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ハウンドドッグとは?「獣猟犬」タイプや性格、注意点など

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犬種よりも大きい分類として、家畜の群れを誘導する牧羊犬や、警護の役割をする使役犬など、いくつかの種類に分かれています。その中の1つに「ハウンド」というカテゴリーもあります。 ハウンドとはどのような犬なのか、代表犬種とあわせてご紹介します。また、ハウンドを家に迎える際の注意点も知っておきましょう。

ハウンドドッグとは?「獣猟犬」タイプや性格、注意点など
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目次

  1. ハウンドドッグは獣猟犬の犬種グループを指す
  2. ハウンドドッグには聴覚と視覚の2タイプがある
  3. ハウンドドッグは独立心が強く勇敢な性格
  4. ハウンドドッグの犬種例
  5. ハウンドドッグを迎える際の注意点
  6. ハウンドドッグはその特性をしっかり理解した上で迎えよう

ハウンドドッグは獣猟犬の犬種グループを指す

ダルメシアン
SonjaLindberg

 ハウンドは、獣猟犬として活躍してきた犬種グループを指します。獲物を追跡して捕獲するのが主な役割です。

犬種によって異なりますが、ウサギやキツネなどの小型動物から、シカやイノシシなどの大型動物まで狩猟をします。そのため、俊足で運動能力に優れているのが大きな特徴です。

ハウンドドッグには聴覚と視覚の2タイプがある

 ハウンドはセントハウンド(嗅覚ハウンド)と、サイトハウンド(視覚ハウンド)の2タイプが存在します。

セントハウンド(嗅覚ハウンド)

 セントハウンドとは、優れた嗅覚により地面についた獲物のニオイをたどって、大きな吠え声で獲物を追いつめて捕獲する仕事をしてきた犬です。

基本的に垂れ耳ですが、これは音よりもニオイに集中するため、巣穴に入って狩りをするときに耳の中に土が入らないようにするためと考えられています。また、サイトハウンドに比べ、骨太でがっしりとした体型をしています。

サイトハウンド(視覚ハウンド)

 サイトハウンドとは、優れた視覚で獲物を見つけ、俊足を活かして狩猟を行う犬です。細身の体型で四肢が細長く、時速60km以上のスピードで走ることができるといわれています。また、広い視界を確保するために頭部が細長いのも特徴です。 

ハウンドドッグは独立心が強く勇敢な性格

 ハウンドは、その時々で狩りの状況を判断して行動しなければならないことから、独立心が強い面があります。また、大型動物にも立ち向かっていけるぐらいなので、勇敢な性格といえます。

また、セントハウンドは、地面についたニオイをひたすら追いかけて獲物を捕獲するため、粘り強さがあります。サイトハウンドは、セントハウンドのように吠え声で追い込む狩りではないことから、活発ながらも物静かな性格です。

ハウンドドッグの犬種例

ダルメシアン
balmer Unsplash

 では、どのような犬種がハウンドに属しているのか、サイトハウンドとセントハウンドのそれぞれの代表犬種をご紹介します。 

セントハウンドの代表犬種

 嗅覚タイプのセントハウンドには、以下のような犬種が属しています。

  • ビーグル
  • ダルメシアン
  • アメリカン・フォックスハウンド
  • バセット・ハウンド
  • ブラッドハウンド

 ブラッドハウンドのように調和の取れた体型の犬種だけでなく、バセット・ハウンドのように巣穴に入りやすいよう体高が低い犬種もいます。  

サイトハウンドの代表犬種

 視覚タイプのサイトハウンドには、以下のような犬種が挙げられます。

  • グレーハウンド
  • イタリアングレーハウンド
  • アイリッシュ・ウルフハウンド
  • ディアハウンド
  • ボルゾイ
  • ウィペット
  • サルーキ
  • アザワク

 アフリカのマリ共和国原産のアザワクは、ガゼルやダチョウなどの大型動物の狩猟だけでなく、ジャッカルやハイエナ、ライオンなどまで撃退するサイトハウンドとして知られています。 

ハウンドドッグを迎える際の注意点

ビーグル
rcsalbum Unsplash

 最後に、ハウンド犬種を家に迎える際の注意点をお伝えします。

運動量は多い!散歩や運動を十分にさせられることが必須

 猛スピードで追いかけて獲物を捕獲する獣猟犬なので、とにかく多くの運動量が必要です。毎日2時間程度の散歩は欠かせないほか、ドッグランなどで思いっきり走らせる機会を設ける必要もあります。

十分に散歩や運動をさせられるかをよく考えてから迎え入れるようにしましょう。

犬が自己判断で行動しないよう、しつけは根気よくしっかりと

 ハウンドは独立心が強いことから、しつけが入りにくいことも少なくありません。しつけが中途半端だと自分で判断して行動してしまう可能性があります。

特にハウンドの場合は、散歩中に猫などの小動物を見ると狩猟本能にスイッチが入り、追跡衝動に駆り立てられることがあるので、勝手に行動しないよう根気よくしつけをしていく必要があります。

ハウンドドッグはその特性をしっかり理解した上で迎えよう

ボルゾイ
6591713

 ハウンドに属する犬種はしつけに時間がかかることがありますが、根気よくトレーニングを行っていきましょう。粘り強さはあるので、しっかりと覚えていけるはずです。

また、散歩も毎日欠かさずにしてあげるようにしましょう。とてもエネルギッシュなので、たくさん運動をさせてあげるとストレス解消になります。ハウンドの特質を理解した上で、家族として迎え入れるようにしましょう。

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komugi

この記事のライター

komugi

都内で愛犬のビーグルと暮らしています。コロナ期間中に肥満体型になってしまった愛犬のために食事や運動について勉強をはじめました。面白い発見や愛犬家の皆様に役立つ情報があればどんどん発信していきます!

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