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犬を室外で飼っている方向け|寒さ対策のポイントとおすすめの防寒アイテム

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犬を室外で飼う場合は、寒さに強い犬種でなければなりません。寒さに強い犬種は「ダブルコート」という二重構造の被毛が特徴です。

しかしながら、寒さに強い犬でももちろん「寒い」と感じることはあります。そのため、防寒アイテムを活用し、寒い冬でも快適に過ごすことができるような環境を作ってあげましょう。

今回は、外で飼っている子でも安全に使用することができる防寒アイテムや寒さ対策のポイントについてご紹介します。

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目次

  1. 日本の冬の体感気温
  2. 寒さ対策のポイント
  3. 安全に使用できるおすすめの防寒アイテム
  4. 室外でも快適に過ごせるよう寒さ対策を万全に

日本の冬の体感気温

犬 室外
Frank Shepherd

日本の冬の気温は、地域によって大きく異なります。

平均すると、12月の昼間の気温は12度、早朝・夕方の気温は5度にまで下がります。1月になると、さらに気温は低下し、昼間で10度、早朝・夕方では2、3度くらいになります。

地域によって異なりますが、東京の冬は雨や雪が少なく、湿度は30%くらいで空気が乾燥しやすいのが特徴です。

寒さに強い犬種

寒さに強い犬種は、寒い国が原産の子たちです。その理由として、ダブルコートと呼ばれる長めのオーバーコートと、密集した短めのアンダーコートという被毛を持つため保温力が高いことが挙げられます。

 

寒さに強い特徴を持つ犬種には、バーニーズマウンテンドッグやアラスカンマラミュート、グレートピレーズなどがいます。また日本犬の場合は、古くから気候に適応してきたことから、冬の寒さには強いため室外でも生活できる犬種であると言えます。

 

しかし、寒さに強い犬種は、必然的に暑さには弱く、夏場は冷房の効いた涼しい環境を用意してあげる必要があります。

犬が耐えられる寒さ

犬は、人間よりも寒さに強い動物です。犬が耐えられる寒さは、犬種や個体の大きさ、体格、年齢などで大きく変わります。また、外飼い・室内飼いといった生活環境によっても、耐寒温度は変わります。

 

小型犬の場合は10度前後を下回ると、中大型犬では5度前後を下回ると、体温を上げるために身体を震わせるといわれています。これは、身体を震えさせることで、熱を発生させ体温を上げようとするためです。

寒さ対策のポイント

犬 外飼い
erikau

寒さ対策としては、運動や小屋の移動、防寒アイテムの活用などがあります。寒い日は、愛犬の様子を見ながら状況に合った寒さ対策をとりましょう。

防寒アイテムを活用する

どんなに寒さに強い犬種でも、寒いと感じることがあります。夜だけでなく、日中でも太陽の出ない日は、なかなか気温が上がりません。

こんな時は、防寒アイテムを活用するとよいでしょう。

日当たりのよい場所に小屋を移動する

気温が下がり始めたら、日当たりのよい場所に小屋を移動させましょう。移動させるときは、小屋の入り口から風が入らないよう向きに気をつけます。

入口にカーテンをつけてあげるのもおすすめです。小屋の中には、保温性のあるブランケットを用意してあげるとよいでしょう。

運動をする

体を動かすことで、筋肉から熱が発せられ体温を上げることができます。

寒い冬は、散歩やアジリティなどのスポーツを楽しみましょう。しかしいきなり激しい運動をするのは、筋肉を傷めてしまう可能性があるため、運動する前には軽く走る、マッサージをするなどの準備体操も忘れずに行うようにしましょう。飼い主も一緒に運動することで、運動不足解消にも効果的です。

安全に使用できるおすすめの防寒アイテム

犬 外飼い
ccbarr

防寒のおすすめアイテムとしては、毛布、洋服、湯たんぽなどがあります。これらのアイテムは、電気を使用しないため外飼いの犬でも安全に使用できます。

毛布

体温を保持するために毛布などを用意してあげると良いでしょう。毛布を選ぶときは、犬の大きさにあったものを選ぶことが大切です。

小屋に毛布を入れっぱなしにしていると、衛生的によくありません。また雨などで湿った毛布では、かえって体が冷えてしまいます。

定期的に干して日光消毒をしましょう。交代で使用できるよう何枚か用意しておくというのもひとつの方法です。

洋服

犬用の洋服には、ダウンジャケットや厚手の洋服など寒さを防ぐためのものがあります。

常に服を着せてしまうと体温調節が苦手になってしまう子もいるため、寒い日だけ防寒着として利用するとよいでしょう。

服を着たままでいると、蒸れてしまい皮膚炎になってしまうことがあります。汚れた服を着たままでいるときも同様に皮膚炎になってしまうことがあります。

適宜、着替えをさせ、清潔に保つことを心がけましょう。

湯たんぽ

寒さを凌ぐグッズで活用しやすいのが湯たんぽです。

電気も使用せず安全性が高いため活用しやすいですが、直接触れると火傷の恐れがあり、長時間同じ場所が触れていると低温やけどになってしまうこともあります。

お湯の温度は人が使用するときよりも低めの温度設定にして、毛布で包むなど注意してください。

また、犬が湯たんぽを噛んでしまう可能性がある場合は、頑丈な材質のものを選ぶようにしましょう。

室外でも快適に過ごせるよう寒さ対策を万全に

犬 外
paulius.malinovskis

基本的に、外飼いできる子は、寒さに強い犬種です。しかし寒さを感じないというわけではありません。

そのため小屋の配置や防寒アイテムなどを利用し、より快適に暮らせるよう工夫をすることが大切です。また運動することで、体温を上げることができます。

寒い季節こそ、愛犬とともに散歩や運動を楽しんでみてはいかがですか?

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nao

この記事のライター

nao

「愛犬の気持ちを理解したい」「寄り添ったコミュニケーションを取りたい」という思いからドッグライターとして犬に関する知識を学び、発信しています。愛犬の笑顔を守るために、そして同じ思いを抱く飼い主さんのために、有益な情報を発信していけたらと思っています。

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