banner

banner

犬が散歩を嫌がる理由を知ろう|散歩嫌いを克服するために飼い主さんができること

お気に入りに追加

多くの犬は、エネルギーを発散できて気分転換にもなる散歩が大好きです。しかしなかには、散歩を嫌がって外に出ようとしなかったり、少し歩いただけで家に帰りたがったりする犬もいます。

愛犬が散歩を嫌がって悩んでいる飼い主さんに向けて、今回は、散歩を嫌がる際に考えられる理由や散歩嫌いを克服するために飼い主さんができることを解説します。

犬が散歩を嫌がる理由を知ろう|散歩嫌いを克服するために飼い主さんができること

目次

  1. 散歩は毎日行った方がいいの?
  2. 愛犬が散歩を嫌がる場合に考えられる理由って?
  3. 愛犬の散歩嫌いを克服するためにできること
  4. 愛犬のペースで少しずつ克服させることが大切!

散歩は毎日行った方がいいの?

犬の散歩
MabelAmber

 散歩を嫌がる愛犬の姿を見て、家の中でたくさん遊んであげたり、庭で運動をさせたりすればよいのでは?と思う方もいるかもしれません。

散歩は、絶対に毎日しなければいけないわけではありませんが、以下のような理由により、基本的にはその犬にとって適切な散歩時間・回数で散歩をする必要があります。

犬の本能的欲求を満たしてあげられる

 犬は匂いを嗅ぐことが好きで、これは本能的な欲求によるものです。家の外の空気に触れながら、草木や他の犬がマーキングした場所など、さまざまな匂いを嗅ぐことは、犬にとってよい刺激になります。

散歩は運動のためだけでなく、犬にとって気分転換となる楽しい時間でもあるので、外に連れて行ってあげましょう。

運動不足によるストレスが溜まるのを防げる

 家の庭や室内で遊ばせても、運動量にはやはり限界があります。散歩に連れて行き、ある程度長い時間歩くことでエネルギーが発散できるので、ストレス解消になります。

どんなにしつけをしていても、運動不足でストレスが溜まると、家具を噛んだり吠え続けたりなどの問題行動を起こしやすくなります。そのため、健康な犬であれば、毎日の散歩は欠かせません。

愛犬が散歩を嫌がる場合に考えられる理由って?

犬の散歩
HeungSoon

 犬は散歩が好きなはずなのに、なぜ散歩に行こうと誘っても嫌がるのでしょうか。考えられる理由について見ていきましょう。 

サイズが合っていない首輪やハーネスが不快

 首輪やハーネスのサイズが合ってなく、不快に感じて散歩をしたくてもためらってしまっている可能性もあります。サイズが適切か、皮膚に生地が擦れていないかなどを確認してみましょう。 

散歩時に怖い思いをした経験がある

 過去に散歩をしているときに、救急車のサイレンやバイクなどの大きな音にびっくりして、散歩が怖いと感じているのかもしれません。また、他の犬に吠えられたり、子どもに急に触られたりした経験が嫌なこととしてインプットされ、それが原因で散歩を嫌がっている可能性も考えられます。 

病気の可能性もあり

 病気が原因で動きたがらない可能性もあります。病気である場合は、散歩を嫌がる以外に食欲低下や下痢、不自然な歩き方など、何らかの症状が見られることも少なくありません。いつもと違う様子が見られる際は、早めに動物病院を受診しましょう。 

愛犬の散歩嫌いを克服するためにできること

犬の散歩
pasja1000

 散歩嫌いを克服させたいからといって、愛犬の気持ちを尊重せず無理に外に連れ出すのはNGです。そのようなことをしたら、ますます散歩が嫌いになってしまいます。散歩嫌いを克服するために、まずは以下のことを試してみましょう。 

首輪やハーネスを他のものに変える

 首輪やハーネスが原因のようであれば、他のものに変えてみましょう。サイズが合っていることはもちろんですが、軽くてつけ心地がよい素材かといったことも、しっかりとチェックして選ぶようにしましょう。 

短時間の散歩から始める

 短時間の散歩から始めて、少しずつ慣れさせていきましょう。散歩の途中で帰りたがるようであれば、そこで中断してあげてください。短時間の散歩であっても何回も繰り返していくうちに、「散歩は怖いものではない」ということがわかっていくはずです。 

他の犬や人通りが少ない時間帯、散歩コースを選ぶ

 愛犬が落ち着いて散歩できるよう、他の犬や人通りが少ない時間帯、散歩コースを選んで連れて行きましょう。

また、おやつを持ち歩いておくことをおすすめします。もし散歩の途中で他の犬が反対方向から歩いてきたとき、その犬が通り過ぎるまで愛犬におやつを少しずつ与えることで、愛犬の気を犬からそらすことができます。

愛犬のペースで少しずつ克服させることが大切!

犬の散歩
katerinavulcova

 愛犬の運動不足やストレス解消などのために散歩は欠かせませんが、嫌がる場合は無理に連れて行くとますます散歩が嫌いになり、克服どころではなくなってしまいます。愛犬の気持ちやペースを尊重し、少しずつ慣らしていくようにしましょう。

こちらの記事もチェック

犬の散歩に関するキホンのキ|長さの目安や適した時間帯などを解説します

あわせて読みたい

犬の散歩に関するキホンのキ|長さの目安や適した時間帯などを解説します

初めて犬と暮らす方にとって、散歩時間は1日どれくらい必要なのか、何時くらいに行くのがよいのかなど、わからないことだらけかと思います。必要な散歩時間は体の大きさや犬種によって異なるので、適切な散歩時間を知っておきましょう。また、散歩に適した時間帯、いつも同じ時間に散歩に行くべきかなどについてもご紹介します。

夜に犬の散歩をするメリットとデメリットは?夜の散歩の注意点やお役立ちアイテムをご紹介

あわせて読みたい

夜に犬の散歩をするメリットとデメリットは?夜の散歩の注意点やお役立ちアイテムをご紹介

犬と暮らす環境が多様化し、犬のお散歩は夜派の方が増えてきています。熱中症の危険性がある夏はもちろん、飼い主が共働きや一人暮らしの場合はお散歩が夜になりがちです。犬はお散歩に行ければそれで満足なのでは?そう考える方も多いかもしれませんが、実は、夜のお散歩だけでは犬の健康に良くない影響を及ぼすこともあるのです。この記事では、犬との夜散歩のメリット・デメリットや注意点、夜の散歩に役立つおすすめのアイテムをご紹介します。

komugi

この記事のライター

komugi

都内で愛犬のビーグルと暮らしています。コロナ期間中に肥満体型になってしまった愛犬のために食事や運動について勉強をはじめました。面白い発見や愛犬家の皆様に役立つ情報があればどんどん発信していきます!

【petan編集部企画】ペットベッド「DoggyBaseとは?」

あわせて読みたい

【petan編集部企画】ペットベッド「DoggyBaseとは?」

カテゴリー

人気記事ランキング

Petan独自調査

獣医師監修記事

おすすめ記事

人気のキーワード