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愛犬に芸を覚えさせたい!教え方やレベル別に犬の芸をご紹介!

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犬がしてくれる芸は、何も飼い主さんの自己満足のためだけではありません。犬にとっても大好きな飼い主さんの指示に従って動き、ご褒美ももらえる嬉しいことなのです。

また愛犬との信頼関係を構築するために、必要なコミュニケーションの方法だと言えるでしょう。そこで簡単にできる初級編から少し難しい上級編まで、犬の芸をご紹介していきます。

愛犬に芸を覚えさせたい!教え方やレベル別に犬の芸をご紹介!

目次

  1. 愛犬に芸を教えよう|まずは初級編
  2. 愛犬に芸を教えよう|だんだんできるようになったら中級編へ
  3. 愛犬に芸を教えよう|いよいよ上級編へ
  4. 大事なことは子犬の頃から簡単な芸を覚えさせること

愛犬に芸を教えよう|まずは初級編

犬 お手
guvo59

たいていの犬ならできる簡単な芸からご紹介していきます。おそらく多くの飼い主さんがここから始めていくのではないでしょうか。

しつけの基本的な形【オスワリ】

飼い主さんが犬に指示する際に、まずはオスワリをさせるのが基本です。きちんと「聞く態度」を取らせることが大切です。

オヤツを手に持って、まずは犬の鼻先で見せてから匂いを嗅がせましょう。「オスワリ」と短く言ってからオヤツを犬の頭の上に移動させます。

すると犬のお尻がだんだん下がっていって、オスワリの姿勢になりますから、そこで褒めながらオヤツを与えて下さい。何度か繰り返すとオヤツなしでもオスワリするようになります。

飼い主さんの足元でおとなしく【フセ】

床面などに腹這いの状態になることをフセと言います。これが出来ればドッグカフェなどへ行った際におとなしくできるので安心ですね。

犬がフセするのは服従のサインですから飼い主さんとの信頼関係が試されると言っても良いでしょう。

具体的には、まずは犬をオスワリさせてオヤツを鼻先へ持っていきます。犬はオヤツに注目しているはずですからオヤツをだんだん下方向へ移動させて下さい。そして犬が腹這いの状態になったら褒めながらオヤツを与えます。

背中やお尻を押すと拒否しようとする犬もいますから、犬が自然にフセができるようにするべきでしょう。

愛犬に芸を教えよう|だんだんできるようになったら中級編へ

犬 おなか
joefutrelle

オスワリやオテ、フセなどができるようになったら中級編に挑戦してみましょう。難易度は上がりますが頑張って覚えてもらいたいところです。

ひっくり返った姿が愛らしい【ゴロン】

犬がお腹を見せて寝転がる時はリラックスしている状態なのですが、その姿は大変愛らしいもの。覚えさせることでいつでもその姿が見れますよ。

まずフセの状態からオヤツを鼻先に近づけます。犬が注目したところで今度はオヤツを首の後ろ側へ持っていきましょう。すると犬はオヤツを食べようと体を反り返してひっくり返る形になります。完全に仰向けになったら褒めながらオヤツを与えて下さい。これを何度も繰り返します。

華麗なスピンをしてほしい【マワレ/オマワリ】

オスワリの状態からその場でくるっと回転させる芸です。ドッグランや人前でこれができると注目されることが多いです。

まずオスワリの状態からオヤツを犬の鼻先に持っていきます。そしてだんだん頭のほうへ移動させてください。オヤツを見上げるような形になったら「マワレ!」という合図と共にオヤツを地面と平行に一回転させます。

犬はオヤツにずっと注目していますから、オヤツが回転すると同時に犬の体も回転運動します。うまくできるようになるとジャンプしながら回転できますから、見た目も美しいものになりますよ。

愛犬に芸を教えよう|いよいよ上級編へ

犬
sgsprzem

中級編がクリアできるようになれば、いよいよ上級編です。上級編まできちんとできたら飼い主さんとの信頼関係もばっちり。

そこから上を目指すためにアジリティなどに挑戦してみるのもいいかも知れませんね。

ふたりの息を合わせて【スラローム】

アジリティ競技ではポールを立てた状態で行いますが、スラロームはドッグダンスでも用いられる芸の一つです。歩きながら飼い主さんの足をすり抜ける俊敏さは犬ならではですよね。

飼い主さんが立った状態で犬を右側にオスワリさせ、まず飼い主さんが左足を一歩前へ出します。この時、犬を足の間を通すように誘導してください。左手にオヤツを持って誘導してもいいですよ。

それから右足を踏み出す時も同様に、足の間に犬を通すようにして下さい。これを何度か繰り返して練習します。徐々に距離を伸ばしていきましょう。

ゴロンの応用編【バーン!】

飼い主さんが指でピストルの形を作り、「バーン!」と言うと犬が死んだふりをする芸です。先ほどのゴロンの応用編ですが、指示のタイミングが少し難しいですね。

まず犬にフセをさせ、その状態のままオヤツを手に持って鼻先に近づけます。そのままお尻のほうへ徐々に移動させ、犬がオヤツにつられてひっくり返ると同時に「バーン!」と言います。上手に出来たらオヤツをあげましょう。目標はオヤツを持たない状態のままできるようにすること。「バーン!」のタイミングもシビアですから、何度も練習するようにして下さい。

大事なことは子犬の頃から簡単な芸を覚えさせること

子犬
Lisa L Wiedmeier

子犬の頃からのしつけが大事なように、簡単なことでも子犬の時から一緒に訓練することが大切です。基本的なことを覚えたら、体の成長と共にレベルアップさせていきましょう。芸のレベルが上がるにつれて、愛犬との信頼関係もより強固なものになるはずです。

nao

この記事のライター

nao

「愛犬の気持ちを理解したい」「寄り添ったコミュニケーションを取りたい」という思いからドッグライターとして犬に関する知識を学び、発信しています。愛犬の笑顔を守るために、そして同じ思いを抱く飼い主さんのために、有益な情報を発信していけたらと思っています。

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