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ゴールデンレトリバーの飼い方の基本!はじめてのお散歩やシャンプーについて

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日本は小型犬の飼育頭数が多いですが、そんな中でも金色の毛並みが美しく、優しい表情が魅力的なゴールデンレトリバーは、根強い人気があります。大型犬との生活に憧れる方であれば、一度はゴールデンレトリバーと暮らしてみたいと思ったことがあるのではないでしょうか。ここでは、ゴールデンレトリバーの性格や特徴を踏まえて、初めてのお散歩とシャンプーの方法を中心に、その育て方や飼い方のポイントをご紹介します。

ゴールデンレトリバーの飼い方の基本!はじめてのお散歩やシャンプーについて
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目次

  1. ゴールデンレトリバーの散歩方法
  2. ゴールデンレトリバーのシャンプーの仕方
  3. 上手に育ててゴールデンレトリバーと幸せな生活を

ゴールデンレトリバーの散歩方法

ゴールデンレトリバー
Leah Kelley Pexels

 散歩は愛犬にとって毎日の運動であり、体力作りやストレス発散にもなります。また、飼い主さんとの大切なコミュニケーションの時間でもあります。では、ゴールデンレトリバーの飼い方でも大切な散歩方法とは、どのようなものなのでしょうか。「初めてのお散歩」に行く前に、まずは基本をチェックしてみましょう。 

リードやハーネスに慣れてもらう

 ゴールデンレトリバーと散歩に行く前に、まずはリードやハーネスを愛犬に見せ、ニオイを嗅がせて、慣れさせるところから始めてみましょう。徐々に物自体に慣れさせるところから始めて、リードやハーネスに慣れてきたら室内で装着して、ゴールデンレトリバーとおうちの中を歩いてみましょう。

おうちの中でも気にする様子がなくなってきたら、いよいよ外の世界に連れ出してみましょう。

子犬の頃から慣れさせる

 散歩はゴールデンレトリバーが子犬のうちに慣れさせる必要があります。ワクチン接種との兼ね合いもあるため、獣医さんから散歩の許可が出たら室内ではなく外を散歩させてもOKとなりますが、まずは飼い主さんが抱っこした状態で一緒に歩いてあげると、愛犬の不安が紛れますので、不安そうにしていたり立ち止まってしまうのであれば、ぜひそうしてあげてください。

徐々に知らない景色を見たり風を感じたり、匂いを嗅ぐことでゴールデンレトリバーを外の環境に慣れさせます。このとき、車の通りが激しい道路やお散歩する他のコが多いコースは避けましょう。最初に怖い思いをしてしまうと、散歩=嫌なものと印象づけてしまい、ゴールデンレトリバーが歩きたがらなくなってしまうことがありますので、注意してくださいね。 

気温や地面の温度に気をつける

 犬の飼い方を少しでも知っている方には当然のことかもしれませんが、夏の暑い日には日中散歩に出すことはやめましょう。犬が生活する地面に近い場所は高温になりやすく、熱中症に陥る心配があります。また、コンクリートが60℃以上になることもあるので、肉球が火傷する危険性もあります。ゴールデンレトリバーとの散歩は涼しい時間帯を選び、犬を室内から連れて出る前にコンクリートを手で触って熱くないか確認しましょう。 

散歩の時間

 大型犬であるゴールデンレトリバーの散歩は、1日2回約1時間ずつが目安になります。走らなくても良いので、十分に歩かせましょう。また、体調などを考慮して時間を調節していく必要がありますが、ゴールデンレトリバーが徐々に年齢を重ね体力が落ちてきたら、飼い方にも変化が必要になります。特に疲れていたり足を痛がるような様子が無いか観察し、無理をさせないようにしましょう。 

ゴールデンレトリバーのシャンプーの仕方

シャンプー
aqua.mech

 大型犬で長毛であるゴールデンレトリバーをシャンプーすることは、大変と感じるかもしれません。もちろんプロのトリマーさんにお願いすることも出来ますが、おうちでも洗ってあげられると良いですよね。ゴールデンレトリバーは元来鳥猟犬であり、水中を泳いで獲物を回収していたため、水に濡れることを怖がるコは少ないと言えます。初めてのシャンプーは、次のような手順でやってみましょう。徐々に自己流のやり方を見つけてみてくださいね。

  1. ブラッシング
  2. シャンプー
  3. すすぎ
  4. 乾燥

1.ブラッシング

 水に濡らす前に、まずはブラッシングでゴールデンレトリバーの身体に付着したホコリやゴミを取り除きます。同時に、もつれた毛をほぐしたりゴールデンレトリバーの余分な抜け毛を除去しましょう。毛がもつれた状態で水に濡らすとさらに絡まり、毛玉になってほぐせなくなってしまいます。

また、抜け毛が多いとドライヤーで乾かしにくくなります。シャンプーの一連の行程をスムーズに行うためにも、ブラッシングはとても大切ですので、愛犬とのコミュニケーションをとりながら是非実施してみてください。 

2.シャンプー

 36~38度くらいのぬるめのお湯で全身を濡らします。ゴールデンレトリバーの被毛は撥水性があるため、ただシャワーをかけるだけでは毛の根元まで浸透しません。シャワーヘッドを身体に密着させることで皮膚まで湿らせましょう。

シャンプー剤はスポンジなどで良く泡立てて使用します。愛犬が不安そうな様子であれば、お尻など顔から遠い場所から洗ってあげるようにしましょう。爪を立てずに、指の腹で揉むように洗います。 

3.すすぎ

 すすぎも同様にぬるま湯を使用します。すすぎ残しがあると痒みを生じたり皮膚炎の原因になるので、丁寧に流しましょう。特にゴールデンレトリバーは、被毛も長めなので、地肌までしっかり丁寧に洗い流すことを意識してください。

頭部など高い位置から流し始めるとすすぎ残しが少なくなります。足の指の間はシャンプー剤が残りやすいので、ぬめりが残っていないか確認しながら流しましょう。 

4.乾燥

 洗った後は、自然乾燥ではなくドライヤーを使用し乾かします。まずはバスタオルでゴールデンレトリバーの全身の水分を十分に吸収し、火傷に注意しながらドライヤーで乾かしましょう。身体に近づけすぎたり、一ヶ所に集中して当てないようにするのがコツです。ゴールデンレトリバーが熱がっている時や皮膚に炎症がある場合などは、冷風を使用しても良いでしょう。

ゴールデンレトリバーの金色の美しい毛色をキープしてあげるためにも愛犬を清潔な状態でいさせてあげるためにも、月1回以上は洗ってあげるようにしましょうね。 

上手に育ててゴールデンレトリバーと幸せな生活を

ゴールデンレトリバー
Couleur

 ゴールデンレトリバーは飼い主さんに従順でしつけも良く覚えてくれます。愛情をもった飼い方をすれば、きっと飼い主さんと強い絆で結ばれることでしょう。ゴールデンレトリバーを家族として迎え入れた際には、責任をもって大切に育ててあげてくださいね。 

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komugi

この記事のライター

komugi

都内で愛犬のビーグルと暮らしています。コロナ期間中に肥満体型になってしまった愛犬のために食事や運動について勉強をはじめました。面白い発見や愛犬家の皆様に役立つ情報があればどんどん発信していきます!

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