きさですが、目安としての標準体高は、オスが26cmほど、メス25cmほどとされていますが、ほとんどがこれよりも小さいケースが多いようです。

また、体重は2〜3㎏ほどとされており、豆柴よりも更に軽いことが分かります。

ただでさえ小柄な豆柴よりも、更に小さいとなると想像がつかないですよね。

毛色

毛色に関しては、こちらも柴犬や豆柴と同様、赤・白・黒・胡麻の4色からなります。

個体数が少ない白と胡麻はレアカラーとも言われています。

小豆柴の性格

では性格はどうでしょうか。

柴犬や豆柴と同じような性格をしているのでしょうか。

基本的に小豆柴の性格は、柴犬や豆柴と同じと言われており、飼い主に対して忠実である一方で、縄張り意識が強く、頑固で警戒心が強いのが特徴です。

小豆柴の平均寿命

最後に小豆柴の平均寿命についてです。

小豆柴の平均寿命は13〜15歳前後で、柴犬と比べるとやや短めです。

豆柴の平均寿命での解説と同じように、小豆柴はまだ歴史が浅く、繁殖が柴犬ほど安定していないため13〜15歳という平均寿命になっていますが、繁殖が安定してくると寿命は伸びると予想されます。

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小豆柴を飼う時のポイント

小豆柴

小豆柴の基本情報を理解したところで、実際に飼う時のポイントを押さえておきましょう。 

怪我がないように注意する

小豆柴は、小柄な豆柴よりも更に小さく、世界一小さな柴犬とも呼ばれているほど小さいです。

そのため、誤って踏みつけたり体重を乗せたりして、愛犬に怪我をさせてしまうようなことがないように気を付けましょう。

特に一緒に寝る場合は寝返りを打つ時や、毛布に隠れたりして姿が見えないと誤って身体を乗せてしまうことがあるので要注意です。

社会化トレーニングをする

小豆柴を飼う時には、小さい頃から社会化のトレーニングは必ず行いましょう。

小豆柴は狩猟犬や番犬として活躍してきた柴犬の血を引いているため、他のワンちゃんと比べても警戒心や自立心が高い傾向があります。

そのため、飼い主以外の人間や、初めて対面するワンちゃんに対して警戒心を抱き、威嚇してしまうことがあります。

社会化のトレーニングができていないと思わぬトラブルを招いてしまう可能性があるので、さまざまなものや環境に触れさせる機会を積極的に作りましょう。

豆柴・小豆柴のお迎えを検討している方へ

最後に、豆柴や小豆柴を迎えるにあたっての注意点をご紹介します。

豆柴や小豆柴は、小さくて可愛らしく、室内でも飼いやすいのが魅力ですが、成犬になって平均よりも大きく育ってしまうこともあります。

つまり、普通の柴犬から小さな柴犬が生まれるのと同じように、豆柴や小豆柴の両親から大きな柴犬が生まれる可能性もゼロではないということです。

そのため、豆柴または小豆柴だと思っていたのに、成長と共に柴犬ほどの大きさになってしまう可能性が十分にあります。

豆柴や小豆柴を飼うには、こういった可能性を踏まえた上で、それでも愛情を持って共に過ごす覚悟を持つ必要があります。

まとめ

豆柴

いかがでしたでしょうか。本記事では、小さい柴犬と言われている「豆柴」と「小豆柴」の特徴や飼う時のポイントについて解説しました。

日本犬の中でも最も小柄な柴犬ですが、それよりも更に小さい豆柴と小豆柴は、柴犬にはない魅力があります。

柴犬は今や日本にとどまらず世界中で愛されている犬種であり、その後を追うかのように豆柴と小豆柴を飼う方も増えてきました。

皆さんはどちらがお好みでしょうか。

どちらもそれぞれの魅力があって選べないですよね。

これから柴犬を迎える方も、豆柴や小豆柴を検討されている方も、本記事を是非参考にしてみてください。

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choco

この記事のライター

choco

シェルティとの生活に憧れる社会人です。みなさんの愛犬との暮らしがより豊かになるような情報を発信できたら、と思っています!

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