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犬の寝方や寝相から性格が分かるって本当?

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皆さんは、ワンちゃんが寝ている姿や寝相から、その子の性格が分かると聞いたことがありますでしょうか。そもそも、ワンちゃんを飼っていない方からすれば、ワンちゃんに寝相があることに驚かれているのではないでしょうか。見たことがある方も多いかと思いますが、ワンちゃんは、仰向けやうつ伏せなど、さまざまな体勢で寝ます。本記事では、ワンちゃんが睡眠している時の寝方や寝相から、どのような性格が分かるのかについて解説していきます。愛犬の寝相から、その子がどのような性格をしているか知りたい方や、寝方から心理を見抜きたい方は必読です。また、これからワンちゃんを飼う予定も是非参考にしてみてください。

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目次

  1. ワンちゃんの睡眠について
  2. ワンちゃんの寝相と性格・心理
  3. まとめ

ワンちゃんの睡眠について

寝ている犬
Engin_Akyurt

ワンちゃんの寝相と性格の関係性についてご紹介する前に、まずは簡単にワンちゃんの睡眠について解説していきます。 

人間と一緒?レム睡眠・ノンレム睡眠

皆さんは、「レム睡眠」「ノンレム睡眠」という言葉を聞いたことがありますでしょうか。レム睡眠とは浅い眠りのことを指し、一方ノンレム睡眠は深い眠りのことを言います。

人間の場合、レム睡眠とノンレム睡眠を約90分の周期で繰り返していますが、それぞれの割合がノンレム睡眠が約75〜80%、レム睡眠が残りの20〜25%であると言われています、一方、ワンちゃんの場合は、レム睡眠が約80%でノンレム睡眠が約20%のため、ほとんどが浅い眠りとされています。長時間寝ているにもかかわらず、頻繁に目を覚ましているのは、このような理由があるからなのですね。

ワンちゃんが、熟睡状態のノンレム睡眠の割合が少ないのは、野生のときからの名残であり、敵に襲われてもすぐに逃げられるためと考えられています。

ワンちゃんの平均睡眠時間はどのくらい?

ワンちゃんは、人間よりも寝ている時間が多いイメージですが、一日の睡眠時間はどのくらいなのでしょうか。ワンちゃんの平均睡眠時間は、年齢によってそれぞれ異なると言われており、一般的に、生後0〜6ヶ月の幼犬であれば、一日の平均睡眠時間は約18〜20時間、6ヶ月〜2歳までの若齢犬はおおよそ14〜16時間とされています。

また、成犬である2歳〜7歳だと約9〜14時間で、7歳以上の高齢犬はおおよそ12時間以上が平均とされています。

また、レム睡眠とノンレム睡眠の解説でも述べた通り、ワンちゃんは平均睡眠時間が9〜14時間もあったとしても、レム睡眠が約80%でノンレム睡眠が約20%のため、ほとんどが浅い眠りになります。

ワンちゃんも夢を見る?

一般的に、ワンちゃんも寝ている時に夢を見ると言われています。既にワンちゃんを飼っている方であれば見たことがあるかと思いますが、ワンちゃんは眠っている間に手足をバタバタと動かしたり口をむにゃむにゃとしたりすることがあります。

更には、小さい声で鳴いたり、時には悲鳴を上げたりすることも少なくはありません。これらは、人間が寝言を言うのと同じと捉えていいでしょう。愛犬が手足をバタバタ動かしていたり、寝言を言っていたりすると、どのような夢を見ているのか気になりますよね。

ワンちゃんは寝ている時にいびきもかく?

ご存じでない方も多いかと思いますが、犬種によっては寝ている時にいびきをかくワンちゃんもいます。一般的に、ワンちゃんも人間と同様、睡眠時にいびきをかくことがあると言われていますが、中でも「短頭種」と呼ばれる犬種は他の犬種よりもいびきをかきやすいと言われています。

短頭種とは、マズルが短い骨格の犬種を指し、パグやフレンチブルドッグ、更にはペキニーズなどが含まれます。ワンちゃんのいびきは、基本的に日頃のストレスや疲れなどがありますが、稀に病気に繋がることもあるので、愛犬のいびきがひどい場合はかかりつけの獣医さんに診てもらうことをおすすめします。

寝ている時に悲鳴を上げることもあるって本当?

