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柴犬にはハーネスと首輪どっちがいい?ハーネスを付けるメリットとは

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最近では日本犬ブームということもあり、外を歩くと必ずと言っていいほど柴犬の姿を見かけるようになりました。皆さんのご近所にも柴犬を飼っている方がいるのではないでしょうか。柴犬はもともとは外飼いされることが多い犬種でしたが、最近では室内飼いが主流となってきています。そんな柴犬を飼うにあたって、お散歩時には首輪とハーネスどちらを付けてあげたらいいか迷われている方も少なくありません。本記事では、柴犬のハーネスに関して、メリット・デメリット、そしてハーネス選びの注意点などをご紹介していきます。柴犬を飼っている方も、これから柴犬を飼う方も是非参考にしてみてください。

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目次

  1. ワンちゃん用ハーネスとは
  2. ハーネスのメリット・デメリット
  3. 柴犬のハーネスの選び方
  4. まとめ

ワンちゃん用ハーネスとは

柴犬

ハーネスはもともと競走馬を操るための馬具でしたが、現在では犬の散歩や盲導犬のサポートなど、さまざまな用途で使われるアイテムとなっています。ハーネスは首輪の代わりにリードを取り付けて使用され、犬の体への負担が少ないことが特徴です。

以前はコントロールがしづらいという理由であまり普及していませんでしたが、しつけができている犬や、首輪よりも安定感があることから、最近では多くの飼い主さんがハーネスを選ぶようになりました。

現在では、ハーネスのみでお散歩している犬も増えており、ハーネスは首輪と並んで犬の散歩グッズとして主流になりつつあります。

首輪とハーネスのそれぞれの特徴について

ハーネスについて簡単にご説明した上で、ここではハーネスと首輪それぞれの特徴にはどのようなものがあるのかを見ていきます。 

首輪

まずは首輪の特徴からご紹介していきます。

ご存じの通り、首輪は首に巻いて使用するため首輪と呼ばれています。

もともとは親犬が子犬をしつける時、子犬の首を軽く噛むことで「してはいけないこと」を教えたり誘導していました。

その名残から、ワンちゃんに首輪を巻くことで、しつけがしやすくなると言われており、多くの方が首輪を使用しています。

また、首輪をつけていれば飼い犬であることが一目で分かるため、愛犬の安全を守るためにも役立ちます。

首輪に飼い主の連絡先や住所などを記入した「迷子札」を付けておくことで、万が一愛犬が迷子になって保護された時、記載した住所まで連れてきてくれたり、連絡をしてくれる場合があります。

ハーネス

ハーネスはもともとは競走馬のために作られたものであり、その後ソリ犬にソリを引かせる際にも使用されていたと言われています。

ソリ犬は、長時間重い荷物や人間の乗ったソリを引かなくてはいけないので、首輪だけではそれらの重みを支えることができず、また疲れやすいので力を出し切れないことがあります。

しかし、ハーネスはワンちゃんの身体に付けるので、荷物や体重などによる負担を減らし、ソリを引き続けることができるように設計されています。

今ではソリをする時でなくても、散歩の時などにも使用されていますよね。

また、ハーネスは、盲導犬や介助犬が人を導く時などにも使われており、さまざまな用途があります。

ハーネスのメリット・デメリット

柴犬

ハーネスと首輪の特徴を理解した上で、ハーネスにはどのようなメリットとデメリットがあるのか気になりますよね。ここでは、ハーネスのメリットとデメリットをそれぞれご紹介していきます。ハーネスを買おうか迷われている方は必読です。

メリット

ハーネスを使用することのメリットとして、何よりも愛犬の首周りへの負担が激減するということが挙げられます。

「首輪の特徴」でもお話しした通り、首輪を使用すると体重などの負荷が首や気管にかかってしまい、ワンちゃんは苦しさを感じます。

首にしか負担がかからないため引っ張る力次第では首を痛めてしまうこともあり、まだ身体が丈夫でない子犬や、老犬にとって首輪は危険と言えます。

また、首輪だけだと頭が小さい犬種は抜けてしまうこともありますが、ハーネスの場合だと、身体に装着されているため、このような事態を避けることができます。

ワンちゃんの身体への負担が少なく、簡単に抜けることがない。この二点がハーネスの主なメリットになります。

しかし、ハーネスを付けていても、後ろに引っ張る癖がある子や力が強い子、ハーネスの装着が緩い場合などは抜けることもあるため、十分に注意する必要があります。

デメリット

次にデメリットを見ていきましょう。

ハーネスのデメリットとしては、装着することで身体が固定され、ワンちゃん側も飼い主さんを引っ張りやすくなるため、力が強い子であればコントロールが効かなくなってしまうことがあります。

