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人気犬種の「ミニチュアシュナウザー」を徹底解説!歴史・性格・寿命や育て方など

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特徴的なカットスタイルが定番化しているミニチュアシュナウザーは、その仙人のようなひげをつけて元気に動く姿が大変可愛らしい小型犬種です。日本での飼育頭数が増え始めてからはまだ歴史が浅いミニチュアシュナウザーですが、ここ数年は毎年人気犬種の上位にランクインされています。ここではミニチュアシュナウザーの歴史・特徴・性格から気になる寿命・かかりやすい病気までを解説します。

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目次

  1. ミニチュアシュナウザー活躍の歴史
  2. ミニチュアシュナウザーの寿命とかかりやすい病気
  3. ミニチュアシュナウザーの育て方
  4. ミニチュアシュナウザーの被毛と身体的特徴
  5. ミニチュアシュナウザーと過ごす幸せな時間

ミニチュアシュナウザー活躍の歴史

ミニチュアシュナウザー
joffathan

シュナウザーはミニチュア・スタンダード・ジャイアントの3種類に分かれており、ミニチュアシュナウザーはスタンダードシュナウザーを小型化した犬として知られています。それではまず、ミニチュアシュナウザーの歴史から見ていきましょう。

ドイツで活躍したのち、アメリカで人気に

ミニチュアシュナウザーの元であるスタンダードシュナウザーはドイツ原産で、14世紀頃には小型の荷車を引いたり家畜の誘導を行ったりするなど、使役犬として活躍をしていました。

 

スタンダードシュナウザーは大変賢く主人の指示には忠実に従うことのできる犬であり、さらに警戒心も強かったことで、第一次世界大戦の時には軍用犬としてもしっかりと仕事をこなしました。この賢さが目に留まり、アメリカに渡ってからは小型化の動きが活発化し、数種類の犬と交配を繰り返しながら、現在のミニチュアシュナウザーの形に落ち着きました。

 

アメリカではハリウッドスターなどがミニチュアシュナウザーを好んで飼育したこともあり、長期間に渡って大変人気の犬種とされていました。

 

日本にミニチュアシュナウザーがやってきたのは戦後であるとされていますが、独特のカットスタイル技術が普及していなかったため、当初はなかなか広まることはありませんでした。

ミニチュアシュナウザーの性格

ミニチュアシュナウザー
~Pawsitive~Candie_N

ミニチュアシュナウザーは飼い主やその家族に対して愛情を持って接してくれるだけでなく、来客にも親しみやすい対応をしてくれますので家庭犬としては理想的だと言えます。

人が好きで誰からも愛される

 ミニチュアシュナウザーは、飼い主やその家族は勿論のこと、人と接することが大好きです。小さなお子さんや他の犬とも比較的すぐに仲良くなれますので、その可愛らしさと親しみやすさから誰からも愛されます。 

勇敢で危険察知能力も高い!

親しみやすさが前面に出ているミニチュアシュナウザーですが、危険察知能力にも優れています。

実は意外と警戒心の強いところがあり、その賢さで警戒をすべき場面では飼い主を守るような勇敢な一面を見せてくれます。

ミニチュアシュナウザーの寿命とかかりやすい病気

ミニチュアシュナウザー
joangonzalez

ミニチュアシュナウザーの平均寿命は、12~15歳程度です。比較的大きな病気はせずに、長生きをしてくれる場合が多いとされています。

心配な病気の一つに、若年の白内障があります。目元に被毛がかかっていることが原因と思われがちですが、そうではなく体質的なものが原因だと考えられます。

それ以外では、泌尿器系の疾患である尿結石や膀胱炎にかかりやすいとされています。この2つはどちらも定期健診にて早期発見をすることができますので、定期的な健康診断で尿検査をしておくのがおすすめです。

ミニチュアシュナウザーの育て方

ミニチュアシュナウザー
No-longer-here

ミニチュアシュナウザーの育て方やしつけの注意点などを紹介します。

環境

飼い主やその家族に対して深い愛情を持って従順に振舞い、常に側にいることを好みますので室内飼いが適しています。

子犬のうちは好奇心旺盛な面が強く出ますので、しつけを行っている最中には室内をイタズラしてしまうことも多くなります。そのため、噛んだりすると危険なものは、片付けておくようにしましょう。

しつけ

ミニチュアシュナウザーは大変賢い犬種ですので、しつけはそれほど難しくはありません。

逆に、学習能力が高いので一度でも間違ったことを教えてしまうと、その通りに行動をするようになってしまうことがあります。しつけを行う際には、家族間でもあらかじめルールを決め、犬が混乱をしないようにしましょう。

運動

ミニチュアシュナウザーは、それほど激しい運動は必要としていません。ただし、好奇心を満たすために毎日30分程度の散歩は欠かさず行うようにしましょう。

運動量の少ないタイプの場合には、食事の量や摂取カロリーを計算して肥満体型にならないように気を配るのがおすすめです。

ケア

ミニチュアシュナウザーの被毛は、抜け毛は少ないのですが絡まりやすい毛質なので、毎日のブラッシングは必ず行うようにしましょう。

独特のスタイルを保つためのトリミングは、ショーに出す場合には毛を抜くストリッピングを行います。ベテランのトリマーであれば痛みは少ないのですが、皮膚には少なからず負担がかかります。

家庭犬であれば通常のトリミングのみで問題ありませんので、見た目重視のストリッピングを行うのはあまりおすすめできません。

ミニチュアシュナウザーの被毛と身体的特徴

ミニチュアシュナウザー
mariann72

次に、ミニチュアシュナウザーの体の大きさや被毛タイプなど身体的特徴を紹介します。

毛色、被毛、抜け毛

ミニチュアシュナウザーの毛色は、ホワイト・ブラック・ブラック&シルバー・ソルト&ペッパーの4色が認定カラーとして登録されています。一番人気の毛色は、白と黒が混ざったようなカラーであるソルト&ペッパーとなっています。

 

被毛は若干絡まりやすいのですが、抜け毛は少ないので室内でも大変飼いやすい犬種です。

体型、体質

ミニチュアシュナウザーは小型犬に属しますが、小型犬のなかでも大きめの部類になりますので、個体によっては中型犬と勘違いされることもあります。

 

<目安>

体高:30~35㎝

体重:6~7㎏

 

体型はスタンダードシュナウザーの体型をそのまま受け継ぎ、小型犬でありながらしっかりとした体格をしています。

現在耳は前方へ垂れていますが、使役犬として活躍していた頃には断耳をされていましたので小さな立ち耳が主流となっていました。

ミニチュアシュナウザーと過ごす幸せな時間

ミニチュアシュナウザー
Dayvison de Oliveira Silva Pexels

ミニチュアシュナウザーは、その独特なカットスタイルは勿論ですが、可愛らしい仕草なども大変魅力的な犬です。

とても賢く飼い主さんに対しては従順に接するだけでなく、その時の空気や周りの状況を見て対応することもできます。

そんな賢く愛嬌のあるミニチュアシュナウザーは、家族の一員として素晴らしいメンバーになってくれることに間違いありません。

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nao

この記事のライター

nao

「愛犬の気持ちを理解したい」「寄り添ったコミュニケーションを取りたい」という思いからドッグライターとして犬に関する知識を学び、発信しています。愛犬の笑顔を守るために、そして同じ思いを抱く飼い主さんのために、有益な情報を発信していけたらと思っています。

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