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ミニチュアダックスフンドが注意したい病気と予防方法を解説します【目・耳・歯編】

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愛犬がどんな病気にかかりやすいのか知っておきたいという方は多いのではないでしょうか?今回はミニチュアダックスフンドがかかりやすい目・耳・歯に関する病気と、対策方法をご紹介していきます。普段の健康観察で予防・発見することが可能な病気もあるので、発症しても早期発見できるようミニチュアダックスフンドがかかりやすい病気を知っておきましょう。

ミニチュアダックスフンドが注意したい病気と予防方法を解説します【目・耳・歯編】
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目次

  1. ミニチュアダックスフンドがかかりやすい病気|【歯】
  2. ミニチュアダックスフンドがかかりやすい病気|【目】
  3. ミニチュアダックスフンドがかかりやすい病気|【耳】
  4. 日々の健康観察が大切

ミニチュアダックスフンドがかかりやすい病気|【歯】

ミニチュアダックスフンド
M McBey

 ミニチュアダックスフンドなどの小型犬は硬いものを噛む機会が少ないので、歯石や歯垢が溜まって炎症を起こしやすくなります虫歯や歯周病は放置すると内臓疾患を引き起こす可能性があるので日々のケアがとても大切です。 

歯周病

 歯周病は歯石の放置によって歯の周りが炎症を起こす病気です。

犬の8割が歯周病を発症していると言われており、主な症状にはひどい口臭・慢性的なくしゃみ・歯茎の炎症が挙げられます。

歯周病が進行した場合、全身麻酔による歯石の除去や抜歯が必要な場合があります。体の小さいミニチュアダックスフンドには負担が大きいので、毎日の歯磨きで予防をしてあげましょう。

嫌がる場合は歯磨き用のガーゼなどを使って汚れを拭き取るだけでも効果があります。

ミニチュアダックスフンドがかかりやすい病気|【目】

ミニチュアダックスフンド
35mmMan

 ミニチュアダックスフンドがかかりやすい目の病気は多くが先天的な理由です。

かかりやすいカラーや被毛の長さに特徴がある為、該当するミニチュアダックスフンドを飼育している飼い主さんは愛犬の様子をよく見ておきましょう。

白内障

 白内障とは目の水晶体が白く濁る病気で、発症と同時に視力が落ちていく事が特徴です。 人間同様に加齢によって発症しやすい病気ですが、6歳以下で発症した場合は遺伝的な要素が考えられます。

光に当たったミニチュアダックスフンドの目が白っぽく反射するように見えたら白内障かもしれません。 治療には進行を遅らせる為の点眼や、手術という方法があります。進行具合によって治療方法が変わるので、まずは獣医さんに相談してみると良いでしょう。

角膜ジストロフィー

 ミニチュアダックスフンドの角膜に白濁が見られたら角膜ジストロフィーかもしれません。

白濁は中心から徐々に広がる事もあれば、そのままの大きさから変わらない事もあります。 重度でなければ失明などの恐れはありませんが、角膜に白濁がみられたら念のため病院を受診してください。

進行性網膜萎縮症(PRA)

 進行性網膜萎縮症はミニチュアダックスフンドの中でも特にロングヘアードの発症が多く見られる病気です。

この病気は目の奥にある網膜が萎縮して光や映像を感じ取りにくくなり、進行すると徐々に視力が落ちて最終的には失明してしまいます。 原因は遺伝的な要素が強いと考えられている為、予防や治療方法などは確立されていません。

初期は夕方からの暗くなる時間帯に目が見えづらくなります。進行するとほぼ視力が無くなる為、目に光を当てても瞳孔が開いたままの状態になります。 命には別状が無い病気なので、ストレスやケガに気を付けながら上手に付き合っていきましょう。

ミニチュアダックスフンドがかかりやすい病気|【耳】

ミニチュアダックスフンド
35mmMan

 ミニチュアダックスフンドがかかりやすい耳の病気に外耳炎と難聴があります。 外耳炎は意外と見落としがちな病気なので、定期的に耳の中や匂いを確認するようにしましょう。 

難聴

 難聴は高齢になると発症しやすい病気ですが、ミニチュアダックスフンドは特に発症しやすい犬種とされています。

ミニチュアダックスフンドの中でも黒とグレーのまだら模様をした「ダップル」と呼ばれるカラーは先天的に発症しやすい傾向にあります。

名前を呼んでも反応しなくなった、触ろうとした時に驚いて歯を当ててくるなど、今までと違った様子が見られたら一度病院で検査をしてみましょう。

外耳炎

 ミニチュアダックスフンドのように耳が垂れている犬種がかかりやすい外耳炎は、耳ダニや細菌・真菌の感染によって起こります。 犬がしきりに耳周りや首元を掻いていたり、痒そうに頭を振るなどの行動が見られたら外耳炎の可能性があります。

対策として耳掃除を思い浮かべる方は多いと思いますが、耳掃除のしすぎが原因になる事が多いので無理に回数は増やさないでくださいね。 一度治ったと思っても、梅雨時期など湿気の多い時期は耳の中が蒸れやすい為再発してしまう事が多くあるので注意しましょう。

治療は主に投薬や耳の洗浄になりますが、症状の進行具合によっては数ヶ月続く事もあるので早期発見が大切です。

日々の健康観察が大切

ミニチュアダックスフンド
Nel_Botha-NZ

 病気によっては目に見えないところで進行している事が多くあります。日頃から健康チェックはこまめに行い、体の変化に気付けるようにしましょう。早期発見することで、ミニチュアダックスフンドの感じるストレスや治療を最小限にする事が出来ます。 

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komugi

この記事のライター

komugi

都内で愛犬のビーグルと暮らしています。コロナ期間中に肥満体型になってしまった愛犬のために食事や運動について勉強をはじめました。面白い発見や愛犬家の皆様に役立つ情報があればどんどん発信していきます!

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