また、首輪の場合だと散歩や外出から帰ってきても付けっぱなしで問題ないですが、ハーネスの場合だと都度取ってあげる必要があり、手間がかかります。

ハーネスは胴体までしっかり装着してあるので、首輪よりも着脱に時間がかかり面倒に感じる人も少なくありません。

家の中でハーネスを付けたままにしておくと、違和感を感じたワンちゃんは噛みちぎったりする可能性があるので、外から帰って着た時には必ず外してあげましょう。

ハーネスと首輪は使い分けるのがいい?

首輪とハーネスの特徴やメリット・デメリットについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか。それぞれ違った特徴やメリット・デメリットがあることが分かりました。

そんな首輪とハーネスですが、どちらか一つに決めなければならないというわけではなく、ワンちゃんの成長や健康状態など、目的に合わせた使い方がおすすめです。

例えば、しつけの一環である「リーダーウォーク」を行う際は、飼い主の横にピッタリ付けて歩かせる必要があるので、そういった場合にはワンちゃんに飼い主の意思が伝わりやすい首輪が向いていると言えます。

しかし、疾患があるワンちゃんや、気管が弱い犬種の場合だと、首輪を付けてしまうとより負担がかかってしまうこともあるため、その場合にはハーネスを使う方がいいでしょう。

また、室内では首輪、外出時はハーネスなど、家の中と外で使い分けている飼い主さんも多いです。

それぞれ目的に合った使い方ができるため、首輪とハーネスはそれぞれ一つずつあるのが好ましいです。

柴犬のハーネスの選び方

柴犬

ネット通販やペットショップには、さまざまな種類のハーネスがあるのでどれを選べばいいのか悩んでしまいますよね。ここでは、柴犬のハーネスの選び方について解説していきます。愛犬のハーネス選びに迷われている方は是非参考にしてみてください。 

着脱しやすいもの

ハーネスを選ぶ時には、着脱がしやすいものを選びましょう。

例えば散歩に行く時にハーネスを付ける場合、急いでいる場合や愛犬が興奮している時など、着脱が面倒なものだと時間ががかってしまいます。

そのため、手軽に装着できて手軽に外せるようなハーネスがおすすめです。

しかし、着脱が簡単であるがゆえに意図せず簡単に脱げてしまうようなものは危険なので、作りがしっかりとしているものを選びましょう。

簡単に脱げないもの

上記でも軽く触れましたが、すっぽりと抜けてしまわないような作りのものを選ぶのもポイントの一つです。

着脱が簡単なハーネスの中には、作りが雑で身体がすっぽりと抜けてしまうようなものもあります。身体が抜けないようにするためには、愛犬の身体の大きさに合ったものを選ぶことが大切です。

柴犬は小型~中型犬に分類されるため個体差が大きいことも珍しくありません。愛犬の身体に合ったハーネスくを選びましょう。

通気性や耐久性がいいもの

ハーネスを購入する時には、通気性や耐久性がいいものを選びましょう。

ハーネスは身体を覆うため、暑い夏場は特に蒸れやすくなってしまいます。そのため、メッシュ素材などの通気性が高い素材だとワンちゃんも気持ちよく散歩することができます。

また、耐久性も重要です。選ぶ時には、ナイロン素材などであれば軽くて丈夫なのでおすすめです。

まとめ

柴犬

いかがでしたでしょうか。本記事では柴犬にハーネスを付けるにあたっての注意点やメリット・デメリットなどについて解説しました。

ハーネスは柴犬のみならずワンちゃんを飼うにあたって多くの方が使用しています。ご紹介した通り、ハーネスには多くのメリットがあるため、これから柴犬を飼う方は事前に準備しておくことをおすすめします。

また、ハーネスは消耗品なので、愛犬の命を守るためにも古くなってきたら買い替えましょう。

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choco

この記事のライター

choco

シェルティとの生活に憧れる社会人です。みなさんの愛犬との暮らしがより豊かになるような情報を発信できたら、と思っています!

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