【練馬区】避難所情報|避難所のルールやサポート体制、必要な防災グッズなどを事前確認!
愛犬と暮らす皆様、災害対策は万全ですか?もしも地震や水害などの自然災害に見舞われたら、ネットやテレビなどが使えない状況も想定されます。いざというときには、事前に地域の避難所などを調べておく準備が大きな助けになるでしょう。
今回は、東京都練馬区にお住まいの飼い主さんに向けて、練馬区内の避難所とペットに関する防災情報をピックアップしました。近隣にお住いの方は参考にしてみてくださいね。
目次
練馬区では避難所にペットと避難できる
練馬区によると、災害時の指定避難所は163箇所あり(※地震時と風水害時の合計、21年3月時点)、災害時などの非常事態であればその全てでペットを連れて同行避難することが可能です。
区では、ペットがいるからと自己判断での自宅待機はせず、危険な状況に陥る前に避難所にペットと一緒に避難するよう広く呼びかけています。ただし、自宅が安全な場合は避難所に移動する必要はありませんし、屋内で安全を確保したり、安全な知人宅に避難したりすることについても検討しましょう。家族や知人を含め、普段から災害時にどうするかを話し合っておくと安心ですね。
練馬区の「風水害時の避難について」のページに掲載の内容などを参考になさってくださいね。
ペットのことはすべて飼い主の責任
一方、避難先でペットをめぐってトラブルになるケースもあるため、区のホームページでは「ペットに関することはすべて飼い主が責任を持つ」ようにと注意事項が添えられています。
愛犬とスムーズに避難できるようにするためにも、飼い主として災害にしっかりと備えて心構えしておくことが大切ですね。
災害時のペット対策に関する情報
東京都に報告されている練馬区の指定避難所には、災害の種類(地震、風水害)ごとに開設場所が異なります。災害時に落ち着いて近隣の避難所に避難できるよう、本記事末尾の練馬区ホームページにて開設場所をしっかりとチェックしておきましょう。
水害ハザードマップもチェック
集中豪雨や台風が発生したときに不安なのが水害です。練馬区では、大雨のときに川の氾濫などで浸水が予想される区域や、その程度を示した水害ハザードマップを公開しています。区の避難所等も記載されているので、ご自身が住んでいる区域の情報をチェックしておきましょう。
練馬区で避難所にペットと避難する際のルールは?
練馬区で避難所にペットを連れて行く場合は、きちんとルールを守ることが重要です。
特に注意したい項目を4つ抜粋してご紹介します。
- ケージ・キャリーを持参
- 避難所での世話や環境維持に従事
- 迷子対策をしっかりと
- ほかの避難者への配慮を忘れない
ルール【1】ケージ・キャリーを持参
避難時には、路上が危険な状態になっていることも想定されます。可能な限り、ケージやキャリーで避難するようにしましょう。
また、避難所ではケージやキャリーの中で生活する状況が増えるため、日ごろから安心できる場所としてケージやキャリーに慣れさせておけると安心です。
ルール【2】避難所での世話や環境維持に従事
自分が飼っているペットの世話はもちろん、ペットの生活スペースも管理する必要があります。
災害時の避難スペースには、ペットを担当する動物保護班が組織されます。飼い主たちで協力して、ペットが過ごしやすい環境を維持しましょう。
ルール【3】迷子対策をしっかりと
過去の災害時には、混乱したペットが逃げ出してしまう事例も見られたようです。日頃から災害時を想定して、迷子札や鑑札、狂犬病注射済票に加え、マイクロチップを装着するなどの対策を行っておきましょう。
ルール【4】ほかの避難者への配慮を忘れない
動物アレルギーの避難者がいる可能性もあるので、配慮を忘れないようにしましょう。
練馬区では、ペットとの同行避難に加え、自宅が居住できる状態の人にペットを預けることも推奨しています。日頃から飼い主同士の交流をもち、災害時には助け合えるような環境を整えておけると安心ですね。
練馬区の避難所におけるペットのサポート体制は?
練馬区内にペットとともに避難した場合、どのようなサポートが受けられるのでしょうか。同行避難する際のガイドラインや、避難所でのルールなども日頃からチェックしておくと安心です。
ペットの避難ガイドラインはある?