ワンちゃんは、寝ている時に悲鳴を上げることもあります。このことをご存じでなければ、愛犬が寝ている時に急に悲鳴を上げると驚いてしまいますよね。先ほども解説した通り、ワンちゃんは、寝ている時に夢を見ることがあるので、夢の内容によっては悲鳴を上げることもあります。

また、日中の疲れや興奮、恐怖が原因で悲鳴を上げてしまうこともあります。夢だけでなく、病気や怪我による痛みやストレスから、睡眠時に悲鳴をあげることもあるので、愛犬が寝ている時に頻繁に悲鳴を上げるようであれば、かかりつけの獣医さんに診てもらうことをおすすめします。睡眠時の悲鳴に関する記事もあるので、気になる方は是非参考にしてみてください。 

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ワンちゃんの寝相と性格・心理

寝ている犬
JACLOU-DL

それでは、実際にワンちゃんの寝相から分かる心理や性格について解説していきます。

寝相①うつ伏せ

ワンちゃんの寝方と言えば、真っ先にうつ伏せ状態を思い浮かべる方は多いのではないでしょうか。一般的に、ワンちゃんがうつ伏せで寝ている時は、浅い眠りの状態(レム睡眠)であると言われています。

うつ伏せ状態で寝ることで、何か起きた時にすぐに動くことができ、素早く立ち上がることができます。そのため、愛犬がうつ伏せで眠っている時は、熟睡していないと捉えていいでしょう。

また、うつ伏せで寝ることが多いワンちゃんは、常に浅い眠りの状態であることから、警戒心が強いとも言われています。

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寝相②仰向け

次に仰向けの寝方について解説していきます。ワンちゃんが仰向けで寝ている姿を、皆さんは見たことがありますでしょうか。いかにも警戒心がなく、リラックスしているように見えますよね。

一般的に、ワンちゃんが仰向けの状態で寝ている時は、うつ伏せとは反対で、熟睡しており、深い眠りの状態(ノンレム睡眠)と言われています。また、仰向けで寝ていることが多いワンちゃんの性格としては、マイペースで飼い主を信頼している状態だと言われています。

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寝相③横向き

ワンちゃんは横向きで寝ることがあるとご存じでしょうか。見かけたことがある方もいるかと思います。ワンちゃんが横向きで寝ている場合、リラックスしていると言われています。

一般的に休息する時や体を休める時に、ワンちゃんはこのような横向きで寝るため、愛犬が横向きで寝ている時は、休んでいる状態です。睡眠の妨げにならないよう気を付けてあげましょう。

また、横向きで寝ることが多いワンちゃんは、のんびり屋で飼い主に忠実だと言われています。皆さんの愛犬はいかがでしょうか。

寝相④足をピンと伸ばしている

スーパーマンのように、うつ伏せの状態で足をピンと伸ばした寝相もあります。なかなか見る機会がないので、実際にワンちゃんがこのような状態で寝ていると思わず写真を撮りたくなりますよね。

寝相①でもご紹介した通り、ワンちゃんがうつ伏せの状態で寝ている時は、何かあった時に咄嗟に動くことができるように警戒心を張っています。そのため、浅い眠りであることが多く、熟睡状態ではありません。

しかし、このようにうつ伏せで足が伸びている状態は、すぐに立ち上がることができるような状態ではありますが警戒心はなく、リラックスしていると言えます。このような状態で寝ることが多いワンちゃんは、元気でエネルギッシュな性格の子が多いようです。 

まとめ

寝ている犬
lightupphotos Unsplash

いかがでしたでしたでしょうか。本記事では、ワンちゃんの寝相から分かるその子の性格や心理についてご紹介しました。寝相一つにしても、それぞれの性格や心理が分かるのは面白いですよね。

人間でも、寝相によってその人がどのような性格や心理をしているのか分かると言われているのでそれと同じです。皆さんの愛犬はいかがでしょうか。うつ伏せで寝ることが多いでしょうか。それとも仰向けで無防備に寝ているのでしょうか。今ワンちゃんを飼っている方は、愛犬がどのような寝相で寝ていることが多いのかよく見てみてください。愛犬の性格をイマイチ理解できていない方は、観察することでどのような子か分かるかもしれません。

また、これからワンちゃんを飼う予定の方も、ワンちゃんの寝相からどんな性格をしているのか見てみてください。

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choco

この記事のライター

choco

シェルティとの生活に憧れる社会人です。みなさんの愛犬との暮らしがより豊かになるような情報を発信できたら、と思っています!

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