愛犬の肉球が乾燥してカサカサに!原因や乾燥対策についてご紹介します!

お気に入りに追加

ぷにぷにと柔らかいはずの愛犬の肉球が、いつの間にか乾燥してカサカサになっていたといったことはありませんか?肉球を健康に保つには、必要に応じてケアをすることが大切です。今回は犬の肉球がカサカサになる原因や、乾燥対策などについてご紹介します。

愛犬の肉球が乾燥してカサカサに!原因や乾燥対策についてご紹介します!

目次

  1. 肉球が乾燥したときの症状
  2. 犬の肉球がカサカサになる原因
  3. 肉球の乾燥を防ぐ対策とは
  4. 犬の肉球の状態を確認して定期的にケアを!

肉球が乾燥したときの症状

犬
Alex Beattie

足裏にある肉球は、外部からの刺激を受けやすいため、多少カサカサする程度はよくあることです。しかし乾燥が激しいと、ひび割れを起こしたりします。

肉球のひび割れ

ひび割れを起こすと肉球が地面についたときに痛みを生じるため、足をかばうよにして歩くことがあります。また、ひび割れが気になって、何度も肉球を舐めることも少なくありません。

愛犬にこれらの様子が見られた際は、肉球がひび割れていないか確認するようにしましょう。

犬の肉球がカサカサになる原因

犬 肉球
LUM3N

犬の肉球がカサカサになる原因には、いくつかのことが考えられます。

散歩時の影響

肉球は直接地面に触れる箇所です。そのため長時間アスファルトの上を歩いていると、地面の熱などにより肉球の水分が奪われ、カサカサした状態になることがあります。

季節的な影響

 

空気が乾燥している冬場は人間の肌も乾燥ぎみになりますが、それと同様に犬の肉球も乾燥しやすくなります。

また、暖房器具から離れないような場合も、肉球がカサカサになることがあるので注意が必要です。

拭きすぎや洗いすぎ

散歩から帰ってきたら、肉球を拭いたり足を洗ったりする飼い主さんは多くいます。汚れを落とすことは、雑菌の繁殖予防になり良いことですが、やりすぎは肉球の乾燥を招くので注意が必要です。

濡れたタオルなどでゴシゴシ吹いたり、毎回足を洗ったりすると必要な脂分を奪ってしまうため、肉球がカサカサになることがあります。

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎の症状が肉球に現れた場合、肉球がゴワゴワとして硬くなる苔癬化(たいせんか)と呼ばれる状態になります。それに伴い、肉球が乾燥してカサカサになります。

加齢により代謝機能が低下するため

 

老犬になると徐々に代謝機能が低下していきます。その影響で肉球の水分量が減るため、肉球が乾燥しやすくなります。加齢による影響は避けられないので、老犬期を迎えたらこまめに肉球の状態を確認してあげることが大切です。

肉球の乾燥を防ぐ対策とは

ワセリン
towfiqu999999 Unsplash

肉球の乾燥は、肉球専用の保湿クリームやジェルなどを塗って予防しましょう。ほとんどの肉球専用の保湿剤は、犬が舐めても害のない成分で作られているほか、アルコールや香料、着色料なども使用されていないため安全・安心です。

クリームを使用する頻度

使用する頻度は特に決まっていませんが、長時間散歩をする必要がある犬や老犬などは、毎日もしくは数日に1回塗ってあげるとよいでしょう。

なお、アトピー性皮膚炎による肉球の乾燥の場合は、獣医師の指示にしたがって保湿剤を使用するようにしてください。

ワセリンを使っても大丈夫?

肌が乾燥したときなどに重宝するワセリンは、赤ちゃんから大人まで使用できる保湿剤です。そんなワセリンは犬にも使用することが可能です。ワセリンを肉球に薄く塗ると油膜ができるため、水分の蒸発を防いでくれます。

ワセリンにはいくつか種類がありますが、その中でも不純物の含有量が少ない「白色ワセリン」が向いています。

おすすめの肉球クリーム

Amazonで買えるおすすめの肉球クリームをご紹介します。

プロテクタパッドクリーム

天然素材成分使用で、舐めても安心な瓶型の肉球クリーム。ティーツリー配合で殺菌作用に優れ、使用時には穏やかな香りが漂います。

商品名:ソフィア(SOPHIA)/プロテクタパッドクリーム

Amazonで見る

犬の肉球の状態を確認して定期的にケアを!

犬 肉球
Archibald Marajas Pexels

全体重を支え地面に触れる機会が多い肉球は、気づかないうちにカサカサになっていることがあります。肉球は見えづらい場所にあるのでチェックを忘れがちですが、必要に応じてケアをしてあげてください。

肉球の保湿剤はクリーム状やジェル状、オイル状などさまざまなタイプが揃っています。配合成分や使い勝手の口コミなどをチェックして選ぶとよいでしょう。

nao

この記事のライター

nao

「愛犬の気持ちを理解したい」「寄り添ったコミュニケーションを取りたい」という思いからドッグライターとして犬に関する知識を学び、発信しています。愛犬の笑顔を守るために、そして同じ思いを抱く飼い主さんのために、有益な情報を発信していけたらと思っています。

関連するキーワード

カテゴリー

人気記事ランキング

Petan独自調査

獣医師監修記事

おすすめ記事

人気のキーワード