練馬区では避難所で飼い主が生活する場合のみ、ペットを受け入れるとしています。練馬区の公式ホームページにある「災害時のペット対策」というページには、Q&A方式で避難所での過ごし方などのガイドラインが記載されているため、確認しておくとよいでしょう。
また、過去の災害を参考にして、分かりやすくペット同行避難についてまとめたPDFファイルなども用意されています。
災害備蓄品としてフードの用意はある?
非常時のペットの世話で必要な物は、すべて飼い主自身が用意する必要があります。練馬区の「災害時のペット対策」のページには「平時の備え」という項目があり、ペットと同行避難した際は5~7日分のフードを持参するよう呼びかけています。避難所での生活が長引く場合には、東京都獣医師会と連携したペットフード会社の災害備蓄品が提供される可能性もあるでしょう。
一緒に避難できる動物に制限はある?
練馬区は、ペットを連れた同行避難に対して、動物の種類には言及していません。ただし、ワニ・カミツキガメなどの特に注意しなければならない動物は受け入れ不可となっています。実際には犬や猫、ウサギ、ハムスターなどの小型動物が中心となるようです。
避難所でペットはどのように管理される?
練馬区で避難所にペットが同行避難した場合、盲導犬や介助犬などの一部をのぞき、人間の居住スペースとは離れた場所での管理となることを覚えておきましょう。
防災訓練ではペットの同行訓練を実施している?
練馬区では、ペットの避難など実際の災害を想定した防災訓練も一部でおこなわれています。
2019年12月には、石神井東小学校でおこなわれた防災訓練で応急救護やペット同行避難についての訓練も実施されました。
ペットの飼い主なら用意しておきたい防災グッズ5選
災害時に備えておきたいのが、ペット用の防災グッズです。常備しておくと便利なグッズを厳選したので、何から揃えようか迷っている方は、参考にしてみてくださいね。
開封後でも3日保存可能!ペット用飲料水
災害時に欠かせない物のひとつに、ペット用飲料水があります。災害備蓄品としては、長期保存可能であることはもちろん、開封した後も数日保存ができるという飲料水が便利です。持ち運びしやすいサイズであることや、60℃まで加熱可能でフードに使用できることもうれしいポイントですね。
- 商品名:ペットの水素水 ゼロミネラル 330ml×10本
リュックにも手提げにもなる!キャリーバッグ
避難所へ向かう道が、平坦なまま残っているとは限らないのが災害の恐ろしさです。ペットと同行避難する際、倒壊した家屋や瓦礫などでケガをしないように、使いやすいキャリーバッグを備えておくことがおすすめです。さまざまな形状に変化するキャリーバッグなら、状況に応じて使い分けられますね。
- 商品名:Pecute ペット キャリーバッグ
栄養も補える!ペット用おやつ
動物は環境が変化すると、食欲がなくなることがあります。ペットも普段通り食事できなくなる可能性があるため、ペットフードの他におやつなどを備えておくと安心です。お気に入りのおやつのほかに、栄養面をフォローできるようなおやつを揃えておくとよいでしょう。
- 商品名:いなば 犬用おやつ ちゅ~る 総合栄養食 とりささみ ビーフミックス味 14グラム
防臭効果が期待できる!チャックが付いた袋
ペットの飼い主が災害時に困る点のひとつに、トイレの問題があるでしょう。多くの人が集まる避難所では、ニオイが発生しやすいペットのトイレは適切に処理する必要があります。チャック式の袋だと、ニオイが漏れにくく安心です。
- 商品名:なかが見えない防臭防水チャック袋
使わないときは畳んで収納!コンパクトなボウル
災害によって自宅で居住できなくなった場合、ペットが愛用する食器を持ち出せるとは限りません。持ち出し袋の中に、代用品を用意しておくと便利です。コンパクトに折りたためるタイプのボウルなら、防災リュックの小さなスペースでも収まりますよ。
- 商品名:Penne 折りたたみ式 ペットボウル
練馬区の避難所情報を覚えて愛犬の身を守ろう
災害時には、日頃からの備えや心構えが何よりも肝心です。もしものときに慌てないよう、避難所を把握し、ペットに関する情報は欠かさず調べておくことがおすすめです。大切なペットを守るために、入念な準備を行いましょう。
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この記事のライター
komugi
都内で愛犬のビーグルと暮らしています。コロナ期間中に肥満体型になってしまった愛犬のために食事や運動について勉強をはじめました。面白い発見や愛犬家の皆様に役立つ情報があればどんどん発信していきます!
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