【北海道】犬をお迎えしたいと考えているなら里親制度を検討してみて|里親募集をしている施設を紹介

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飼育困難や、やむを得ない理由により飼い主から手放された犬や、無責任な飼い主の飼育放棄により行政機関に持ち込まれた犬など、行き場を失い新しい家族を待っている犬たちはたくさんいます。そんな犬たちの里親になり、家族として迎え入れてあげませんか?今回は、北海道で里親を募集している施設をご紹介します。

【北海道】犬をお迎えしたいと考えているなら里親制度を検討してみて|里親募集をしている施設を紹介

目次

  1. 里親を募集している施設|動物愛護センター
  2. 里親を募集している施設|NPO法人の動物保護団体
  3. 里親募集サイトもチェックしてみよう
  4. 里親として保護犬を迎え小さな命を救おう

里親を募集している施設|動物愛護センター

犬 檻
abbynormy

動物愛護センターは、主に犬や猫などの小動物を一定期間、保護する自治体の施設です。保護された犬・猫の里親を探す以外に、責任を持って適正に飼育するための指導や啓蒙活動、動物福祉の教育なども行っています。

譲渡までの流れ

動物愛護センターにおいての譲渡までの流れは、まず動物愛護センターのホームページに記載されている、里親募集中の犬の情報を確認して見学する日程を決めることから始まります。

そして、見学をして希望する犬がいたら、適正に終生飼養ができる飼い主かどうかの審査に入ります。審査基準を満たせず飼育困難と判断された場合は、残念ながら里親にはなれません。審査基準もホームページに記載されているので、事前に確認して基準を満たしておくようにしましょう。

審査に通ったら適正飼養の講習を受け、誓約書に同意・捺印して正式譲渡になります。

札幌市動物管理センター福移支所

・住所:札幌市北区篠路町福移156番地

・電話番号:011-791-1811

・受付時間:平日8:45~17:15

・見学・譲渡受付時間:平日10:00~16:30

・休日:土日・祝日、12/29~1/3

詳しくはこちら

あにまある旭川市動物愛護センター

・住所:北海道旭川市7条通10丁目

・電話番号:0166-25-5271

・受付時間:平日8:45~17:15

・見学受付時間:平日10:00~12:00、13:00~15:00

・休日:土日・祝日、年末年始

詳しくはこちら

里親を募集している施設|NPO法人の動物保護団体

保護犬
Steve @ the alligator farm

NPO法人の動物保護団体なども、犬の里親募集をしています。

認定NPO法人 HOKKAIDOしっぽの会

HOKKAIDOしっぽの会は、保健所などの行政機関から犬・猫を引き出して保護し、里親を探して譲渡を行っている認定NPO法人です。犬・猫の保護活動のほか、動物の尊い命が人間の身勝手な理由によって犠牲になることがないよう、啓蒙活動も行っています。

里親になるには動物愛護センターの場合と同様で、まず施設に見学に行き、決められた譲渡基準を満たす必要があります。

なお、子犬の譲渡に関しては、55歳までの人を対象としています。子犬の平均寿命は15年程度、場合によってはもっと長生きすることも珍しくないため、終生飼養ができない可能性を考えての仕組みです。60歳以上の人や1人暮らしの場合は、後継人の同意を得る必要があります。

・住所:北海道夕張郡長沼町西1北15

・電話番号:0123-89-2310

・見学受付時間:10:00~12:00、13:00~16:00(年末年始は除く)

詳しくはこちら

里親募集サイトもチェックしてみよう

パソコン検索
Skylar Kang Pexels

犬や猫をはじめとしたペットの里親募集サイトを利用して、保護犬を迎える方法もあります。代表的な里親募集サイトとしては、株式会社シロップが運営する「OMUSUBI」などがあります。OMUSUBIは、所定の審査に通過した動物保護団体しか里親募集ができないので、信頼性が高いと言えるでしょう。

絞り込み検索機能があり、募集地域を指定して探せるので「犬」「北海道」と指定すれば里親募集中の犬が表示されます。

里親になるまでの流れ

里親になるまでの流れは、まず会員登録(無料)をしてプロフィールを入力します。プロフィールは対象となる保護団体に提示されるので、正確な情報を記入しましょう。

気に入ったコを見つけ審査に通ったら、実際に会って確認できます。その後トライアルをして飼い主との相性などを確かめ、問題がなければ晴れて里親になれます。

詳しくはこちら

里親として保護犬を迎え小さな命を救おう

保護犬
doanme

人間のさまざまな都合によりひとりぼっちになり、新しい家族を待っている子がいます。里親になるということは、小さな命をつなぐことでもあります。犬を迎えることを考えている方は、ぜひ里親制度を検討してみてください。

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nao

この記事のライター

nao

「愛犬の気持ちを理解したい」「寄り添ったコミュニケーションを取りたい」という思いからドッグライターとして犬に関する知識を学び、発信しています。愛犬の笑顔を守るために、そして同じ思いを抱く飼い主さんのために、有益な情報を発信していけたらと思っています。

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